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日本とアメリカで、産んで育てて。

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2016年に長女を日本で、2018年に長男をアメリカで出産。現在カリフォルニアで二人を育てている中で、感じたこと、驚いたこと、ココロにグッときたことを忘れないように、気ままにまと… もっと読む
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2020年9月の記事一覧

そもそもソレはナンなのか、パンなのか、それが一番大事。

そもそもソレはナンなのか、パンなのか、それが一番大事。

昨日の夜、事件が起きました。

久しぶりのワンオペナイト。
子供たち用に納豆巻きとウメ巻きを作って、食べさせながら、私は「金曜日だし、飲んじゃえ、飲んじゃえ」っというノリで、買っておいたサラミとチーズを巻き巻きしたイケてる巻き物をツマミに、缶のお酒をプシュッとな。

しかもこれ、夫が「マルガリータ買ったよー」といって買ってくれた、ラベルもキュートな1品です。

が、ナニが事件って、コレが事件。

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3プッシュ、ベイベー。

3プッシュ、ベイベー。

日本で長女を産んだ2年後。2018年にアメリカで長男を産むことになった私には、3つの不安がありました。

「陣痛運転」、「英語出産」、「翌日退院」。

妊婦にとってはホラーとも思えるこの3つの条件を、いかにクリアしたのか。あるいは、クリアしなかったのか・・・!?

恐怖①:陣痛運転

アメリカでは、検診で通うクリニックと、実際に産む病院が違います。妊婦たちは地域の大病院(ホスピタル)にわらわらと集

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占い師に言われた3つのこと。

占い師に言われた3つのこと。

あるいは、人任せ的自己紹介、とでも言いましょうか。

占い大好き!信じてる!というタイプではないのですが。過去に何度か、引き寄せられるよに占ってもらったことがあります。

占いが先か、私らしさが先かは、今となってはわかりません。まるで呪いをかけられたように、占い師の言葉そのままに生きてんじゃん!と思うことが、私には3つあるのです。

あなたは根無し草。

生まれたのは秋田市ですが、その後すぐ東京都

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ベビーカー・ミステリー

ベビーカー・ミステリー

フーディーニといえば、「脱出王」の異名を持つ奇術師。

フーダニットといえば、「犯人当て」の謎解きミステリー。

そしてうちのベビーカーは、どこに消えたのか!?
というのが、今回の記事のテーマでございます。

我が家には4歳の娘と2歳の息子(先日誕生日を迎えました!パチパチ!)がいるのですが、ベビーカーが3台あります。

いえ。正しくは過去形の「3台あった」、でしょうか。

ベビーカー①は、新生児

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ドライブスルー・ワンダーランド

ドライブスルー・ワンダーランド

車に乗ったままサービスを受けられる、ドライブスルー。

1930年台にアメリカで誕生したこの夢の一本道は、面倒くさがり屋さんを喜ばせるため世界的に発展していった・・・だけではありません。

治安が悪い場所や夜間などには、自分の身を守るために有効ですし。身体が不自由な方や、子育て世代にとっては、乗り降りの回数を減らせるのでとても助かります。

個人的には、チビ助2人を車に乗せたり降ろしたり、また乗せ

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アメリカで9月11日を迎えて。

アメリカで9月11日を迎えて。

アメリカ同時多発テロ事件の発生から、今年で19年。

通称9.11(ナイン・イレブン)と呼ばれるこの日に向けて、アメリカではたくさんの特番やドキュメンタリーが編成されます。

「9.11を忘れさせてはならない」

テレビの報道からは、ヒリヒリするような悲しみや怒りはもう感じられないけれど。この惨事を忘れさせてなるものか、という使命感と気迫が溢れている。

19年前の今日、私は東京にある実家のテレビ

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あちらのお客様から、エネルギーです。

あちらのお客様から、エネルギーです。

私の近所には、ちょっと変わったお兄さんが住んでいます。

心の中では「クレイジー・エルヴィス」と呼んでいるのですが。
クレイジー呼ばわりもアレなので、ここでは「2020年のロックンローラー」とでも言いましょうか。

年の頃は、30歳前後。
175センチくらいで、アメリカ人にしては低めの身長。
ダーティブロンドの髪をリーゼントにセットしていて、スッとした顔だち。
細身だけど、めちゃめちゃマッチョ。

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30人の神さま。

30人の神さま。

「子供には、30人の神さまが居るからね」

母が子育てを始めた頃、同居していた義母(私のおばあちゃん)にそう言われたそうです。

「いい神さまが子守している日もあれば、泣き虫の神さまがついてる日だってある」

この30人の神さまとやらは、それぞれが違う性格で、しかも毎日交代で子守をするというのです。

つまり、1ヵ月子育てして、1日として同じ日はない、ということ。

機嫌がいい日もあれば、すこぶる

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目玉でよかった。

目玉でよかった。

たまには、仕事の話でも。

私はいま、アソビ心を刺激する「アソビフル」というサイトで、アメリカのアート&クラフトを紹介する記事を執筆しています。

実際に自分で作品を作ったり、子供に作らせたりして、その写真を撮って記事にするため、家にはクラフトグッズがわんさか!

水彩絵の具、アクリルペイント、フィンガーペイント、クラフトスティック(いわゆるアイスの棒)、グーグリーアイズ(動く目玉)、折り紙、色紙

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ふたりのモリー。

ふたりのモリー。

アメリカのプリスクールに通う娘(4歳)の悩みを先生に相談したら、とってもアメリカらしい答えが返ってきたよ、というお話です。

いま娘を悩ませているのは、同じクラスのモリー(仮)。

二人はどうも気が合わないようで、家でも「モリーがどうの」「モリーがこうの」と、ブツブツ文句を言っている。

私はその都度、娘の話を聞いて、だったらこうしてごらん、ああ言ってごらん。ほら、一緒に伝える練習をしよう、とやっ

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3回いきんで、こんにちは。

3回いきんで、こんにちは。

ママたちが集まると、「出産マジで大変だったトーク」で盛り上がることがあります。こんなに時間がかかった、こんなに痛かった、あんなとこがこんなことになった、など。

怖いもの見たさで、人の武勇伝を聞くのはけっこう興味深い。

たまに、思い出がフレッシュすぎて、痛かったり怖かったりした気持ちがワッと溢れ出す人も。そんなとき、私は口をつぐむようにしています。

なぜなら、私の出産は「マジで大変」ではなかっ

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