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備忘録&スキが押しても付かなかった時対策です。
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#エッセイ

スマホはゲーム機の夢を見るか?

スマホはゲーム機の夢を見るか?

オチから書くと、ゲーム機やらせるには色々キツいんだけど市場のデカさから徐々にゲーム機としての役割が増していくと思う。

なんでこんな事書き出したかというと、こんなモノを買った為。

手持ちのスマホが対応しているか十分に注意を払う必要があるものの、対応していればアプリ入れて装着後に2~3点設定するだけでスマホが携帯ゲーム機になるスゲー奴。コレ自体はすごい出来が良い。装着後の違和感や入力後のラグも無い

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文化の大部分は、時の流れの中に消えていく

文化の大部分は、時の流れの中に消えていく

表現を如何に残すか、とは表現者の最大の悩みでは無いだろうか。
率直に言って、インターネット媒体がいちばん儚い。デジタルデータを残すのはとても大変で、ひょっとしたら一般人が気軽に文章や画像データをデジタル保管できるのは今のうちだけかもしれない。技術は常に進歩しているので、1万年単位で数TB保存できる媒体も市販される日も来るかもしれないが、未来は不確定なのでどっちに転ぶかはわからない。

そんな中で文

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『感動』を安売りをしよう!

『感動』を安売りをしよう!

「全米が泣いた!」

という煽り文句に、またくだらないこと言っているなぁと感じたことはみなさん一度はあると思う。もちろん実際に泣いた人もいるのだろう。実際に見た人の大半が涙する感動巨編なのかもしれない。
とはいえ、実際にはただの煽り文句であり、宣伝のために誇張して言っているだけにすぎないことも多い。

では「全米は泣いた」は悪なのか。
私はそうは思わない。むしろ乗っかっていくべきで、泣けると言われ

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聖なるガチャの祈り

聖なるガチャの祈り

我が家では朝、起きてくる順番が決まっている。

早く起きるのは私か上の子だ。これは夏だろうが冬だろうが関係ない。下の子と妻はギリギリの時間まで起きてくることはなく、先に起きるのが私か上の子かはその日によるけれど、「どちらかが先に起きる」という状態は年中変わりがない。
私に関して言えば、なるべく朝に書きものをしようと思っているから早く起きているのだけれど、上の子に関しては誰が強要したわけでもないのに

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みたかの小さなプリン屋さんです

みたかの小さなプリン屋さんです

みたかの小さなプリン屋さんと申します。

主婦です。

この名前で私を知る人は「プリンさん」「みたかプリンさん」「プリン屋さん」「みたプリさん」「プリンちゃん」など自由に呼んでくれます。

やわらかくておいしそうだし、いい名前をつけたな、と自分でも思います。

小学生の女の子が「ねえねえプリン屋さ~ん」と言ってくれるのはかわいいし、いかつい男性が「あのー、プリン屋さん」と呼んでくれるのもかわいいで

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仕事の勘

仕事の勘

 体力や集中力は落ちるし仕事の勘は鈍る一方だし、昼過ぎには脳に回る糖分が足りなくなって、頭に積んでいるCPUが相当劣化しているのを感じる。夜は眠れないしストレスは減らないし暴飲暴食して怒りに震える、これは毎年のようにやってくる冬季性うつみたいな症状の前倒しなのかもしれない。頭のなかはすでに12月や1月に出す本の年末進行でパンク寸前だし。気分はもう冬。来たボールをただただ打ち返す、反射神経だけででき

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ルビの話

ルビの話

 小説書きというよりは編集の領分に入るのでさほど一般的な有用性はないかもしれないが、noteにルビ機能が実装されたことだし、同人誌制作の役に立つかもしれないので、ルビの話でも。

