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”戦後”は今も続いている「山口多聞TERAKOYA」、そしてレキスペ「マッカーサー」
5月のTERAKOYAは「山口多聞」、レキシズルスペシャルは「マッカーサー」と、奇しくも太平洋戦争に関わった軍人がテーマだった。
先の大戦を語るのは、とても難しく勇気のいることだ。
だから、プレゼンターのキチエモン先生と、あおっきーを讃えたいし、場も盛り上がったいい夜になったと思う。
が、個人的にはどちらも消化不良というか腹に落ちなかったというかモヤモヤした気分になってしまった。
なんでだろ
前代未聞の問題作!?「島原の乱TERAKOYA(2023.3.18)」
プレゼンターは、かもめ先生。
観客を絶望の淵に陥れた伝説の「幕末の水戸藩TERAKOYA」を世に送り出した人である。
今回は絶望シリーズ第二弾かと思いきや、ちょっと様子が違う・・・
◆開始20分後、会場に衝撃が走る
島原の乱というと、結構大人の人は”キリシタンの反乱”と学校で習ったと思うけど、最近は「天草・島原一揆」というそう。
え?キリシタンの反乱じゃないの?農民一揆なの?
「オランダ商
太平洋の架け橋となった、武士なき世の”志士”「新渡戸稲造TERAKOYA(2023.10.8)」
プレゼンターは、りょーうん。
彼の真骨頂は手紙や日記を通じて主人公と家族や友との物語を紡ぎ出すところだ。
今回の主人公は前の5000円札の肖像で「武士道」の作者、新渡戸稲造。
人格者と言われた彼はさらっと毒を吐く人だったそうな。
◆第1部 少年よ大志を抱け
庄内藩で生まれた稲造
祖父は金持ち、父はエリート
末っ子の彼は短気で喧嘩っ早い子どもだったそう。
彼が6歳の頃、時代は明治へと大きく動
未来を創った幕臣TERAKOYA–小栗上野介の幕末–(2022.8.20)
小栗上野介
この人を知れば、明治はいきなり始まった訳ではないことがわかる。
プレゼンターはチャンプ。
これまで、河井継之助、五稜郭、奥羽越列藩同盟、伝習隊、江川英龍、日米修好通商条約、咸臨丸など、一貫して佐幕を語ってきた。
ゆえに”佐幕おじさん”と呼ばれるまでになったTERAKOYAティーチャーだ。
今回は産経新聞社から動画配信されるという試みが行われ、レキシズル首脳とのクロストーク形式で行わ
新選組好きよ、胸を張れ。「レキシズルスペシャル 実録 新選組」(2022.7.27)
今回のプレゼンターは三国志ひとすじの”りょーたろー”と
アメリカやロシアなど「90分でわかる」各国の歴史シリーズを展開する
イケメンTERAKOYAティーチャー”公望(きんもち)”
二人のイメージにはないテーマでやろう
ということで選んだのが新選組。
公望いわく新選組のメンバーは「不当に人権を侵害されている」
例えば剣の腕だって、沖田、永倉、斉藤が異常に強く、
彼らがおかしいのであって、近藤
龍馬に先駆け、龍馬になれなかった男「レキシズルスペシャル 清河八郎」(2022.5.25)
清河八郎
新選組ファンにその名を聞けば
「ああ、あの男ね」
とちょっと皮肉な笑いを浮かべるだろう。
かくいうわたしも、
幕末初期の「大ペテン師」というイメージを持っていた。
さて、そのイメージは覆るのかどうか。
久々のレキシズルスペシャル(最終水曜夜に開催)、
今回のプレゼンターはレキシズル首脳と
佐幕の視点で幕末を描くTERAKOYAティーチャー、チャンプ。
司馬遼太郎作品に詳しいチャ
父の呪縛、その先に果たそうとした使命とは?「JFK TERAKOYA」(2020.10.17)
プレゼンターは、YKAこと”ヤスシ・キチエモン・アンドウ”。
いつもは、ほろりと感動を誘う人情プレゼンターだが、今夜は何かが違う・・・
実は今回、プレゼンターが何を伝えたいのか、つかみきれなかった。
ということもあり、私なりの解釈でレポしたいと思う。
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キングダムから学ぶ歴史のポップ化(レキシズルスペシャル 2020.9.30)
9月のレキシズルスペシャルは、レキシズル首脳と”中国の歴史TERAKOYA”という壮大なプレゼンをした公望先生のコラボ。
早速ですが、キングダム、好きですか?
わたしは好きです。(最新刊はまだ読んでませんが)
会場は読んでる人、読んでない人が半々。
どんな中身になるのか、全く想像できないままプレゼンはスタート。
キングダムの舞台は春秋戦国時代。
主人公は二人。
李信(りしん)。最下層から武力
四季で巡る松尾芭蕉の生涯「芭蕉TERAKOYA」(2020.9.12)
あなたは”俳句”好きですか?
プレゼンターかもめ曰く
「めっちゃ感動するとか自分で作るとかなくないですか?」
なんて、俳句ファンを敵にまわすような発言からスタート。
良さがわかっていないからこそ、俳句ってなんなん?という疑問がきっかけとなり、この「芭蕉TERAKOYA」につながったそう。
明治〜昭和の俳人 高浜虚子によると
"今日に至るまで、多少の盛衰もあり
多少の変化もあるにしたところで
パイオニア、そして実学の人”近代日本医学の父”「北里柴三郎」(STEP30min② 2020.8.26)
レキシズルの新企画「STEP30min」二人目のプレゼンターは宇内くん。
テーマは近代日本医学の父、北里柴三郎。
北里の元々の読み方は”きたざと”。
留学先のドイツではKITASATOと書いて、きたざと。
その表記が逆輸入され、”きたさと”と読まれたため、息子も戸籍を変えたそう。
1853年、ペリー来航の年に熊本で生まれた北里。
近代日本医学の父と呼ばれ、第一回ノーベル賞にもノミネートされてい