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子育て

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子育てで大事にしてること。保育士の母から見た孫育て(とリアルに子育てしてる私のツッコミ)などの記事
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2024年3月の記事一覧

どうしても、むぅむぅ、としてしまうとき

どうしても、むぅむぅ、としてしまうとき

どれもこれもきっと些細なことだ。

「ママ、宿題終わらないから手伝って」
「声かけて」
「きっとやるのを忘れるから」

息子に言われてたので声をかけたら八つ当たりされた。

「ねぇ、今しないと、明日困ると思うよ?」
「わかってる!」
「わたしの宿題じゃないし、好きにすれば?」
「なら宿題なんかしない!学校も行かない」
「いいよ? 怒られるのはママじゃないし、困るのもママじゃないよ」
「別にいいじ

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ザッ不登校。そのとき母であるわたしは何をしてたのか?

ザッ不登校。そのとき母であるわたしは何をしてたのか?

「ぼく、学校行かない」

そう言ってきたのは小3の1学期。コロナの第一次緊急事態宣言直後のことでした。
そこから、その学年は休んだり保健室登校したりして、
結局クラスに戻ったのは小4のときでした。

新年度、もしかしたら
「学校に行くのか、行かないのか」
という悩みがあるご家庭があるかもしれません。

うちの息子の結果だけ見たら、

小3  保健室登校、
  運動会不参加、遠足不参加
小4  クラ

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卒業式前夜に息子と語らう

卒業式前夜に息子と語らう

「ママ、今日話そう」

小6息子が布団を持ってきて
わたしの部屋に運び込んだ。

なんの話だろうと思いながらいると、
「明日、卒業式やで!」と。

そうだね……
感慨深いなぁと思いつつ、
友達と夜、その話の電話をしようと思ったのだが、そんな暇はなさそうだ。

時計は22:00をまわり、
卒業式まであと10時間ちょっととなっている。

「今日で小学生が終わるねん。小学生ラストの夜やで! 貴重やん?

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どうせしないという親vs.カタチから入る理論

どうせしないという親vs.カタチから入る理論

昨日のマナー講座で、
「カタチ(行動を意識すること)から入り
 心が変わり
 さらに型が洗練されていく」
と教わった。

一晩明け、少し経ち、ふっと思った。

親に、

「もう!あんたはいっつもカタチから入るけど、どうせ続かないじゃない」

と言われてたことを思い出した。

カタチから入ること

続けること

決してイコールじゃないのに、

カタチから入るなら続けるのが当然よね、というスタンス

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あと少し祭り

あと少し祭り

今日は「あと少しなのにー!」祭り。

朝、息子と家を出た。
息子は登校、わたしは出勤。
途中まで一緒だ。
「あと2日で終わりやな」
「ん?なにが?」
「卒業式きたら、ママとこうやって行くこともないなぁ、と思って」

ハッとした。
確かにもうないのだ。

朝のこの時間、意外と貴重だった。
雨の日は濡れながら笑った。
晴れの日は暑いと文句を言いながらも、学校の話を聞いた。
風の強い日は、2人でひどい髪

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読書には定規

読書には定規

うちの子たちは本好きだ。
わたしがテレビを見ないで、
ボサノバをかけながら、コーヒー片手に読書をするからかもしれない。

だからこそ、
小さい頃から読書習慣があった。

息子は、難なく読む。漫画も小説も、鉄道マニア向けの専門誌も。

が、
娘は、読めなくていつも困ってたのだ。

それは、小1のときまで遡る。

「ママ、絵本は楽しいのに、音読きらいやねん」
「えっ?なんで??
 家で絵本を大きな声で

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いい母親じゃなくていいし、いい母親の定義もないと思うの

いい母親じゃなくていいし、いい母親の定義もないと思うの

いい母親ってなんだろう?
いい父親ってなんだろう?

子どもが生まれても、
すぐに親になれない、とよく思うし、
子どもお料理教室の保護者の方をはじめ、
幼稚園や小学校、サッカークラブの保護者の方とも話すけど、
いい母、いい父ってなんだろう?と考えてしまう。

「イライラしちゃって、いい母になれない」
「怒って泣かせてしまって自己嫌悪」
「本当、いい親じゃないよなぁ」
って、
わたしのところに
ふん

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仕事と子どもと…胸を張って仕事を語る

仕事と子どもと…胸を張って仕事を語る

「友達がさ、管理栄養士なりたいんだって。
 ママは、管理栄養士やろ?」

と息子に話しかけられた。

残念ながら、
わたしは栄養士であって管理栄養士ではないことを丁寧に説明し、
給与の違いなども説明した。

「栄養士とるなら、学生のうちに管理栄養士までとったほうがいいよ。社会人から勉強するより、勉強が楽だからね」

という話のあと、
そういえば…思い出した。

わたしの知ってる管理栄養士たちは

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