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気づけない幸せ。

■訪日ベトナム人旅行消費額。
・最近のニュース(2024年4月1日付)、「2023年訪日ベトナム人旅行消費額1213億円(前年比+38.5%増)、訪日外国人全体の2.3%」。
・本報道は日本の観光庁『訪日外国人消費動向調査/2023年暦年調査結果』が発表したデータが基になる。
・訪日ベトナム人1人当たり旅行支出は「26.3万円(2019年比+19.4%増)」と試算され国籍/地域別トップだ。ちなみにベトナム人消費額1213億円の内訳は費目別で「買物代390億円、宿泊費366億円、飲食費277億円、交通費129億円、娯楽等サービス費51億円」と示される。

■訪日外国人旅行消費額。
・「2023年訪日外国人全体の旅行消費総額は2019年比+10.2%増の5兆3065億円、訪日外国人1人当たりの旅行支出は同+34.2%増の21万2764円」。
・ちなみに国別消費額は「台湾(7835億円)、中国(7604億円)、韓国(7392億円)、米国(6070億円)、香港(4800億円)、オーストラリア(2088億円)、タイ(1925億円)、シンガポール(1714億円)に次いでベトナム(1213億円)9位」となった。
・余談、私が日本一時帰国する際は約5日程東京に滞在するが宿泊、食費、国内移動、買物等全て含めて上述数字の半分にも届かない。しかし日本以外の国/特にベトナムから近い国へ旅行をする際、上述の数値を超えないまでも東京滞在以上の金額を費やしている。

■お金で得られない事。
・外国人が日本へ旅行すれば、日本人以上にあれもこれも欲しい食べたい、あっちこっちに行きたいだろうから費用を要するのは必然だ。同様に私が日本以外の国へ行けば、「あんな経験もしてみたい、これも欲しい、あれも食べたい」と訪日外国人のように忘れられない経験や想い出に残る何かに時間に投資するだろう。
・毎月2万円貯金で年間24万円貯まり、それを年に一度、訪日外国人と同じような旅や経験を得る為に使う事を高いと思うか安いと考えるかは人それぞれだろう。
・また幸せの感じ方も人それぞれだ。私の場合、太陽に焼かれるだけで幸せを感じ、言葉が通じなくても現地の子どもとの触れ合いに自然と笑顔になり、現地人と考え方の違いでぶつかりお互い理解を深められれば「またひとつ私はパワーアップした」と喜ぶ。暮らしの中である程度のお金は必要なのだが、お金を出さなくても私がまだまだ気づけていない幸せはきっと沢山あるのだろう。

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