記事一覧
腰椎圧迫骨折術後 90歳代 要介護3の男性 リハビリ介入例の紹介②
介入から1週間経過。
当初の予定通り、歩行器歩行でADL見守り~一部軽介助で生活されている。
腰痛などの訴えも無く、施設生活にも慣れてきた様子。
しかしリハビリ介入時にこんなことがあった。
ベッド臥床中のAさんにリハビリのお声かけをし、起きていただくよう促すと、寝返りを打ったあと起きようとせず動かない。
PT「起きましょうか。」
声掛けしても動く気配がない。
よく見ると手で何かを訴えている。
A
変形性膝関節症のリハビリ 介入ポイント!
理学療法士として働いていると、誰もが経験するであろう疾患の一つに、変形性膝関節症があるのではないでしょうか?
特に高齢者では、6人に1人が変形性膝関節症を呈しており、痛みや違和感を抱えながら生活されていると言われています。
変形性膝関節症の主な症状は痛みや腫れ(水が溜まる)であり、初期では動き始めの痛みくらいで済みますが、進行すると立ち上がり困難となり、歩行時に膝を伸ばして歩くことも難しくなって
新人理学療法士の心得!
理学療法士は、新人のみなさんが思っている以上に責任と求められる役割が高い仕事です。
患者さん、利用者さんを目の前にした時、まず何を考えますか?
病気のこと?障害のこと?身体機能や基本動作のレベル?
全部違います。
腰椎圧迫骨折術後 90歳代 要介護3の男性 リハビリ介入例の紹介
自宅で認知症の奥さんの介護をしながら生活されていたAさん。日常生活、身の回りのことは自立されていたが、超高齢ということもあり徐々に体が弱り、趣味の散歩もできなくなった頃、自宅で転倒。
腰椎圧迫骨折の診断を受け、手術を受ける。
病院で約3ヶ月リハビリを行ったが、トイレと歩行に介助が必要な状態。
認知症の奥さんの介護は難しいが、もう少し頑張ればまた家で生活できるのではないかと、リハビリの継続目的で当