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過去の私が欲しかったもの

みなさん、こんにちは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


地震が起こったのは一昨日ですが、noteでもTwitterでも、タイムラインを見ていると、全体的にはまだ、気が張り詰めているような状態が見受けられます。

こんな時でこそ、自分の好きなことについて、大いに語る日があってもいいと思います。

誰かが、自分の好きなことについて、夢中に語る姿は、私には、最高に格好良くみえる姿の一つです。


夢の中の話になってしまうのですが、私は起きて生きている現実世界と、夢の中の自分とは、少し性格が違うようなのです。

「そんなの当たり前じゃん!」と言われる人もいるでしょうし、「え、夢の中で別人格になるってこと?!」と驚かれる人もいるでしょう。

私は、自分が生きる目的の一つに「今の自分で、過去の自分を助けに行きたい」という願いがあります。

もしかしたら、その願いが今、動き出しつつあるのかもしれません。




現実世界での私は、どちらかと言えば、他人に基準を置いて生きてきた期間が長いです。

再び、自分の意志を外に示し始めたのも、1年と少しくらいの期間です。

ですので、時々どうしても、人の言うことや反応が気になって、感情が振り回されてしまうことがあるのです。

どんな自己犠牲を払ってでも、人の想いや願いを汲めることが、人から愛されることだと思っていました。


一方、夢での私は、自分のすることについて、徹底的なこだわりを持つ人物で、自分が納得いくまでは妥協しません。

現実世界の私は、「こんな私では、周囲に嫌がられる」と思い、今まで封印することに必死だった自分の姿です。

その代わり、自分が何をしたいのか、どう生きていきたいのかを、よく知っています。

だからこそ、決断がはっきりしていて、自分一人になっても進みます。


私は定期的に、自分が苦しい・辛いと感じていた過去へと、夢という形で帰ることができ、そこで、当時の私が、誰かから抑圧されたり、都合の良いように使われている場面を目の当たりにします。

今まで「怖い」「近付きたくない」と思っていた場面、足が動かなくなる場面に、夢の中の私は、そんな考えをものともせずに、しっかりと過去の自分と相手に近付いていきます。

そして、過去の私に、夢の私が憑依した感覚になり、あの時に言えなかった押し殺した思いを伝えたり、こころない言葉に抵抗したりして、自分を守れるようになっているのです。

その時の過去の自分は、夢の中の自分の力を借りて、自分から搾取する相手に向かって、非常にきつい言葉を放っています。

言い返したり、自分を守ったりしたことで、相手を逆ギレさせてしまったり、相手に喰ってかかられたり、余計に事態がこじれるといった状況がありました。

中には、逆に相手を泣かしてしまう、怪我をするほどの取っ組み合いに発展した時もあります。

ですが、取っ組み合いになった所で、夢の中で過去の自分を救っても、現実における過去の事実は変わりません。

それでも、せめて自分の記憶の中であっても、過去の自分を助けることに、大きな意味がありました。


私は、過去の自分と関わるたびに、ほんの少しずつですが、「前進する力」を手にできている感覚があります。

一場面ずつ、過去の自分を精一杯に守ることによって、その力は少しずつ強くなります。

さらに不思議なことに、その手にした力を、自分のためだけに使おうとは思わず、誰かが喜んでくれそうな何かを創作したり、親しい人に手紙や葉書を送ってみようという、「相手との関わり」に使うことに、人としての嬉しさを感じるようになりました。

人に関わることにおいて、人を信用できなくなってもおかしくない経験をしたのに、それでも誰かと関わり続けることができているのは、今、関わってくださるみなさんの「優しさ」に、ふれていることができているからではないだろうかと、考えています。




今の私が、大切にしていることの一つとして、日々自分に向き合うことを意識して生きています。

私が「HSP」や「生きづらさ」に向き合う、という選択をしていなければ、過去の自分の夢は「悪夢の再来」となって、いまだに自分で自分を苦しめ、自己を卑下しないと生きてはいけないと、一生懸命に自分を貶めることを続けていると思います。


最近、過去の自分が欲しかったものが、少しわかってきたような気がしています。

両者の平和的な解決とか、自分が経験したことによる環境改善ではなく、

ただ、身を挺して自分を守ってくれるような存在が欲しかったのです。


自分で自分を守ることは、よくないことなのだと思っていたからです。

相手のことを考えて行動した方が、他の人は私を見て褒めてくれたからです。

褒めてもらえば、守ってもらえると考えていたのかもしれません。

そうした意味で、自分も、誰かに守られたかったのだと思います。


私はまだ、さまざまな場面での、過去の自分を置いてきぼりにして、ここまで来てしまっています。

あと何度、自分を助けにいくのかは、私にもわかりません。

ただ、夢の中では、どんなことがあろうとも、過去の自分を助けます。

自分の身を挺して、過去の自分を守りに行きます。

「今」を、生きるために。


過去の私は、自分を守った未来の自分が、他の人も支えたいと言ったら、どう思うのだろうかと、想像します。

怒る?・・・それとも、応援してくれる?

できれば、応援して欲しいな・・・。

ですが、応援してくれているという確証があります。

人との関わりで、つらい経験を重ねても、人と関わっていきたいと、現在でもはっきり思えるからです。


願わくば、夢の中で手にした「前進する力」が、私や誰かが「生きたい」と思える明日に導いてくれるように、発揮されて欲しいです。



トップ画像は おくちはる|イラスト・デザインする人 様からお借りしました!

ありがとうございました!


みなさんからのスキに、日々創作できることに、ありがたさを感じずにはいられません!

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさん、いい午後をお過ごしください。



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