SSS(Sayonara Side Step)

もと教員。 いま教員じゃない。 でも教員でいたことが誇り。

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もと教員。 いま教員じゃない。 でも教員でいたことが誇り。

記事一覧

82日目 涙の理由

この週末はすっかりオリンピックに夢中になり、やや寝不足気味である。 普段のスポーツ観戦といえばもっぱらプロ野球、たまにサッカー代表戦ぐらいの私にとって、さまざま…

81日目 共通のものさし

教員時代、子どものある持ち物で困っていたことがあった。 それは、「分度器」だった。 分度器は、メーカーによって大きさがさまざまである。 大きさが違う程度ならまだい…

80日目 ノイズ

聞きたくて聞く音や、聞きたくもない音がある。 ノイズキャンセリングイヤホンを生活に導入してからもうずいぶん経つ。 没入感が得られ、なくてはならない存在だ。 一方で…

万人に合う通勤リュックは、ない。身長、体型などその人の外見はもちろん、その人の日頃の過ごし方などのパーソナリティな部分も「似合う」かどうかを左右する。

79日目 与えられた、この命

どんなに願っても、相手を変えることは難しい。 自分が変わることの方が、簡単だ。シンプルだ。 だけども、命の話だけは、相手に届いてほしい。 どんなに苦しくても、自分…

78日目 ピーター・ノーマン

ピーター・ノーマンが自分の位置を空けておいてほしいと頼んだ理由。 こういうストーリーを道徳的に考える授業はおもしろいだろうなと思う。 いろいろな方面から準備は必要…

77日目 調子に乗るな

先日、カバンを購入した。 大好きな、バックパック。 私はバックパックが好きなようで、背負ってる人とすれ違ったら、振り返って後ろ姿を確認してしまうことも多い。 決し…

76日目 離れていても

「たとえ離れても 心ひとつ お前を思い歌うこの歌・・・」 「リメンバー・ミー」は大好きな映画の一つだ。 金曜ロードショーさん、今日もありがとう。 この映画は本当…

75日目 後手

対応が後手に回る、という言い方がある。 この言い回しは「相手に先を越されて、主導権を握られる」という意味をもつそうだ。 仕事上でうまくいかないとき、ふと頭をよぎ…

74日目 喉の不調〜機転の利いた行動〜

朝起きると、何やら喉元に違和感があった。 巷では、またもやコロナウイルスが流行しているという。 きたか・・・ いや、まだ決めるのは早い。 新年明けてから、家族が相…

73日目 健康な体

アスリートが自らを鍛えているときに、「体をいじめ抜く」という言葉を耳にする。 自分に厳しく、徹底的に甘えを許さない姿勢を表現した言葉だ。 この三連休、私は胃腸を…

72日目 キャリアプランについて

あいにくの雨。 午前中の予定が流れてしまったため、腰のリハビリへ行き、簡単な家の掃除を済ませたあとは、近くのファミレスへ。 ノートに向き合い、30分弱。 「人と人と…

71日目 人という字は…

人という字は、人と人が支え合ってできている。 某ドラマの名セリフだが、この説に異を唱えたのが、漫画「宇宙兄弟」である。 「どう考えても、こっち(右側)の人の負担…

70日目 カミナリ

「我は、神なり。」 これはマンガ「ワンピース」に登場するキャラクター・エネルの言葉である。 読んでいた当時、ダジャレとして認識した記憶がある。 少し書き加えておく…

69日目 うんとこしょ、どっこいしょ

面白い品を見つけた。 家に帰って妻に知らせると、面白いと共感はしてくれた。だが、購入することを後押しはされなかった。 確かに、6600円は即決材料にはならないなあと…

68日目 選ばれし者②

「〇〇って、どこにありますか?」 今日は、図書館で尋ねられた。 イヤホンをしながらウロウロしていたにも関わらず。 その状態で聞いてくるマダムのメンタルも、かなり強…