 以前『小説の書きかた私論』の余談として、こんなコラムを書いた。

 以下、一部加除修正のうえ抜粋。

 小説の「登場人物名のルビ(ふりがな)」に着目したことがある人は、果たしてどのくらいいるだろうか。
 少なくとも私が

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二重投稿がどうとか

二重投稿がどうとか

 さる文芸評論家の先生のツイートを発端にして話題のようですね。

 私の見解は過去に書いてあります。

 プロになったら過去の遺産だけで食いつないでいけるほど甘くはないですから、つねに新しいものを、つねに自身の最高傑作を……と追い求めていく必要があるのではないかと思います。ガンガン出してガンガン落ちるのも大事です。世を賑わせる一流のオリンピック選手だって、並々ならぬ地道な努力と失敗の末に結果を出し

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2ヶ月使い続けてわかった! 2021年コスパ最強Bluetoothヘッドホン

2ヶ月使い続けてわかった! 2021年コスパ最強Bluetoothヘッドホン

 らしからぬタイトルで私自身、むずむずして据わりが悪いが、こういう凡百のガジェット系記事を一度書いてみたかったというだけの話である。「PR記事を書きたい」というのと同じ。深い意味はない。

 愛用していたイヤホン「碧 -SORA Light- 2019Edition」が断線してしまったので、いい加減ワイヤレスに替えようと思い立ち、7月の初旬に新しいBluetoothヘッドホンを買った。

 いきな

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怖い夢

怖い夢

 おそらく初めてnoteに関する夢を見た。

 詳しくは覚えていないが、なにかの旅行記みたいな記事を面白おかしく書いたところネットニュースに取り上げられるも、過去に似たようなことを書いた人がいるとかなんとかで非難のコメントが殺到し、なにも知らずにnoteを開いたら画面がチカチカっとオレンジ色に点滅して、

「あなたの記事が炎上しているようです。ご注意ください」

 とアラートが出て、怖さを覚えるよ

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ラーメン2杯

ラーメン2杯

アクヅメ氏の誕生日祝いなのか、タイムラインにラーメンの記事が舞い降りてきた。二つとも知ってる店だなぁ。

タイトル絵で「外神田3丁目、元アイ・オーがあった辺りだな」と見当が付いた。この店(唐家)はシャンツァイ好きには堪らぬ「シャンツァイ大盛り券」がある店なのだ。タイトル写真のは大盛りにしたバージョンだろう。

カメムシの匂いがするとか言われるシャンツァイだが、日本料理における長ネギの微塵切りの如く

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取らぬ狸の

取らぬ狸の

 なんとやら。

 まぁ、買ってないんですけどね。

 100円だけでも単勝買っておけば4,280円。
 流れが悪いときは、なにをやっても裏目ばかり引いてしまうものだ。そして溜まり続けるストレス。

 それにしても、我ながら分析力の高さに恐ろしくなる。ドヤ顔。

 こういう戦績の馬を特注に据えるのは本当に知的ゲームとして楽しい。

大きな喪失感

大きな喪失感

 突然の訃報だった。

 この大歓声を忘れることは生涯ないだろう。
 私はこの日スタンドにいて、ドゥラメンテの単勝馬券をしっかりと握りしめていた。誇張でなく、足が震えて腰が抜けるほどの興奮と感動を味わった。あのキタサンブラックよりも速かったのだ。

 無念の引退後は、そこにおらずして評価が鰻のぼりに上がっていく、不思議な巡り合わせを持つ馬だった。

 待ち侘びていた産駒がようやくレースを走るように

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【週末燻製日記】 久々の

【週末燻製日記】 久々の

 今日は焼肉の日だそうだが、うっかり昨日の夕食を焼肉にしてしまったので、今夜は久しぶりにスモーキーステーキを作った。

 スーパー最安値のステーキ肉も、ひと手間加えるだけで軟らかく、風味豊かになる。高温多湿は燻製の敵なのでしばらくご無沙汰していたが、レシピや手順などはすっかり身体が覚えているので、なにも見ずにスムーズに作ることができた。
 ちなみにミニトマトは自宅のプチ家庭菜園で採れたもの。夏には

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