70日目　カミナリ

「我は、神なり。」

これはマンガ「ワンピース」に登場するキャラクター・エネルの言葉である。
読んでいた当時、ダジャレとして認識した記憶がある。
少し書き加えておくと、このエネルというキャラクターは、「雷」の特殊能力を持ち、自らを「神」の存在として振る舞っている。
つまり冒頭の言葉は、「雷」と「神なり」をかけたものなのだ。

では、そもそもなぜ「雷」と呼ぶのか。
語源を辿ると、古くは「神鳴り」から来ているのだという。
また「雷」という字は、雷のよく落ちる年は稲が豊作だったというところから来ているのだという。
そこからなぞらえた、雷の別名。
そう、「稲妻」である。
この言葉がつながった時は、思わず唸ってしまった。実によくできている。

さらに、雷が多い年は豊作になるという点を、科学的に分析した結果もあるという。
詳しい説明はリンク先にあるが、どうやら窒素の存在がカギとなるらしい。

七十二候「雷乃発声」 雷には植物を育てる力がある？

とまあ、ここまでの話は全て渡辺道治Voicyからの引用である。
話の面白い人の特徴、自分なりに考えてみたい。

話が面白い人の共通点その1 | 渡辺道治@カナダ→アメリカ→北海道→名古屋「教え方の学校 by tuning radio」/ Voicy - 音声プラットフォーム

まず、話題が興味をそそること。
次に、納得が生まれること。
そして、さらなる興味がわくこと。

「ん？なんで？」
「なるほど〜！」
「もっと知りたい！」
と置き換えることができるだろうか。

話の面白い人、話のうまい人になるために、もっといろんなアンテナを張り巡らせていこう。