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守備範囲を決めすぎないこと〜柔軟に仕事をするコツとは〜

先日、久しぶりに前部署の上司と連絡を取る
機会がありました。

当時、楽しく働けたのはこの上司のおかげ
なので、いつまでも私の中の大好きな上司
です。


私が転勤の時にいただいた言葉を読み返して
みました。

いただいた言葉は下記のとおり。

どのような職場であっても何事があっても、 
決して他責にすること無く、
『自分には何が出来るか』という視点をもって
がんばってください。必ず誰かが見ています。

①仕事を通じて成長することを楽しむこと
②周りへの感謝、 謙虚な気持ちを忘れないこと
③ゼロを1にする、 人を育てる経験を積むこと
④自分が主導権を持った案件作りを意識すること
⑤会社力、組織力を強めるために尽力すること
⑥守備範囲を決めすぎないこと
⑦目先の評価を気にしないこと
⑧高い目線を持ち、 イライラしないこと
⑨メールは短く! 大事なことは会って話すこと

一言でいうと、 前向きでおおらかな、
大きな人物を目指してくださいということです。 

定期的に振り返ってみているのですが、
その中でも1番刺さっている言葉は、

『守備範囲を決めすぎないこと』

という言葉です。

上記の言葉は、上司が2年間私の仕事ぶりを
見て送ってくれた言葉です。


私は昔から自分の「守備範囲」を結構絞る
タイプなので、これを言われた時はさすが
よく見ていらっしゃると驚きました笑

情にアツいタイプですが、意外と仕事となると
はっきりしていて、効率重視なので守備範囲を
決めがちなんです。

ここでいう守備範囲とは、

・どこまで自分の仕事とするか
・どこから先が他人の仕事か
・どこまで力を入れてやるか
・どこから先は手をつけないか

など、自分がやるべきことや、取り組むこと
による損益などの「境界線」を指します。

組織においては「役割」がありますし、
「業務分担」も基本中の基本です。

そのため、ある程度この守備範囲を決めること
は生産性を高める必要なことだと思います。

しかし、守備範囲を決めすぎるというのは
どうかということです。


私がこの守備範囲をはっきりしてしまいがち
なのはなぜかというと、

効率重視なので、無駄を省きたいというのも
ありますが、

「人に認められたい」という自分の心の奥に
ある気持ちが働いているからだとも思います。

そのため、ここまでしたら認められる、
ここから先はしても認められないといった
自分が認められるであろう境界線を自分で
予想して決めつけて行動しているからだと
思いました。

この守備範囲を絞った行動は、時に人に冷徹で
あったり、他責になってしまったりすることも
あります。

また、視野が狭くなってしまったり、
チャレンジが減ることにもつながります。


そのため、組織で働く上ではこの守備範囲を
決めつけすぎないということが大切だと改めて
感じています。


サッカーのポジションで例えると、

守りに徹するディフェンダーと、
攻めに徹するフォワードがいます。

その間でミッドフィルダーというどちらも
こなすポジションがありますよね。

サッカーは詳しくないのでその認識ですが、
あってますか?笑

そのミッドフィルダーでも守り寄りですが
攻めにも転じられる「ボランチ」という
ポジションがありますよね。

私が目指したいのはこのボランチなんです。笑

基本的には自分の守備範囲でやるべきことを
やりますが、
好奇を逃さずチャレンジするためであったり、
組織のために貢献するためにも、
少し前に出て攻めにも転じるということです。


何もオールラウンダーになったほうがいい
というわけではありません。

自分は守備範囲を決めることは悪いと思って
いませんが、守備範囲を決めすぎることなく、
もう少し柔軟に動いたほうがいいということ
です。


守備範囲を決めすぎず、時には自分の守備範囲
と感じているより先の部分にも手をつけると、
より発見や成長があるのではないでしょうか。

そういったことをアドバイスとして上司は
言ってくださったのかなと解釈してます。

ぜひ守備範囲ガチガチの人は、もう少し
柔軟な守備にしてみてはどうでしょう。

私も引き続き頑張ります。

それでは。

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