82日目 涙の理由

この週末はすっかりオリンピックに夢中になり、やや寝不足気味である。
普段のスポーツ観戦といえばもっぱらプロ野球、たまにサッカー代表戦ぐらいの私にとって、さまざまなスポーツをじっくり観戦することができるオリンピックという舞台は大きな価値がある。
始まった途端に見入ってしまう、世にいう「にわか」まっしぐらのスポーツファンである。

昨夜、日本中を大きく話題に包んだのは、柔道・阿部兄妹だった。
3年前の

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81日目 共通のものさし

教員時代、子どものある持ち物で困っていたことがあった。
それは、「分度器」だった。

分度器は、メーカーによって大きさがさまざまである。
大きさが違う程度ならまだいい。困るのは、「0°」の位置が違うことだ。
表現が難しいが、ものによっては、分度器の底辺から始まるものもあれば、一段上がったところから始まるものもある。
この違いが、指導のしにくさを生むことがあると感じていた。
見えている景色が違い、数

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80日目 ノイズ

聞きたくて聞く音や、聞きたくもない音がある。

ノイズキャンセリングイヤホンを生活に導入してからもうずいぶん経つ。
没入感が得られ、なくてはならない存在だ。
一方で、周囲の生活音から遮断されるため、特に屋外では危険が伴わないように注意が必要だ。

最近、イヤホンでVoicyや音楽を聞いていると、「キャンセルできない音」がある。
夏の風物詩、セミの鳴き声だ。
セミたちの声は、イヤホンの性能を突き破っ

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万人に合う通勤リュックは、ない。身長、体型などその人の外見はもちろん、その人の日頃の過ごし方などのパーソナリティな部分も「似合う」かどうかを左右する。

79日目 与えられた、この命

どんなに願っても、相手を変えることは難しい。
自分が変わることの方が、簡単だ。シンプルだ。
だけども、命の話だけは、相手に届いてほしい。
どんなに苦しくても、自分で自分の命を捨てることは、しないでほしい。

生まれてきた時、どれだけの喜びに包まれただろうか。
一人の力だけでなく、数えきれないほどたくさんの人の関わりの中で、
嬉しいことも苦しいことも経験し、大きくなっていく。
うまくいくことばかりで

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78日目 ピーター・ノーマン

ピーター・ノーマンが自分の位置を空けておいてほしいと頼んだ理由。
こういうストーリーを道徳的に考える授業はおもしろいだろうなと思う。
いろいろな方面から準備は必要だが、考えてみたくなった。

77日目 調子に乗るな

先日、カバンを購入した。
大好きな、バックパック。
私はバックパックが好きなようで、背負ってる人とすれ違ったら、振り返って後ろ姿を確認してしまうことも多い。

決して安い買い物ではなかったが、何度も購入を悩んだあげく、「悩むくらいならかってしまえ!」と押した購入ボタン。

届いたのはいいリュックだった。
デザインも機能性も好みのもの。
唯一、大きすぎる点を除いては…。

容量が大きく、「合宿感」が

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76日目 離れていても

「たとえ離れても 心ひとつ お前を思い歌うこの歌・・・」

「リメンバー・ミー」は大好きな映画の一つだ。
金曜ロードショーさん、今日もありがとう。

この映画は本当によくできていると思う。
死者の世界という設定も、ネガティブな雰囲気が全くない。
日本でも「お盆」という文化があるが、そこに通ずるものが感じられるからだろうか。
亡くなった人は忘れられた時に2度目の死を迎える。
死んだことないのに、その

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75日目 後手

対応が後手に回る、という言い方がある。
この言い回しは「相手に先を越されて、主導権を握られる」という意味をもつそうだ。

仕事上でうまくいかないとき、ふと頭をよぎったこの言葉。
だが、ふと「相手って誰だ?」と思った。
この仕事は、だれかと競うものではない。
相手の出方次第で仕事の出来が変わることはあるが、そもそも変えられない相手のことをどうこう言っても仕方がない。
今回の反省を、次にどうつなげるか

