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(ライフ)ワーママのネイルの秘密。公開します。

おはようございます!

見目麗しいMEGUMIさんの本があちこちの本屋でディスプレイされていたり、美容関連は相変わらず本が売れていますね。田中みな実さんやら美魔女っぽい方々やら、年齢不詳かつ肌が文字通り「GLOWING」にピッカピカな方々ばかりです。

何を隠そう、私も他の女子と同じく、こっそり趣味の本屋巡り中に大量に立ち読みしています。(買わずにすみません)

https://amzn.asia/d/iGMdHsL

家でよもぎ蒸し週3回できる余裕が「美しさ」なのだ、と、読んだ後、何か珍しい生き物展覧会を見たような、荘厳な気持ちになりました。

(注:よもぎ蒸しとは韓国の美容法・健康法で、「デリケートゾーン」を直によもぎを蒸した蒸気であっためるというなんともアメージングな健康法です)

多分私はいくら暇でもよもぎ蒸しは週3回しないだろうな・・・と片隅で思いながらも、化粧すらまともにしていないワーママが言うことでもないけど、と思い返し、いつかFIREしたらこんなこともやってみたいなあ・・(まあでも、正直、やらないかな・・・)と、思いました。

と、いうことで、この「努力」の姿勢、自分の美を保つことで自信をつけていること、が今の女子の憧れの像、ということですね。

自分で自分の外見やメンタルをしっかりコントロールできている感、とにかく美のために、自分のメンタルのために頑張っている感が支持されているのだと思います。

今日は、MEGUMIさんとはほぼ正反対の世界にいる、ふつうのワーママが、2年ほど続けている「秘伝」について書きたいと思います。


ワーママの「秘伝」、それは「ネイル」です。



2年くらい前からジェルネイルをすることで「とんでもない効果」がありました

ジェルネイルは基本は家でできず、ネイルサロンにいって、ネイリストさんにお願いして、1万円だか2万円だかをお支払いする必要があります。ベージュやピンクのワンカラーだったり、ストーンがついていたり、デザインだったりいろいろとあり、月1回ジェルを外して付け替える2時間ほどの手間とお金がかかりますが、

前提として、社畜のせめてもの「反抗」であり「フリーダム」の象徴が、ネイルです。

私は、子どもがある程度お留守番できたり、習い事に自分で行けるようになってから開始しました。

営業職だとあまりネイルを歓迎されませんが、最近は営業職の女性が美しいネイルをしているのも見かけます。

なーんだ、社会人でもネイルをしても問題ないんじゃないか、というのを学んだのは社会人10年目くらい(遅い)

それまでは、爪のケアは爪切りでぱちぱちと、切る程度でした。

私にとって、ワーママのネイルは、自由に対する戦い。

会社という「支配からの卒業」の象徴です。(もちろん、まだ卒業できてないですが)

最初は薄いベージュカラーでこっそり職場でジャブを打ち、だれも何も言わない(特に気づかない)ので、だんだんと青や赤など派手カラー、キラキラストーンをたまにつける、になっていきました。

自分がネイルをするようになり、よく職場の女性を見てみると、そこそこ派手なネイルをしている「仲間」もちらほら存在するようです。

季節や気分によって波はあるものの、普段は地味目なネイルにワンポイントとしてストーンなどを入れ、傾向としては、仕事に不満があるとき、煮詰まっているときほど、派手な色やデザインのネイルをする感じです。

なぜならば、社畜であり、社会でもブラックな階層にいるワーママはそんな小さいところでしか不満を発散できないからです。

男性だったら、派手な靴下とか、靴とか、いい時計とかでの「少しでもの反抗」になるのかもしれません。

女子高校生が校則スレスレかちょっと反則なスカート丈で反抗心を表明するように、ワーママにとっては行儀よくルール違反をしない程度の反抗のしるしが「ネイル」です

この10本の指先の存在によって、社畜でありながらも正気を失わず、背筋を伸ばして生きられているのです。

おまじないの効果


しかも、これについては自分でも「おまじない」という以外に、うまく解説できませんが、なぜかネイルをするといいことが起きるのです。

たまに血迷ってチェーンの占い店にも行って、そこその金額をぼったくられたり、自己啓発本を大量に衝動買いしてしまうような、大変気の弱いワーママですが、占いより何より、「ネイル」こそ、現代において女性に最も効果がある、「秘伝」というか、コツだと思っています。

こんなに全国津々浦々にネイルサロンがある理由を、みなさまご存知でしたか?

