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【受験対策】中小企業診断士登録養成課程における選考基準の考察

こんにちは✨noteクリエイターのかえでです!

 2024年から、働きながら通える都内の中小企業診断士登録養成課程に進学することになったため、(登録)養成課程の受験情報について発信しています😽

 まだ数本しか記事を書いていないのですが、予想外の反響を頂いており、私自身驚いています。
 でも、これは皆さん情報がない中頑張っているということですよね。

 私もこれから(登録)養成課程ルートで中小企業診断士を目指される方々の一助となればと思い、できる限り多くの情報を発信していきます。

 今回は、中小企業診断士登録養成課程の受験を終えた私が、選考の中でどのような点を見られているのか、感じたことや考えたことについて発信していきます。

 私は関東で仕事を続けながら通学できる4つの登録養成機関を受験して、3つの登録養成機関に合格しました。

 その中で、各登録養成機関に共通して重要だと思ったことについて、一般論に加え、受験経験を通じた推測を交えたうえで記事にしていこうと思います。
 前半は書類審査について、後半は面接についての考察を記事にします。
(不合格になった要因分析についても、今後想像の範囲内で書こうかな)

 過去は、認知されていなかった等の理由により中小企業診断士(登録)養成課程の合格難易度は低かったのかもしれませんが、現在はテクニック・倍率の両面で非常に難易度が高いことは間違いありません。

 受験前はどのように書類審査や面接等に対応すればよいか、見当もつかない方が多くいると思います。私もその一人でした。

 現在、私と同じような悩みを抱える方の参考になれば幸いです。


◆公表されている事項

 中小企業診断士(登録)養成課程の選考基準については、一定程度養成機関に裁量はありますが、中小企業庁から公表されている「受講生の選考要領」があります。
 まずは、これに目を通すことが合格への第一歩です。
 これらに関連する質問は多かれ少なかれ必ず面接で聞かれると覚悟しておきましょう。

https://www.chusho.meti.go.jp/shindanshi/2006/download/touroku2-4jukouseisenkou.pdf

1. 受講動機
2. 協調性・コミュニケ-ション能力
3. 積極性・態度・表現力
4. 健康
5. 資金
6. 研修への専念度

受講生の選考要領|中小企業庁

 上記に加え、各登録養成機関が公表するアドミッション・ポリシーを必ず確認してください。

 こちらについては暗記するという類のものではないのですが、まずは目を通し、(登録)養成機関側がどのような学生を求めているのかを把握します。

 そのうえで、志望理由や面接での応対の際に、アドミッション・ポリシーに記述されている要素を散りばめて回答できると、より具体的で本質に近い回答ができるのではないかと考えます。

 視点を変えると、各(登録)養成機関が特色として公表している事項があるかと思います。それらに自分を寄せていくようなアプローチでもよいのではないでしょうか。

◆書類審査の重要性

 前回の記事に掲載しましたが、関東の中小企業診断士(登録)養成機関でも選考方法は様々です。

 しかし、共通しているのは、書類審査を踏まえたうえで面接等の個別審査があるということです。
 以下、関連部分のみ抜粋して再掲します。

$$
\begin{array}{c:c:c}
(登録)養成機関名&学位&選考方法\\ \hline
中小企業大学校&なし&書類審査、面接\\
法政大学&MBA&書類審査、面接\\
日本生産性本部&なし&書類審査、面接\\
日本マンパワー&なし&書類審査、筆記、面接、GD\\
東洋大学&MBA&書類審査、面接\\
千葉商科大学&経営管理&書類審査、GD、面接\\
城西国際大学&MBA&書類審査、面接\\
日本工業大学&MOT&書類審査、プレゼン、面接
\end{array}
$$

 この「書類審査」ですが、おそらくほとんどの方が面接に進むための足切り程度に思われているのではないでしょうか。

 書類審査を通過した受験生は、面接等の試験に臨むにあたっては、みな同じスタートラインに立っているのではないか。
 実際、私もそのように思っていました。

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