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得手に帆を揚げる〜弱み克服と強み強化あなたはどっち?〜

本日は私の中の永遠のテーマの1つと考えていた、

「弱みの克服」と「強みの強化」

についてです。

昨年末にようやく私の中で決着がつきました。笑

私は「強みの強化」派に辿り着きました。

まず、考えるきっかけとなった出来事をお話し
したいと思います。
きっかけは以下の4つです。

・体調の変化
・ストレングスファインダー
・上司との1on1ミーティング
・占い師の一言

でした。

1つ目の体調の変化です。
何度か記事で私の性格には触れていますが、
とにかく「不安」を感じやすい性格であり、
かつ「完璧主義」なタチです。

そのため、将来に向けて自分の弱みとなる部分は
徹底的に排除し、出来ないことは出来るように
なるまで、達成するまで過度に圧をかけた努力
を行ってました。

とにかく「弱点克服」「弱点補強」こそが
最上主義でした。

しかし、弱みをしらみ潰しにする生活をずっと
続けていたところ、ある日心も体もぶっ潰れて
しまいました。笑

人間集中して努力をしていると、体の悲鳴に
耳を傾けることができず無理が続きます。

体を壊して初めて気付くんですよね。
そうなると、もう弱みを潰すどころではなく
なります。健康であって初めて人生を前に
進めていけるんです。

そのため、まず自分を追い込むような弱み潰し
の努力は断ちました。


続いてのきっかけはストレングスファインダー
です。過去記事でもご紹介しました。

ストレングスファインダーで自己分析を
久しぶりにした際に、自身の強みと弱みが
はっきりとわかりました。

しかし、その時はまだ「弱み克服」な思考は
残っていましたので、強み強化に傾注するより、
強みは分かったから弱みを潰そうという思考に
また走っていました。

続いて上司との1on1ミーティングです。
ストレングスファインダーの結果をもとに、
上司にも弱み克服について相談しました。

上司もこの永遠のテーマを何度も自問したことが
あるそうで、上司は「強みの強化」に行き着いた
と言うことでした。

話していく中で、○○くんは弱みを克服して
オールラウンダーになりたいの?と言われて
思ったことがありました。

自分は弱みを潰して、できるだけ物知りで、
何でも器用にこなして、能力を平準化して、
人に認められる範囲を増やしたかっただけ
なんだと。

そうなれば、何か一つ光り輝く自分の強みを
磨きに磨き上げていくことも大事な力で、
それもまた素敵なことだと気付きました。

また、弱みを克服してもそれが強みに転じる
可能性は低いでしょう。
それならば、さらに強みを強化していく方が
良いという場合もあるのではと。

自分の弱みがあるのはダメという凝り固まった
考えが崩れた瞬間でした。

最後に、占い師からのお言葉です。

普段は占いといった分野のことはあまり信用
できないタイプの人間ですが、行き詰まって
いた私は藁をも掴む思いで占いを受けたことが
ありました。

占い師から言われた言葉は下記のことです。

・元々備わっている才能を活かしなさい
・そもそも自分の才能を理解しようとしていない
・自分をもっと知り認めなさい
・しないといけないこととしたいことを分けなさい

このようなことを言われました。
私は自分自身の強みや才能といった長所に
目を向けず、ひたすら弱みや出来ないことに
目を向けて、それを克服したり、達成すること
に力を入れてきた人生でした。
したいことよりもしないといけないこと(弱みの
改善)ばかりに目が行ってました。

そのため、もっと自分の才能や強みを理解して、
信じて、それを強化する。
さらにいえば、まだ見えていない才能を開花
させる。
弱みや出来ないことがあるのは認める。
そして自分のやりたいことをする。


こういったことが大切だと気付かされました。



弱みを克服することはどうしてもネガティブな
スタートとなります。
一方で、強みの強化はポジティブなスタートで、
多くの場合、行き着く先は更なるポジティブな
事実でしょう。

かといって弱みを一切放置することもできません。
そのため、弱みは弱みとしてしっかり受け止め、
バランスの取れるくらいまでは努力しつつ、強み
を強化する方に重心を置きたいと思いました。


また、自分の周りには自分にはない才能を持つ
方がたくさんいらっしゃいます。
自分の弱みや、自分が出来ないことは人の力を
借りる、頼る、任せる、アウトソーシングする。
全部が全部自分が出来ないといけないわけでは
ないというスタンスも大事だと思いました。

せっかく自分は「人とのご縁」を大切に生きて
きたので、そのご縁を存分に使わせていただく
「感謝のチャンス」であり、また自分もその人
のためになる「何かをできるチャンス」だとも
思えました。

ご縁や助け合いについての私の考え方は過去
記事でもまとめていますご参考まで。


結論、今回私は「強みの強化」の方に重心を置く
考え方となりましたが、どちらが良いかという
話ではありません。

しかし、どちらかに固執することは避けた方が
良いと経験上思いました。
固執すると全体が見えなくなります。今の自分に
とってどちらの選択が良いのかを、その時々で
選択を繰り返していけば良いと思います。

今は「弱みを克服」する期間だ。
今は「強みを強化」する期間だ。
こんなことの繰り返しでいいのではないで
しょうか。

1つだけ気をつけるのは無理をしないこと
でしょうかね。

私は今「強みを強化」する期間として奔走して
おります。

また、自分の強みなのに気づけていない強みを
探す道中でもあります。

新たな強みが見つかった場合は、めちゃくちゃ
強化しまくりたいと思います。笑


最後にこの言葉で終わります。

『得手に帆を揚げる』


自分の得意な分野で、力を発揮できるチャンス
が到来した時に張り切ることを指します。

弱みを克服して自分の能力を平準化すること
よりも、強みを強化して力を発揮できる
『得手に帆を揚げまくれる』人生にしていき
たいと思います。

それでは。

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