おそらく9割は「おしゃれのため」かもしれませんが、私にとってネイルはそれ以上の死活問題的な意味合いがあり、実は「隠れ開運目的」で通っている人も多数いるのではないかと思っています。

ワーママというブラック産業にいながら、忙しいのに、ネイル?というのは違和感があるかもしれませんが、

「急がば回れ」であり、「2時間とお金をかける価値がありすぎる投資」として私はネイルにベットしています。

ネイルにかける月1回2時間が、自己肯定感そして運気をいかに上げたか、という体験談もしたいと思います。

私はそこまでスピ系ではないのですが、おそらく、自己肯定感や普段の気分がネイルによって爆上がりすることで、運も良くなる、そしてそれを信じる自分の人生も実際によくなってくる、というおまじないの話です。


ネイルは人の為ならず!

多分、街で私を見かけたら、目に入らないか、目立たないか、いずれにせよ、皆さんは気づかないと思います。

なんせご承知おきの通り、普段から朝の準備は5分、化粧もろくにしておりませんので。

ということで、結論なのですが、私にとってネイルはオシャレや、人のためにするものではありません

ネイルは、あくまで「自分のためだけにするおまじない」です。

むしろネイルを「かわいー!」などと、むやみやたらに人に褒められると「あなたのためにしているわけじゃない」と逆に内心で怒りが湧いてきます。

「えっ♡ありがとう、キャピ♪」

とか、素直に喜べない、大変、心の狭いワーママです。

私がネイルをするのは、「自分の指先が、常に綺麗に整っていることで、いつも気分が良くいられるから」という目的、かつ社畜であることへの反抗心の現れなのであって、私のメンタルの死活問題について外野がコメントするべきではない。

ネイリストさんも「ネイルは、絶対に人ではなくて自分のためですからね」と同意してくれます。

季節に合わせて色やデザインを変えることで、普段は髪振り乱して家事をしていても「私はネイルだけは完璧」と思うことで自分を大事にできている実感を得られます。

「今日も髪を振り乱して自分の時間がゼロだったな・・・(でもネイルだけは綺麗)
「今日も仕事でろくなことがなかったな・・・(でもネイルは最高)
「今日も眠れず肌が荒れてるな・・・(でもネイル可愛い)

などという感じで、「爪の補強」はワーママにとっての「人生の補強」になり、「爪の彩り」は「人生の彩り」に直結しています


何しろ指は常に目に入りますし、パソコンをしている間、唯一、一人の時間になれる会社のトイレなどで、綺麗な指先を眺めて「愛でる」ことができます。

だれもワーママを気遣ってくれなくても、ネイルは可愛く寄り添って、いつでもどこでも目を楽しませてくれるのです。それに、服を脱いでも爪はついてる。

爪という存在、涙が出そうにありがたいですね。

また、爪を愛ではじめると、爪にオイルを塗ってみたり、自分を大事にできるようにもなります。


機能性も素晴らしい、ジェルネイル


最近のネイルはジェルでハードに固めるため、爪が薄い人や形や血色がいまいちであっても、ネイリストさんがうまーく加工して丈夫で素敵な爪にしてくれます。私のネイリストさんは、家事をガシガシするワーママ用に特殊に厚めに加工する術を持っており、2年間で一度も欠けたことがありません。

上手な事情のわかるネイリストさんにお願いすれば、食器をガシガシ洗っても、ロッククライミングしても、モンスター類と素手で戦闘しても、おそらく折れません。

強化されたネイルは機能性も非常に高く、「強くなった気分」にさせてくれるのです。

また、家事をしていても欠けたりはがれたりしない、というのは「自己肯定感アップ(強くなった気分)」だけではなく、前述の自己肯定感UP効果により、本当に「私っていい女♪」というような、すさまじい勘違いすら起こるくらいの上機嫌になります。

ささくれができていたら、一生懸命ハンドクリームを塗って潤そうとか、乾燥していたらケアしようとか、自分の体の一部をしっかりいたわることによって、自分を大事にする意識が生まれます。

髪と爪と肌だけは潤っていると、年を感じさせない(※私がいろんな美容本を読んだ要約)という意味では、3つのうちどれかをおさえるなら「ネイル」だと思います。


ネイルで運気は実際に上がった例


普段通っている近くのネイルサロンには、「最近、なんだか運気悪いです」という謎の理由で最初に門をたたいたのですが、初回ネイル施術から3か月後、なぜか会社で昇進・給料がアップしました。

きれいなネイルを施して、毎日気分よく過ごしていると、人とのコミュニケーションも円滑に進むようになります。

普段の生活も上機嫌になります。

また、その後、ずっと切りたかった嫌いなマウントママ友との縁もすっぱりと切ることができました。

1年くらいネイルを継続したところで、「売りたい不動産が売れないんだよね」とネイリストさんに愚痴ったところ、「では、開運ネイル!ですね」と真っ赤で中国の旧正月(中国では金や赤は金運アップ色で人気です)なデザインにしていただいたら、

