【比較】中小企業診断士登録養成課程：城西国際大学VS東洋大学

2024年2月5日 06:09

こんにちは✨noteクリエイターのかえでです！

　2024年から、働きながら通える都内の中小企業診断士登録養成課程に進学することになったため、（登録）養成課程の受験情報について発信しています😽

　これから（登録）養成課程ルートで中小企業診断士を目指される方々の一助となればと思い、できる限り多くの情報を発信していきます。

　今回は、非常にマニアックな記事になってしまいますが、関東で働きながら通える中小企業診断士登録養成課程のうち、MBAが同時取得でき比較対象になりやすい、城西国際大学と東洋大学について比較検討していきます。

　実は、複数の読者の方から「城西国際大学と東洋大学、両方合格した場合はどのような理由で進学先を決めましたか」と質問を受けるので、皆さん気になる話題なのかと思いまして、今回記事にしました。

　私は2023年8月に一次試験を受験し全科目合格後、関東で仕事を続けながら通学できる4つの登録養成機関を受験して、3つの登録養成機関に合格しました。

　過去は、認知されていなかった等の理由により中小企業診断士（登録）養成課程の合格難易度は低かったのかもしれませんが、現在はテクニック・倍率の両面で非常に難易度が高いことは間違いありません。

　受験前はどのように書類審査や面接等に対応すればよいか、見当もつかない方が多くいると思います。私もその一人でした。現在、私と同じような悩みを抱える方の参考になれば幸いです。

◆城西国際大学の概要

１．基本情報
　　所在地　　：　千代田区紀尾井町
　　最寄駅　　：　半蔵門、麹町
　　設立年　　：　1992年
　　建学の精神：　学問による人間形成

２．中小企業診断士登録養成課程
　　名称：　城西国際大学大学院経営情報学研究科
　　　　　　起業マネジメント専攻（修士）
　　　　　　中小企業診断士登録養成課程
　　期間：　2年
　　カリキュラム：　平日夜＋土
　　学位：　修士（経営学）MBA
　　費用：　約255万円

３．入試情報
　　定員　：　16名
　　日程　：　3期（11月、12月、2月）
　　選考　：　書類審査、個人面接
　　倍率　：　下記再掲の受験記録に推定倍率を記載
　　検定料：　3.5万円　　

４．その他
　・選択科目の受講により「ITコーディネータ」資格を同時取得可能
　・専門実践教育訓練給付金112万円の支給対象
　・修了後は企業内診断士になる方が多い
　・課題・宿題は多いらしい

◆東洋大学の概要

１．基本情報
　　所在地　　：　文京区白山
　　最寄駅　　：　白山、千石、本駒込
　　設立年　　：　1887年
　　建学の精神：　諸学の基礎は哲学にあり、独立自活、知徳健全　

２．中小企業診断士登録養成課程
　　名称：　東洋大学大学院経営学研究科
　　　　　　ビジネス・会計ファイナンス専攻
　　　　　　博士前期課程
　　　　　　中小企業診断士登録養成コース
　　期間：　2年
　　カリキュラム：　平日夜＋土日
　　学位：　修士（経営学）MBA
　　費用：　約257万円

３．入試情報
　　定員　：　24名
　　日程　：　2期（11月、2月）
　　選考　：　書類審査、個人面接
　　倍率　：　下記再掲の受験記録に推定倍率を記載
　　検定料：　3.5万円　　

４．その他
　・MBAと中小企業診断士資格を同時取得可能
　・専門実践教育訓練給付金112万円の支給対象
　・修了後はどちらかというと企業内診断士になる方が多い
　・課題・宿題は基本的にないという噂

◆共通点と相違点

　関東で中小企業診断士登録養成課程を検討されている方は、城西国際大学も東洋大学も両方受験されている方がほとんどだと思います。
　以下に、主な共通点と相違点についてまとめてみます。

＜共通点＞

関東で働きながら通える中小企業診断士登録養成課程
2年のカリキュラム
取得できる学位は、修士（経営学）　＝　MBA
修士論文あり
専門実践教育訓練給付金112万円の支給対象

＜相違点＞

立地
カリキュラム
アカデミック要素への力の入れ具合
「ITコーディネータ」資格の取得可否

◆比較の尺度

　私は、城西国際大学と東洋大学の両方に合格し、以下の尺度で比較しました。
　受験生にとって各尺度の重さは異なってくるので、受験前の志望度の確認、合格後の比較検討の際の参考にしてくださいね。

通いやすさ　　：　城西＞東洋
カリキュラム　：　城西＞東洋
人脈　　　　　：　城西＜東洋
歴史・存続性　：　城西＜東洋

　私は「通いやすさ」を最も重視、次に負担度合いを重視しますね。

　カリキュラム的な観点では、東洋大学は平日＋土日と週に3日スクーリングが必要ですが、城西国際大学は平日はオンライン、土曜日のみスクーリングとなり、日曜日が自分の時間に使えるというのは多くの人にとって魅力に感じるのではないでしょうか。

　あと、城西国際大学ではITコーディネータ資格の取得が可能ですが、資格取得のためには追加費用約9万円がかかるのと、選択科目の授業を受講する必要があるので、私はあまり魅力的には感じていません。

　そもそも、IT系の資格をあえて取ると言っても、IPAの情報処理技術者試験以外は特に必要ないかなと思っています…

　他方、東洋大学はアカデミックに力を入れている感が説明会等からもぷんぷんしていますので、自分の興味がある研究に没頭したい！という方は本当に楽しい社会人キャンパスライフを送れると考えます。

　私も大学院時代、研究は本当に楽しかったですし、何かに打ち込めるということは、日常生活に潤いが生まれますよね。

　なお、受験記録については下記の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。

　ここまで読んでいただき本当にありがとうございます！

　もし、私の記事を参考にしていただき、（登録）養成課程に合格された方がいらっしゃいましたら、合格報告をいただけますと大変励みになります！　　

　また、実際に面接やグループディスカッションを受験された際の体験談（主に質問内容やディスカッションの与件文等）をご提供いただける方がいらっしゃいましたら、是非情報提供をよろしくお願いいたします！
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　未来の（登録）養成課程受験生のために活用させていただきます。

　今後も（登録）養成課程ルートで中小企業診断士を目指される方々の一助となればと思い、できる限り多くの情報を提供していきます。

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