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クリエイティブにとっての最大の敵。

クリエイティブにとっての最大の敵。

先日、会社の田中さんから妙な感心のされかたで言われた。

「古賀さんは〇〇〇の原稿をやっていたときも、毎日 note を書いてたんですよね」。これだけ聞くと、どんなに忙しくとも実直に更新を続けるまじめなひとのように映るかもしれないけれど、感心のポイントはやや異なる。彼女が言わんとしていたことを年長者への礼を排したことばに置き換えると、「お前はあの原稿が大幅に遅れ、あの最恐におそろしい編集者さんから

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新しい環境になる子どもたちへ。友達を100人作る理由と方法。

新しい環境になる子どもたちへ。友達を100人作る理由と方法。

1年前、息子が卒園するにあたり、保育園の謝恩会で子どもたちに話をしたことです。お子さんに対して、または学校などで活用できそうであればぜひ使ってください。できるだけ多くの子どもたちに伝えたいことなので。
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「保育園での思い出は忘れな

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ターミネーター

ターミネーターの新しい映画ができるたび、本当に幸せな気持ちになる。

ターミネーター 1984年
ターミネーター2 1991年 1のつづき
ターミネーター3 2003年 2のつづき(後に否定される)
ターミネーター4 2009年 3のつづき
ターミネータージェネシス 2015年 リブート

そして2019年
ターミネーター:ニュー・フェイト(Terminator: Dark Fate) 2のつづき

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まだ決めない、と決めてみる。

まだ決めない、と決めてみる。

きのう、幡野広志さんと田中泰延さんのイベントに参加した。

会場は早稲田大学の小野記念講堂。事前に募った4人の大学生が、幡野さんと泰延さんに悩みをぶつける、公開人生相談イベントだ。新聞、雑誌、テレビの世界において、人生相談は普遍的な地位をもつコンテンツだ。たとえばみのもんたさん全盛期の昼番組「午後は○○おもいッきりテレビ」のなかにも、「ちょっと聞いてョ!おもいッきり生電話」という視聴者参加型の人生

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これから重要になる "バズらない力"

これから重要になる "バズらない力"

昨日、NewsPicksで佐渡島さんのコミュニティに関する記事がアップされていました。

この記事の中で特に印象的だったのが「大ヒットしないように気をつける」という話。

私自身、最近あえてバズらない力について考えていたところだったので、自分の考えている方向は間違っていないのだという確信が得られた記事でもありました。

これに関してはNewsPicks上でコメントした後に連続ツイートもしたのですが

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だらしない夫じゃなくて依存症でした・第一話 アルコール依存症

だらしない夫じゃなくて依存症でした・第一話 アルコール依存症



これは、2019年1月~4月の間、厚生労働省・専門家監修のもとで作成した依存症啓発漫画「だらしない夫じゃなくて依存症でした」の1話です。作画・お話は私が担当しています。

全編はこちらから。2020年3月まで9話+番外編が無料で読めますよ。

ついに書籍になりました!やったね!

「論破」をしても不幸になる人

「論破」をしても不幸になる人

世の中には「理屈人間」という人達がいる。

おそらくは僕もその1人だと思うけど、この「理屈人間」には面倒な人が多い。

おまけに「自分は論理的思考で理性主義者だ」みたいに思っている割に感情的になる人も多い。

もちろん「私は感情のまま生きているの!」みたいな人も面倒ではあるけど、少なくとも「議論」という戦いにはならない。

ところが「感情的になる理屈人間」というタイプは扱いが大変だ。

何しろ「お

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言語化して初めて、世界への解像度は上がる。

言語化して初めて、世界への解像度は上がる。

言語化を大事だと思っている人は多くいるが、それがなぜかを言語化できる人は少ない。

僕は社内で、何か壁にぶち当たってるメンバーがいれば、「まず言語化しろよ」と言っている。それは課題抽出だったり企画づくりだったり、またはレポートを作成する場面でも同じだ。分かってないやつほど「やってますよ」と言う。どれどれ、と見てみると、ただ情報や発言が羅列してあるだけ。それは言語化とは言わない。

言語化とは、自ら

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アレクサ、看取って①

アレクサ、看取って①

noteの執筆ページを開いたら、まだ何も入力していない場所に、グレーの主張しない文字でこのように書かれていた。

おはようございます、今日もいい一日を。

ツイッターの入力欄をひらけばグレーの文字で「いまどうしてる?」 Facebookは「今なにしてる?」 微妙に変えてあるのがこざかしい。そしてよけいなお世話だ。

でも、確かにそうなのだ。今は朝。ぼくは生命よりも先にnoteからおはようのあいさつ

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SNSはなぜ「疲れる」のか

SNSはなぜ「疲れる」のか

気づけば秋風吹く10月。8月ころ「今年の夏はたくさん文章書くぞー!」と意気込んだものの、仕事に追われ、花火に追われ、期末テストと採点に追われ、気がつけば新学期再開で再び仕事に追われ。フリーランス兼大学教員というのは、よほど上手く回さない限りやっぱりどこか無理があるんだなと実感している今日このごろです。

空いている時間も無いことはなかったのだけど、その空き時間はだいたいリオレウスを延々狩ったり、メ

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図解 システム化とアドリブのよい使い分けとは?

図解 システム化とアドリブのよい使い分けとは?

世の中をみると、官僚的なシステム化と現場主導のアドリブ、二つの世界観に二分されがちです。本当は両者の中間がベストなのに、どうしても片側に寄ってしまうようです。

偏る原因は、おそらく両方が得意な人が少ないため。

このためシステムとアドリブの住み分け、バランスの取り方を人に説明するのは難しいものです。僕も長く悩んでいましたが、最近、ようやく頭の中でメンタルモデル化できました。

岩として考えるシス

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