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74日目 喉の不調〜機転の利いた行動〜

朝起きると、何やら喉元に違和感があった。
巷では、またもやコロナウイルスが流行しているという。

きたか・・・

いや、まだ決めるのは早い。
新年明けてから、家族が相次いで感染し、私にも似たような症状が出たとき。
内科を受診した結果は、陰性だった。
え?全く同じような症状出てるのに?と思った。
だが、検査キットは首を縦に振らなかった。
そう、私はまだ正式にコロナウイルスに感染してはいない。(何をも

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73日目 健康な体

アスリートが自らを鍛えているときに、「体をいじめ抜く」という言葉を耳にする。
自分に厳しく、徹底的に甘えを許さない姿勢を表現した言葉だ。

この三連休、私は胃腸をいじめ抜いた。
美味しいものをたくさん食べて、温泉に浸かり、ひと眠りして、また食べて…。これを繰り返す。
すると、どうなるか。

胃が痛くなるのだ。(ガーン)

私はもともと、胃腸が強くない。
2年前の人間ドックで胃カメラをした際、細胞を

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72日目 キャリアプランについて

あいにくの雨。
午前中の予定が流れてしまったため、腰のリハビリへ行き、簡単な家の掃除を済ませたあとは、近くのファミレスへ。
ノートに向き合い、30分弱。
「人と人との支え合いについて」と「キャリアプランについて」というテーマで書き出した。

このうち、キャリアプランについては、夜の飲みの場でもリンクする場面があった。
自分に向いているのかどうか、時間のこと、仕事の中身、家族のこと…。
何がいいのか

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71日目 人という字は…

71日目 人という字は…

人という字は、人と人が支え合ってできている。

某ドラマの名セリフだが、この説に異を唱えたのが、漫画「宇宙兄弟」である。
「どう考えても、こっち(右側)の人の負担が強いでしょ!」と語る理事長の姿は痛快だった。

この言葉の肝になっているのは、人には支える側と、支えられる側がいるということ。
学校現場にいた時には、子どもたちを支える側の人でありたいと考えていた。
(気がつけば、自分も支えられる側にな

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70日目 カミナリ

70日目 カミナリ

「我は、神なり。」

これはマンガ「ワンピース」に登場するキャラクター・エネルの言葉である。
読んでいた当時、ダジャレとして認識した記憶がある。
少し書き加えておくと、このエネルというキャラクターは、「雷」の特殊能力を持ち、自らを「神」の存在として振る舞っている。
つまり冒頭の言葉は、「雷」と「神なり」をかけたものなのだ。

では、そもそもなぜ「雷」と呼ぶのか。
語源を辿ると、古くは「神鳴り」から

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69日目 うんとこしょ、どっこいしょ

69日目 うんとこしょ、どっこいしょ

面白い品を見つけた。

家に帰って妻に知らせると、面白いと共感はしてくれた。だが、購入することを後押しはされなかった。
確かに、6600円は即決材料にはならないなあと感じる。

だが、この製品のコンセプトというか、着眼点にえらく感心してしまった。
売り切れということで、再入荷お知らせのメール登録もしたほどだ。

子どもに見せたら、どんな反応をするのだろう。
一度で飽きてしまうだろうか。
何度も遊ぶ

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68日目 選ばれし者②

「〇〇って、どこにありますか?」

今日は、図書館で尋ねられた。
イヤホンをしながらウロウロしていたにも関わらず。
その状態で聞いてくるマダムのメンタルも、かなり強靭だとは思うが。
おそらく聞いているのは近くのカフェのことだと分かったので、すぐに指し示すことができた。

散歩しながら、そういう関わりをちょっと期待している自分すら感じる。
向こうは大して気にしていないだろうが、数ある人の中から選んで

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