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留学することで見えた海外大に進学する利点

こんにちは!大学生Ryoです。


僕は現在、アメリカのワシントン州にあるHighline Collegeという大学に通っています。

アメリカでは、大学がCollegeUniversityとでしっかり区別されています。

現在僕が通っているCollegeというのは、基本的に高校を卒業して進学する場所になります。なので年齢で言うと18歳、19歳、20歳あたりがボリューム層になっています。

一方でUniversityの方は、高校を卒業して一度Collegeに約2年通い、その後に3年生として入学するというケースが多いです。なので年齢層は20歳、21歳、22歳あたりです。もちろん高校卒業してそのままUniversityに進学する人もいます。

日本では、小→中→高→大であるのに対して、
アメリカではelementary→middle→high→college→university
といった感じです。


このような仕組みになっている理由には、Universityに通う費用が高すぎるという問題があったりします。

学費だけでなく、Universityに通うとなると大学の近くに一人暮らしをしないといけなかったり、ほとんどのUniversityは都会にあるので物価が高く、生活費がかかってしまうというような理由もあり、Collegeに2年通う学生が多いみたいです。


CollegeからUniversityに編入しても、卒業さえできれば最終学歴はUniversityとなるし、アメリカのUniversityは大学世界ランキングでも上位に多く名を連ねています。

ワシントン州にある一番大きなUniversityに、ワシントン大学という大学があり、以下の記事によると世界7位だそうです。


こんな優秀な大学ですが、僕の通っているCollegeからも進学する人はいるし、目指している人もいます。

アメリカのUniversityの入試は日本とは少し異なっているため入学難易度を単純に比較することはできませんが、「東大への入学は不可能だけど、ワシントン大学への入学は本気で目指せば不可能ではない」、という感覚が僕の感じたものです。
(ちなみに上に記事によると東大の大学世界ランキングは77位だそうです。記事によって順位差が激しいですが、ワシントン大学の方が上位だとしている記事が多いです。)

特に、僕みたいに高校まで何かしらのスポーツに長年本気で取り組んできた人であれば、Collegeから名門のUniversityへの入学はより現実的なものになります。
(Collegeで結果を残すとUniversityからのオファーがあるみたいです)



ここまで、アメリカの大学事情についてお話してきました。

どう感じたかは人それぞれですが、僕がこのアメリカの大学の仕組みや入学可能性等を大学の進路選択の時点で理解していたら、高校を卒業して18歳でアメリカへ留学するという選択が選択肢の一つに確実に入っていたと思います。

実際のところ僕はもちろん、友達や親、高校の先生もこのような事実は知らなかったと思うし、日本の大学ではなくアメリカのCollegeへの入学を勧めてくる人はいませんでした。

もちろん日本の大学に進学するよりもお金がかかることは確かだし、それなりのリスクもあることは理解できます。

でも、僕がこの記事で伝えたいことは、

高校卒業してアメリカのCollegeへの進学も選択肢の一つだよ

ということです。

おそらくこの記事を読んでいる人でまだ高校生だという人はいても数人だと思うので、これから大学進学をするという人が身近にいる人や学生のお子さんがいる人とかは、その子の選択肢や世界を広げるという意味で、タイミングがあれば伝えてほしいと思います。

特にスポーツに打ち込んでいる、大学でもスポーツに本気で取り組みたい、そう思っているのであればなおさらです。

アメリカのカレッジスポーツは日本に比べてとても盛り上がっているし、スポーツをしている学生への優遇(奨学金や授業へのサポート等)が手厚いです。

日本では考えられないくらいスポーツに専念できる環境を整えてくれます。

僕は今、Collegeでサッカーをしていますが、そこそこの奨学金(返済不要)がもらえたり、練習着、チーム移動着、サッカー用具、リュック等も無償でいただいています。
(このあたりの詳しい話はまた別の記事で書くかもしれません)

アメリカのUniversityでプレーしていれば、学歴だけでなくスポーツ選手としても可能性も大きく広がるかもしれません。

実際、アメリカのプロサッカーチームへの入団テストへの参加条件に「Universityの2部以上でプレーしていた経験がある」というものがあったりします。

有名大学を卒業した後も、スポーツ選手としての道を目指すこともできます。

また海外大に通っている日本人には、ボストンキャリアフォーラムという、日本の有名企業もたくさん参加する、企業によるリクルートイベントへの参加資格もあります。

つまりアメリカで4年間過ごして、やっぱり日本で働きたいと感じても、十分なくらい就職先があるということです。
(僕みたいに、1年未満の海外経験の人でもアメリカ在住であればボストンキャリアフォーラムに参加はできますが、海外大の人には全く歯が立ちません。彼らは企業からすると本当に価値が高いと重宝されるみたいです。)

上に挙げたように海外大に進学することには多くの利点があって、僕は高校を卒業してそのままアメリカのCollegeに留学に来たという日本人を見かけると、本当にうらやましい限りです。
(おそらく4年間はアメリカにいるので英語力という観点から見ても申し分ないでしょう)




いかがだったでしょうか。

考え方は人それぞれですが、僕はリスク以上にメリットの大きい選択であると感じています。

これを機に海外大への進学に興味を持ってくれる人がいれば嬉しいです。


では、また。


〇英語


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