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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
2023年3月31日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモIII 仕組みの改革二 官僚機構を構築している四つのファクター(1)行政裁量権とデータの独占による「実質的な政策決定権」補助金や許認可権→官僚のパワーの最大の根拠の一つ→国会で法律をつくっても、現場の担当行政官がハンコを押さない限りは何も実現しない日本の行政裁量の範囲は、効率化の範囲を超えている現場の担当者に大きな裁量の範囲があると、政策は利
2023年3月30日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモIII 仕組みの改革二 官僚機構を構築している四つのファクター大前提:官僚はベストアンドブライテスト→こういう人たちが作り上げて守ろうとしているのが、官僚機構頭脳明晰努力する能力に長けるコミュニケーション力や人間関係構築力も高い(多くの人は)人格も優れている日本の官僚機構を構築している四つのファクター行政裁量権とデータの独占による
2023年3月29日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモIII 仕組みの改革一 行政主導政治の仕組み(2)三権分立の頂点に立った官僚日本の官僚と官僚機構が凄いところ国の政治機構の中で頂点の位置を占めることに成功したことフェイルセーフの仕掛けを十重二十重に張り巡らせたシステムを築き上げていること大臣よりも、国会よりも、司法よりも上位に官僚機構を位置づけることに、官僚は成功した官僚による立法権の乗
2023年3月28日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモIII 仕組みの改革一 行政主導政治への仕組み(1)官僚の二つの本能 ― 「変化の排除」と「自己増殖の追求」官僚制度はよくできている→大いに官僚的だからこそ変えなければならない二つの本能に基づいて常に変化を排除ながら増殖している歴代の行革は官僚によって骨抜きにされた例:日本郵政→郵政民営化も、たった2年後には、官僚OBが着任した平成の
2023年3月27日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモIII 仕組みの改革どのようなしくみに改めるべきか?、がテーマ行政改革がうまくいかなかった原因行政機構の部分的な手直ししかできなかった独特の予算会計制度を改められなかった政治や政策を抜本的に変えるには、行政のしくみをセットで変えなければならない新しいしくみの基本理念「国民生活の安全と保障」の実現"医・食・住の保障"というヴィジョン
2023年3月26日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモIII 仕組みの改革企業の経営戦略の実行プロセス「ヴィジョン」の設定(ありたい姿の設定)「全体戦略」の策定(ヴィジョン達成のための統括プラン)全体戦略を「個別戦略」に展開(具体的なアクションプランに落とす)個別戦略の実行「戦略」の特徴にあった「組織体制」や「制度・ルール」についても考えておかなければならないヴィジョンや戦略のタイプによっ
2023年3月25日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモII 経済政策の転換四 この国のかたち:社会保障と市場メカニズムの両立教育への積極的な投資GDPに占める教育費の割合アメリカ:7.4%デンマーク:7.3%OECD平均:5.7%日本:5.0%教育に対する投資が不足しているのも、日本経済の低迷の原因であると考えられる高度知識集約型高付加価値産業を国の主力産業として育成→国民全体の
2023年3月24日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモII 経済政策の転換四 この国のかたち:社会保障と市場メカニズムの両立デンマーク→市場対応力が高い企業経営が可能になっている働いている人を即座に解雇できる生活保障が万全な形で整っている生活手当も生活保証も手厚い再就職のためのさまざまな職業訓練を無料で受けられる高福祉だからこその自由経済私企業に過剰な雇用を強制することは、資本主義の
2023年3月23日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモII 経済政策の転換四 この国のかたち:社会保障と市場メカニズムの両立北欧諸国:世界最高水準の国民負担率(66%~70%)→そうでありながら、高い経済成長を達成デンマーク→国民の幸福度に関する二つの調査でともに1位になった国→主観的にも客観的にも、世界一幸福な国調査①:あなたはどれくらい幸せですか?調査②:健康、GDP、教育、景観など、社
2023年3月22日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモII 経済政策の転換四 この国のかたち:社会保障と市場メカニズムの両立今までの議論経済政策の軸を成長論から分配論に転換国民の誰もが安心して生活していけるような仕組みを整える上記の政策を行うために、増税を行う思い切った所得移転政策をとる医療・介護産業と外貨を稼ぐ産業育成していく日本はどのような経済構造を作り上げるべきか→社会保障
2023年3月21日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモII 経済政策の転換三 産業構造シフトする二つのテーマ国際競争力を持つ高付加価値型の輸出産業の育成→外貨を稼ぐため(内需型産業では外貨は稼げない)→石油代と食料代で27兆円の外貨が必要内需型産業の振興・拡大ばかり叫ぶのには問題がある内需型の振興・拡大が声高に言われる理由輸出産業よりも需要が安定しているため雇用の創出効果外貨を稼ぐこと
2023年3月20日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモII 経済政策の転換三 産業構造をシフトする2つのテーマ新しいヴィジョンを実現していくための経済基盤を構築するための主たるテーマ→産業構造のシフト「産業構造のシフト」には二つの大きなテーマがある医療・介護サービスを担う産業内需型主力産業として拡張すること国際競争力のある高付加価値型の輸出産業を育成すること医療・介護サービスの拡充社会保
2023年3月19日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモII 経済政策の転換二 成長論から分配論へ給付についての重要なポイント→「直接給付」であるか「間接給付」であるか→どちらを選ぶかで、所得移転の意味合いも、効果も異なってしまう直接給付:政府が給付対象者に直接支給間接給付:給付のプロセスに、事業者や業界団体が介在する形態で行われる給付→就労者に渡る金額がまちまち、事業所の赤字補填に使われてしまう
2023年3月18日 07:30
読んだ本読書マインドマップ読書メモII 経済政策の転換二 成長論から分配論へ公共事業から規制緩和へ転換規制緩和だけで経済最適化が可能なわけではない→強者と弱者の格差が拡大し、固定化する人口成長が止まった社会では、「成長論」だけで経済政策を続けていくことは妥当ではない国民生活の安定の点からも経済効率的にも成熟のフェーズでは、「所得の分配」を決める「分配論」が経済政策の主