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#雑感
オリエンタリズムは関係ない
こないだ、とある人から、その人の子ども時代について話を聴く時間があって。
それは、幼少期からとても過酷な状況を生き抜いてきたといった内容で、あえて具体的には書かないけれども、思春期のころには身体にも異常が現れ、その後もう10年以上もその身体と付き合っていることになるという話。
今その人は具合が低調で病院にもかかっていて、そのことで<現在>の状況についてはここのところ何度か話をする時間をとってい
「神の子」から人間になった鬼束ちひろ
先日の兄との対話の記事でも少し触れたのだけど、好きな音楽は何かと問われれば日本のHIPHOPで。
とはいってもまったく詳しいわけでもなくて、ゼロ年代前半ごろに聴いていた日本語ラップを延々と聴き続けているようなところがあって、MURO、TWIGY、BuddhaBrand、NITRO MICROPHONE UNDERGROUND、RHYMESTER、といった面々がプレイリストで無限のごとくリピートさ
映画『きょうのできごと a day on the planet』のこと
今日は映画の話。
友人に勧められてDVDで。
映画、久々。実は映画を観るの自体が久々で、前回がいつの何だっかもよく思い出せないレベルなのだけど。
そのくせ映画の批評は割と読んでいて、RealSound映画部の「宮台真司の月刊映画時評」とか、ゲンロンβでの渡邉大輔氏の「ポスト・シネマ・クリティーク」とか、津田大介氏のメルマガ「メディアの現場」に連載あった「中原昌也×岸川真「最後にはだれかをブチ
兄との対話-他者としての作品
昨日、実家の兄とのメッセージのやりとりで思いがけず考えごとが発生してしまったので、備忘録的に残しておくことにしました。
兄、その人物と、関係性1つ歳上の兄は、数年前から実家の家業を手伝っていて。
20代の前半まで博多でレゲエをやっていた彼。いわゆる「夏だレゲエだ!」という類のものよりは、クラシックなスタイル(←この表現が適切かどうかはまったくわからない)の芸風だったようなのだけど、中学高校時代か