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コツコツ投資の入口にいるアナタへ

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長く、身の丈にあっただけのリスクを取るために。その入口で大事なのは、商品選びや目標設定だけではなく、これから一歩踏み出す場所がどんなところなのか、そこではどんなことが起きるのか、…
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#つみたてNISA

”つみたてNISA、iDeCo やらなきゃ損?”

”つみたてNISA、iDeCo やらなきゃ損?”

日経平均が3万円に達したことで「株」に関心を持つ人が増えているように思います。そう感じる理由は先週の記事でも書きました。

関連して、こんな煽り?をあちらこちらで目にするようになりました。

つみたてNISA、iDeCo やらなきゃ損ですよ!?

僕自身、NISA(つみたてNISAは使っていません)、iDeCoとも利用しています。しかし、「(つみたて)NISA, iDeCo を利用しないのは損だ!

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コツコツ投資を始めたばかりの頃にタイムスリップ出来たなら・・・

コツコツ投資を始めたばかりの頃にタイムスリップ出来たなら・・・

私が運営しているnoteサークルです。

こちらのサークルでは、メンバーの皆さんに「お題」を出させてもらって、ご意見を頂いています。

最近、出させてもらったお題が「資産形成を始めた頃に戻れたなら」というものでした。

投資信託等を毎月、毎月買い増していく、買い足していく、そんなコツコツ投資に取り組み始めた頃にタイムスリップ出来たとして、その取り組みを始めたばかりの自分にどんな言葉を掛けますか、と

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【Zoomなので色んな場所から参加できます】つみたてNISAの口座をつくったけれど、、、まだ、、、 という皆さん(80万人)にお知らせ

【Zoomなので色んな場所から参加できます】つみたてNISAの口座をつくったけれど、、、まだ、、、 という皆さん(80万人)にお知らせ



昨年、2019年に開設された「つみたてNISA」の口座数、190万のうち、80万口座、全体の4割以上が「一度も買付けがなかった」=「利用されなかった」そうです。

これは一体何故なのでしょうか。口座開設までが面倒という話は何度か聞いていましたが、この190万という数字はその面倒を乗り越えたものです。

口座開設はしたけれど、、、始めなかった、始められなかった、そこにどんな理由があるのか、気にな

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コツコツ投資の旅の”出発口”にいらっしゃる皆さんへのお知らせ

#投資信託  を定期的に(毎月とか毎日とか)買い増しながら、資産づくりに取り組む。
#コツコツ投資  と呼んでいます。コツコツ投資は時間をかけた旅に喩えられる、と私は思います。

その #コツコツ投資  の旅で使えるクーポンと言いましょうか、そういう仕組みの一つが #つみたてNISA  です。

先日、記事をつくりました。2019年はこのつみたてNISAの口座を開設した人がグッと増えたのですが、1年間、

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NISAには、「投資(投機ではなく)が資産づくりの王道だ」と広く認知されるための制度となって欲しい!

NISAには、「投資(投機ではなく)が資産づくりの王道だ」と広く認知されるための制度となって欲しい!

昨日つくった記事です。

2019年にNISA口座を持っていた人のうち、つみたてNISAで42.3%、一般NISAで56%の人たちが全く利用しなかったんですね。

一般NISAの場合、NISAが出来た時の口座獲得キャンペーン合戦の名残のような気もするのですが、つみたてNISAが出来た際に、アホみたいなキャンペーンは無かったように記憶するので、ここまで非稼働口座が多いというのはかなり意外でした。なぜ

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9.6人に1人が口座を持っているものの、その半数以上、54%が全く利用しなかった。それが2019年のNISA。

9.6人に1人が口座を持っているものの、その半数以上、54%が全く利用しなかった。それが2019年のNISA。

金融庁が公表しているNISAに関するデータを色々と見てみました。

見たのは、この2つのデータです。

2018年12月末と2019年12月末の数字です。

口座数

浸透度はその年代の人口数で口座数を割った数字です。

2019年12月末時点で、つみたてNISAと一般NISAを合わせると1,092万口座。20才以上の人口で割ると9.6です。9.6人に一人が一般NISAかつみたてNISAかの口座を

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一般論はもういいので、私の老後のお金 「答え」をください! (著・井戸美枝さん)

一般論はもういいので、私の老後のお金 「答え」をください! (著・井戸美枝さん)

