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どんな人でも依存リスクはある!国際的な6つの診断基準

依存症は、脳のしくみで心でなんとかすることはできないものです。

じつは、依存症はだれでもリスクを抱えているのです。

今回は、どんな人でも依存リスクはある!6つの国際的な依存症診断基準について紹介していきます。

依存症とは

依存症とは、特定の何かに心を奪われて「やめたくても、やめられない」状態になることです。

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人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブル等があります。

依存症になってしまうのは、心の問題ではなく、脳内の神経伝達物質のバランス異常が原因です。

国際的な6つの「依存症」診断基準


依存症には、国際的な診断基準が6つあります。

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①対象への強烈な欲求・強迫感がある。

②禁断症状がある。

③依存対象に接する量や時間などのコントロールができない。

④依存対象に対する頻度や量が増えていく。

⑤依存のために仕事や通常の娯楽などを無視または制限する。

⑥心や体に悪いことを知っていても続けている。

これらの6項目の内、過去3つ以上を繰り返し経験したか、もしくは1ヵ月以上にわたって3つ以上の症状が続いた場合、専門的な治療が必要な依存症と診断されます。

どうでしたか?

意外と「③コントロール不能」や「④頻度が増える」や「⑥体に悪い」など当てはまっていませんでしたか?

ギャンブルや覚〇い剤だと、依存がよりきついのかもしれませんね。

意志の力でやめられるものではない


ゲームやギャンブルにハマることが怖いのを理解していながらも、なかなかやめられないのが依存症の怖さです。

脳科学者の中野信子さんは、依存症の原因について、「心」の問題ではなく、脳内の神経伝達物質のバランス異常だと紹介しています。

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大相撲の元関脇貴闘力さんは、ギャンブル依存症で野球賭博にかかわったことから角界を追放されました。

貴闘力さんは、「ギャンブルをするのを抑えようとするけれど、やっぱりだめ。今も克服できてないよ。自分でやめられないのが依存症」と朝日新聞で語っています。

ドーパミンの快楽に支配されてしまった脳の暴走は、意志の力でとめることはできないのです。

抜けられないのなら近づかない


依存症は、ぬけだすことが難しいと言われています。

依存症にならないように、ギャンブルや覚〇い剤などには初めから近づかないようにすることが重要です。

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6項目を3つ以上を繰り返さず、1ヵ月以上にわたって3つ以上の症状が続くまえに、注意してやめるようにましょう。

最後に

今回は、どんな人でも依存リスクはある!6つの国際的な依存症診断基準について紹介しました。

依存症とは、特定の何かに心を奪われて「やめたくても、やめられない」状態になることです。

依存症には、国際的な診断基準が6つありました。

①対象への強烈な欲求・強迫感がある。

②禁断症状がある。

③依存対象に接する量や時間などのコントロールができない。

④依存対象に対する頻度や量が増えていく。

⑤依存のために仕事や通常の娯楽などを無視または制限する。

⑥心や体に悪いことを知っていても続けている。

これらの6項目の内、過去3つ以上を繰り返し経験したか、もしくは1ヵ月以上にわたって3つ以上の症状が続いた場合、専門的な治療が必要な依存症と診断されます。

依存症はだれでもリスクを抱えているもので、一度ハマると人生をボロボロにしてしまう可能性があります。
危ないものには、できるだけ近づかないように生活しましょう♪

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