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意味なんて、未来で分かる。

――この世に無駄になる経験なんてひとつもないし、それをやる意味なんて未来のどこかで分かるんだから、とりあえずやってみることが大事


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「意味なんて、未来で分かる」というテーマで話していこうと思います。



📚ゲストハウス×イマーシブシアター

僕は茨城県水戸市上水戸にある木の家ゲストハウスのマネージャーとして働いています。清掃やチェックイン対応、イベント運営や広報、会計など、仕事内容は多岐に渡ります。

木の家ゲストハウスのオーナーは宮田さん。会社をやめて100万円で世界一周の旅に出かけているさなかに思いついたのが、ゲストハウス事業でした。帰国後、地元に戻り、空き家になっていた祖父母の家をリニューアルして木の家ゲストハウスをオープンしたのです。

そんな宮田さんとは1年くらい前のオープンして間もない時期から知り合っていて、よく語り合う仲でした。そのうちに、木の家ゲストハウスの運営を手伝ってくれる人として、僕を指名してくださったんです。それを快諾して、今に至るというわけです。

そんな宮田さんとは毎日のように会っているし、事あるごとに語り合っています。昨日の夜は、「ゲストハウス」×「イマーシブシアター(没入型演劇)」の可能性について語っていました。ゲストハウスで体験に重きを置いたコンテンツをつくっていきたいよね、そんな話でした。

今後、必ず体験コンテンツの需要は右肩上がりしていくし、ゲストハウスでイマーシブシアターのような体験コンテンツに力を入れているところはないから差別化が図れる。いろんな意味で面白そうだなと思ったんですが、そのなかでも印象的だったことは、「僕らがイマーシブシアターをやること」に意味(物語)があると気付いたことです。


📚僕らが演劇を追求する意味

宮田さんは大学時代、演劇部に所属していたんですね。ちょうど一昨日、その大学時代のメンバーが貸切で宿泊しに来ていて、演劇トークで盛り上がっていたんです。僕も少しの時間だけ混ざって語り合っていました。僕は先に帰ったけれど、宮田さんたちは翌朝まで呑んでいたみたい。それくらいに楽しい一夜だったんだろうし、演劇や、演劇をやっていた頃、仲間たちを、宮田さんは大切にしているんだなと勝手に思っていました。

また、僕も僕で、中学時代は演劇部だったし、高1の文化祭でも演劇をやったし、ちょうど1年くらい前からまたいつか舞台に立ってみたいという欲が湧き出してきたんです。

そんなふたりが運営している木の家ゲストハウスで演劇体験を追求する。意味も価値もある挑戦に、僕は面白さを感じました。

宮田さんも、僕も、当時ゲストハウスで演劇をやるかもしれない現在地なんて夢想だにしていなかったけれど、未来の果て、こうして今につながってきました。それを思ったときに、この世に無駄になる経験なんてひとつもないし、それをやる意味なんて未来のどこかで分かるんだから、とりあえずやってみることが大事だよなという思いに至ったんです。


📚意味は未来で分かる

僕はかれこれ3年くらいnoteに記事を毎日投稿しているんです。巷では毎日投稿する意味なんてない、とか、ネタなんてすぐに尽きる、とか、クオリティが下がってしまう、とかネガティブな意見もありますが、僕は全然そんなことなくて、すごくポジティブに捉えているんですね。

意味とかやりがいとかは、分かった後、やった後に生まれるものだから、とりあえずやってみないと分からないんですよね。だから、とりあえず僕は毎日投稿を続けてきたわけですが、やってみた結果、「毎日続けていこう」と思えるほど、意味もやりがいも見つけられたんです。

「実はnoteの記事読んでるんだよね」と言ってくれる友達はいるし、記事を読んで面白かった、感動したと評価してくれる人もいる。noteで仕事をもらうこともできたし、noteで発信し続けてきてからこそ、届いた作品も、人も、場所も存在している。それを思うと、今までの日々は無駄じゃなかったんだなと思えるし、きっともっと眩しい未来が待っているはずだと信じることもできます。

宮田さんが世界一周に行ったのもはじめから明確な目的があったわけではありません。あえていうなら、意味がなかったんです。でも、実際に旅してみて、ゲストハウスをやってみたいという思いと出逢えた。意味を見つけることができたんです。

ゲストハウスでイマーシブシアターをやるなんて簡単な挑戦ではないけれど、やってみなくちゃ分からないし、上手く行ったら絶対に面白い未来が待っているはず。いろんな言い訳を並べてやめるのは簡単なことだけれど、そんな人生はつまらない。本当の意味なんて未来で分かるんだし、やった後に追いかけてくるのがやりがいなんだから、とりあえず動き出してみることにします。

手始めにやるのは、「泊れる謎解き」です。一応、脱出ゲームとか謎解きイベントも広義の意味ではイマーシブシアターに含まれます。現時点で少しずつ進めてきているので、とりあえずそれをやってみることにします。

木の家ゲストハウスで新しい価値を提供できるコンテンツをつくるために、これからよりエンジンかけて頑張っていきますね。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240520 横山黎







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