腰椎圧迫骨折術後 90歳代 要介護3の男性 リハビリ介入例の紹介②

介入から1週間経過。
当初の予定通り、歩行器歩行でADL見守り~一部軽介助で生活されている。
腰痛などの訴えも無く、施設生活にも慣れてきた様子。
しかしリハビリ介入時にこんなことがあった。
ベッド臥床中のAさんにリハビリのお声かけをし、起きていただくよう促すと、寝返りを打ったあと起きようとせず動かない。
PT「起きましょうか。」
声掛けしても動く気配がない。
よく見ると手で何かを訴えている。

Aさん「はよ起こして。」
介護依存がある様子。
手で訴えていたのは、「体を起こせ」という意味だったよう。
PT「自分で起きられると思うので、起きてみましょう。」
Aさん「起きれるなら起きてる!ちょっと手伝ってくれたらええねん!」

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