こちらの本を頂きました。

著者は井戸美枝さん。

本の目次です。

CHAPTER1 お金に困らない人生のルール
CHAPTER2 私の年金、「答え」をください!
CHAPTER3 「老後のお金」年代別 TO DO リスト
CHAPTER4 iDeCoとつみたてNISAで「じぶん年金」
CHAPTER5 年金を増やせる!受け取り方&働き方
CHAPTER6 「年金不安でカモられないために知ってお

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2020年代の未来予想図:投資信託

2020年代の未来予想図:投資信託

約10年で規模が2倍以上に。その貢献者は?2010年3月末、52.6兆円。2019年11月末、108.8兆円。

株式投資信託の残高です。
9年8ヶ月で規模が2倍になりました。
年率換算で約8%で残高が増えたことになります。

データソースは投資信託協会です。

2010年3月末の残高を100として、毎月末の残高の推移をグラフにしてみました。

多少の上下はありながらも右肩上がりですね。

投資信

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#NISA #つみたてNISA は「税金がとにかくかからないように」というものではない、と思います(個人の感想です)。

#NISA #つみたてNISA は「税金がとにかくかからないように」というものではない、と思います(個人の感想です)。

私は #NISA  を2014年から利用しています( #つみたてNISA  は選んでいません)。NISAは売却益が非課税になる非常に魅力的な制度だと考えています。ただ、好いことばかりではない、というか、注意しておくべき点がある制度です。

昨日、 #鎌倉投信  さんのイベントに参加してきました。

https://www.kamakuraim.jp/events/event-112144/

<初心者向

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"あなたはいつもどおり会社に出社し労働者として働きながら、少額の積立投資を行うことでこれらの素晴らしいビジネスのオーナーになれるのです。"

"あなたはいつもどおり会社に出社し労働者として働きながら、少額の積立投資を行うことでこれらの素晴らしいビジネスのオーナーになれるのです。"

執筆されたのは #NVIC  の奥野一成さんです。

奥野さんのバフェット評とバフェットの投資スタイルから得られた発見、気づきが語られています。

“株券ではなく、ビジネスを買うという投資姿勢が必要です”

多くの人がバフェット氏の企業選択に注目し、それを真似しようとしますが、その前にまず知っておくべき姿勢は、この言葉に集約されています。 

 すなわち、彼は企業の株式を、市場で売買されている「株券

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20代・30代の46人に1人が #つみたてNISA の口座をお持ちのようです

20代・30代の46人に1人が #つみたてNISA の口座をお持ちのようです

#つみたてNISA  ご存知でしょうか。

金融庁のWebサイトです。

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。

一定期間(20年)、値上がり益に対して税金が掛からない、これが支援、非課税の意味です。「少額から」とされているように、この口座を利用できるのは年間40万円が上限です。ですから、資産形成のために投資する原資が

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将来が「不安」だから、「不安」定な株式市場でリスクを取る・・・なんかおかしくない?

将来が「不安」だから、「不安」定な株式市場でリスクを取る・・・なんかおかしくない?

#COMEMO #NIKKEI

また、この展開か!って、思いました。

例の #老後2000万円  の 件で、

将来が不安→何かしなきゃ→投資信託等(リスク資産)で資産形成、

というお決まりの展開。

もういい加減にしたら、って思います。。

最大の理由は、 マトモな #投資信託  だったら、それなりに値動きがあります。つまり、短期で見ると、その値動きは「不安定」になる可能性が非常に高いのです。

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4年以上続いた「評価損」をあらためて振り返ってみる

(「みんなのフォトギャラリー」にて"歴史"で検索すると、懐かしい人形劇の写真を発見!)

先日のこのイベントの後半、パネルトークにご登壇してくださったnoteディレクターの平野太一さん。その平野さんのこのツイートの♥が200以上も!

後半のパネルトークで竹川美奈子さんのご紹介されたスライドの元ネタはこちらです。

2006年4月末から2019年8月末まで、私の #コツコツ投資  (投資信託を活用し

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つみたて投資を続けるのって結構大変なので、なるべく早く知っておきたいこと

つみたて投資を続けるのって結構大変なので、なるべく早く知っておきたいこと


#竹川美奈子さん  の著書「貯金ゼロ・知識ゼロ・忍耐力ゼロからのとってもやさしいおかねのふやし方」でお金をふやすための公式として紹介されているのが

元本x運用利回りx時間

です。

私はこんな風に解釈しています。
#投資信託  を活用して #資産形成  ( #コツコツ投資  )に取り組もう!と考えた際に、誰もが「運用利回り:何に投資するか」に注意を奪われがちです。確かに、これは非常に重要なのです

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