読む読む詐欺してた本を読んだ(ネタバレっぽいのはある)

12月に作家から直接買った本。早く読みたいだの、最近忙しくて読めてないだの言ってきた本“Message”をついに読んだ。

きっとこの文を読んでいる人の多くはMessageを読んでいると思いますがネタバレはしないでおきます。

読み始めたら早くページをめくりたくなるような本でした。重い話に思えて手のひらの中にあるような優しさで、複雑だけど真っ直ぐで、そんな1冊です。

この本と出会ってから今までおすすめの本を聞かれた時に薄っぺらい知識でMessageをおすすめしてきていました。(普段から本を読まないのでおすすめも何もなかったので。)
これからも読んだ感想、知識を加えてMessageを薦めていきます。部門の研修の最後の日おすすめの本を1人1冊紹介する時間あるのでMessageでいきます。

今まで点と点だった知識「歩道橋」「北とぴあ」「成人式」「110」がついに線になった感覚がありました。
映画で言うところの公開からしばらく経って冒頭90秒が公開され、それを観てから映画を見に行く感じに似てますね。

110に込められた意味。主人公が作家だからこそあのメッセージ。

岡﨑も大学2年の頃高さ約10mの橋から落っこちたことがあって(奇跡的に生きてた)、その時は橋の上から下まで飛び降りに近い感じだったのでそんな感じだと思って読んでいたのですが、階段の踏み外しだったんですね。(アンコンシャスバイアスでした。)

作中で色々な人が愛し合い、思いを募らせていて、大切な人を大切にしたい。そんな風に思いました。作中の中に出てくる手紙。たった84円の中にあるプライスレス。最後に手紙の内容があって「ありがとう」って照れくさいけど言語化する大切さってありますよね。

まあ、色々と感じた事はあるのですが感想文とか書くの苦手だし、理論的に感情を語るのがあまり好きではないのでこのへんで。

ぜひ映画化とかしてほしいなと思います。

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