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タイガの政治日記

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ここでは緩い政治研究者であるタイガが気になった政治ニュースを日記のような形で所見を書いていく内容になっています。あんまり小難しく書くと疲れるのでなるべく簡単に書いていく予定です。…
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2019年11月の記事一覧

日韓条約の真実と国際的な立場

1965年に結ばれた日韓条約には韓国政府が外交保護権の放棄を認めた。しかしそれはあくまで政府が放棄したものである。自国の国民が受けた被害、個人の損害を外交権を使って政府が抗議しないということだ。韓国政府が追求することを国際法上認められていないだけであり、個人の請求権は放棄されていない(明記されていない)。それが事実である。

であるから韓国国民が訴えることは間違ったことではない。だがここで疑問に思

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陰謀と常識

何によって立つか
「この世に全知全能の神はいるか。」という問いに人はそれぞれが思うがままに答えるだろう。では、全知全能の人はいるだろうか。これは私の知る限りいない。全知など人間が個人の力で到達できるとはまったく思わない。科学の力を使えば可能かもしれないが。

Googleは何でも知っているという人がいる。Wikipediaは何でも知っているという人がいる。両方とも本当にそうだろうか。あれらに知って

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日本の産業について



ぺティ・クラークの法則を皆様知っているだろうか。この法則の名前は二人の経済学者の名前が入っている。一人は「Boys Be Ambitious」という言葉で有名なウィリアム・スミス・クラークである。
 ぺティ・クラークの法則によると国の経済発展に伴い、就業者が第1次産業から第2次産業、第3次産業へと移る「産業の高度化」が進むとされている。

 日本でもこの法則は証明されている。1985年第1次産

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民主主義の腐敗を意味するポピュリズム②

前回私のコラムではポピュリズム、ポピュリストの台頭を自分なりに分析をさせてもらった。その分析結果はポピュリズムの台頭を許したのは政治的な事柄に無関心を示すようになった大衆であり、そのような大衆に効果的に訴えかけ支持を集めるためにポピュリストが現れると考えた。

ポピュリストは政治家が目的を達成するための道筋をただ合理的に思考し判断した一種の形であるとし、非難を浴びるべき対象をポピュリストから逆の大

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