なんとその週の後半に実際に不動産が売れたりしました

これにはさすがにびっくりしました。

どれも、時期が重なっただけの偶然かもしれませんが、

・私は自分を大事にしている
・常に目に入る指先がきれいで、いつも気分が良い
・会社にもささやかながら反抗しておりプライドが保てる
・私は強い爪を持っている=自分は強い
・強い私は〇〇ができる!
・気分が良く上機嫌だと、いいことが引き寄せられる

といった流れで、良い運気を引き寄せてるのか、ネイルをすると何やら波動やら運気やらがとてつもなく良くなるフローに入れるのだと思っています。

誰でも、ネイルやヘアカット、エステのあとは、なんだか気分がスッキリして、わくわくしますよね。

それがヘアカットは2日で終わるのに、ネイルは1か月間、1年間ずっと継続するのです。

その結果、自分の自己肯定感も上がり、自分がご機嫌に過ごしていると、ゴキゲンなものや良いものがまわりに集まり、物事がうまく進みだすのです。

ジェルネイルを開発し、かつ流通させてくれている素晴らしいネイリストさんに敬意を表します!


貧乏だったからできなかったネイル=「余裕の象徴」


私の場合は、学生時代からMEGUMIに憧れる女子のように、「ネイルサロン行きたい」とか「エステに行きたい」という気持ちが強くありました。

一方で、貧乏学生生活だったので、ネイルをしている大学生女子友達や、おしゃれな新卒社会人に憧れる感覚がありました。

どうやってそのお金を捻出しているんだろう?

わたしだったら本を買ったり旅行をしてしまうのに、どうしてそんな余裕があるんだろう?

と、「ネイル=人生の余裕」という解釈が染みついてしまっており、

安く仕上げるためにセルフネイル(マニュキュアぬるだけ)も不器用で上手にできず、これも手間になることから、私にとっては「手の届かない上質世界」の象徴がネイルでした。

今思えば、バイト代や仕送りをすべて、旅行や読書につぎ込んでいた自分の優先順位の問題なのだろうなと思いますが、一旦学んだ「方程式(ネイルは余裕の象徴)」というのはなかなか消えず、逆に自分がネイルをお金を払って時間を使って外注できる、というのは最高の贅沢として楽しめる対象となっているなのだと思います。

貧乏な時代の、刷り込みのせいですね。

学生時代はZ席でしか見られなかったライブを、社会人になったあとにS席で見ているとき、子どものとき買えなかったお菓子や漫画を「大人買い」しているときの、あの「達成感」と同じですね。


結論ーワーママにはネイル+カウンセリング


ということで、機能的かつ、自己肯定感を上げ、運気も挙げてくれるジェルネイルは、1か月に2時間というそれなりの時間がかかっても「必須アイテム」だと思っています。

節約しろと言われたら、おそらく芸術鑑賞<飲み会<本<ネイルくらいの最上位の優先順位で、だれが何と言っても、絶対に削りません。(たぶん本もよっぽどのことがないと、削らない)

私はランチ代を毎日節約し、ネイル代を捻出しているのですが、「必ずやらねば!」と思うと辛くなるため、基本は手のネイルのみ、長くなってきたらサロンに行く、フットは夏だけ限定、と、いろいろと続けられるようにカスタムしています。

あとは、気の合うネイリストさんを見つけると、「ネイル」だけではなく施術中に会話することで「カウンセリング代」も含まれてしまいます。これが私の中で「ネイルだけじゃなくてカウンセリング込みでこの値段はお買い得だわ」ということで、かなりお得感を強めています。

プライベートサロンではないと難しいと思うのですが、ネイル中よくネイリストさんと深い話しをします。家族や仕事、不眠の悩みだったり、相談だったり。

メンタルを病んでいるときに、「専門的なカウンセリング」を2-3回受けたことがあるのですが、今お願いしているネイリストさんの方がよっぽど「聞き上手」かつ「的確なアドバイスをくれる」ということを実感しました。

いいネイリストさんに出会えば、月1、カウンセリングを受けながらメンタル強化もし、自分の指先も実際に強化されて美しくなる。気分もすっきり、ごきげんで過ごすことができる。

正直、よもぎ蒸しの100倍くらいの効果があると思っています。(もちろんMEGUMIさんはネイルもされているとは思いますが)

ということで、私が思う「ワーママの秘伝」はネイルです、という話でした。開運、何かを変えたい方は、ぜひお試しください。きっとポジティブな効果があると思いますし、投資の価値はあると思います。


少しでも参考になれば幸いです。


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