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誰かに語られる人になりたい。

――「語る」は認知を広げるということで、「語られる」は価値を高めてくれるということ。昨日の記事でも触れましたが、自分で「感動」だの「成功」だの言うのは簡単だし分かりやすいんだけれども、誰かがそれを言うことにこそ意味があって、価値があります。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「誰かに語られる人になりたい。」というテーマで話していこうと思います。


📚僕を紹介してくれた人たち

昨日、後輩のここちゃんが自身のnoteの記事で僕のことを紹介してくれました。先日、ここちゃんと久しぶりにサシで呑んできて、めちゃくちゃ語り合ってきたんです。僕自身実りのある時間だったので記事にしたんですが、昨日、ここちゃんも記事にしてくれたんです。

「伝えることの大切さ」「夢をもてた」「人と繋がる幸せを実感」の三本立てで展開していく記事には、ここちゃんの、何事にも全力に向き合って、純粋に取り組む姿勢が見てとれるし、学びや気付きを搔き集めようとする強かさを感じることもできました。僕もそういう人でありたいと思っているから、少なからず似ているところがあるんだなとにやにや。


また、先日、僕の本を紹介してくれる人がいました。僕の活動のお手伝いをしてくれているおかちゃんです。ここちゃんの運営している朝活コミュニティ「share morning」の立ち上げに協力した人でもあり、僕もよく相談に乗ってもらっているんです。

で、そのおかちゃんが2月から、僕もお世話になっているシェアハウス「はちとご」の短期住人になることが決まり、はちとごのslackで自己紹介していたんですが、その際、好きな本に僕の初書籍『Message』を挙げてくれたんです。どう見てもネタにしている文脈なんですが、内心ガッツポーズをしていました。

ちなみに、noteでも紹介してくれています↓↓↓


そういえば、少し前に、noteでつながったタケノコさんがそれこそ『Message』を読んでくれて、その感想を記事にしてくれたんです。「推理小説として読むと穴やアラはいくつかあります」と指摘して上で、「作者が本当に伝えたいことはすごく熱意こもって伝わってきたので素直に感動できました。」と評価してくれました。伝えたいことが伝わったみたいでよかったし、紹介してくださってありがたい限りです。


以前には、『Message』の制作にも協力してくださった大谷八千代さんや、文学フリマでもお会いしたことのある笹塚心琴さんなど、いろんな方が僕のことや『Message』を紹介してくれました。

一連の事実から思うことは、僕は「語っているうちは半人前」なんだから、「誰かに語られる人になりたい」ということです。




📚語るうちは半人前

自分で語っているうちはまだまだ半人前で、より多くの人に語られるようになればなるほど、言葉選ばずにいうと、その人の客観的な価値って高まるんじゃないかなって思うんです。

宮崎駿さんの最新作『君たちはどう生きるか』は事前に宣伝をしないという奇策を講じていました。それはジブリ映画が多くの人に認知をされていて、最新作への期待や熱が天井を知らずに高まるからです。タイトルが発表されたときも、事前に宣伝をしないと決まったときも、ついに映画が公開されたときも、世間は一大事として取り上げ、メディアに限らず、いろんな人が語っていました。映画公開してからもなお、語られ続けています。

宮崎さんもプロデューサーの鈴木さんもジブリという会社もほとんど語らなかったわけじゃないですか。にもかかわらず、いろんな人にめちゃくちゃ語られることになったのは、それだけ宮崎さんも鈴木さんもジブリも語るだけの価値があるということです。当たり前の事実を偉そうに綴ってきましたが、こうして僕みたいな人に語られるという事実が、その価値を物語っているといえるでしょう。

僕は20歳になってからnoteの記事を毎日投稿しているので、「語る量」が人よりも多いといえます。それは別に悪いことではないんだけれども、「語られる量」がそれに見合っていないわけで、そういう意味で僕はまだまだ半人前だなあと自分を捉えているんです。

もちろん、さっき紹介したように、これまでに何人かのnoterさんに紹介してもらってきたし、以前と比べると、僕のことを陰に日向に語ってくれる人は増えてきたんですが、それでもやっぱり自分の価値を高めて突き抜けるためには、語られる人にならなければいけないわけで、語られるような活動、語られるような発信、語られるような作品を追求しないといけないなとつくづく思うのです。


📚誰かに語られる人に

このnoteもそうですが、「語る」は認知を広げるということで、「語られる」は価値を高めてくれるということ

昨日の記事でも触れましたが、自分で「感動」だの「成功」だの言うのは簡単だし分かりやすいんだけれども、誰かがそれを言うことにこそ意味があって、価値があります。

自分でそれを言ってしまうことの痛手はあるし、白い目で見られることはあるんだけれども、それでもその単語に惹かれて辿り着く人はいるわけだし、その言葉を使うことによって「感動する本なんだ」「成功したんだ」と伝えることができるので、渋々、語ってきました。これからも語らずとも語ってくれる人をたくさんつくるまでは、とにかく自ら語ることには引き続き力を入れていくつもりです。

語られる人になるために、語り続けていく。

そんな気付きを得た今日この頃でした。とりあえず、次の勝負は「BOOK TALK LIVE “桃太郎”」なので、誰かに語られるようなイベントにできるようにしっかり準備していこうと思います。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240130 横山黎




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