見出し画像

450.人に否定されるのが嫌な人ほど、人を否定してはならないのさ。

(11)人生を好転させる方法

1.  YESという人々

世の中って、貧しいかな、人を否定する人ばかり。
否定する人の特徴って、よく似ているよね。それはね、自分が正しいと思い込んでいるか、確かに正しいけれど、正しさを押し付けだったり、上から目線で、いつも威張っている連中が多い気がする。

さて、「NOという人々」と反対位置には、「YESという人々」がいるよね。(少数派かも)。

「YESという人々」はね、大きな違いって、まずは相手の考えや意見を聞くことができる人たちだよね。
まずは、「YES」。
つまり、最初から否定じゃあなくて、受け入れることができる人たちのことさ。
 
そのような人たちって、すぐさま否定しない。
何よりも相手の表情や、相手の考えや意見を受け入れることが最初となる。ここが大きな違いだよね。
まずは、相手の話をちゃんと聞こうという意識があるのだもの。
 
このような人たちはね、共感を得ることは違いないけれど、何よりも相手が安心して、信頼をしてくれるよね。
 
また、たとえ自分と違った意見や考えだとしても、しっかりと自分の考えや意見を嫌味もなくいえるという特徴もある気がする。
 
このように相手を否定する人って、結果的に否定され、信頼を失うことがわかるよね。

©NPО japan copyright association Hiroaki

では、なんで安心されたり、信頼されるのかな?
 
まず、
(1)安心感を与える
(2)相手のことを思いやれる
(3)肯定感が自分にも相手に対しても強い

ということがわかるよね。

(1)   安心感を与える
 
人って、誰でも否定されることにとても敏感な性格を持っているんだよ。
反面、肯定されると誰もが嬉しくなるよね。
このように、肯定することによって「安定感」「信頼感」が生まれるのがわかる。つまり、相手に不快感を与えずに、相手の気持ちを共有でき、素直な気持で接触することができるからなんだ。
これって、相手に気持ちよく接しているのか、相手に不快感を与えるかの違いといえる気がするよ。
 
 (2)   相手のことを思いやれる
 
相手の話が聞ける人って、自動的に相手に思いやりを持てる人。
つまり、相手を思える人のことをいうんだ。
自分中心の人たちにはなかなか相手が何を考えているかがわからないけど、相手を尊重して思いやれる人はね、相手を否定するのではなく、肯定、受け入れることができる人たちなのさ。
この人たちの特徴はね、価値観が違う相手に対しても、受け入れることができる人たち。また、決して、相手を馬鹿にしたり、見下したりはしない。
つまり、「優しさ」のある人たちだね。
 
(3) 価値観の違いを認めることができる人たち
 
他人をすぐさま否定しない人には「肯定感」がある。
 
自分の考えもあるけど、相手にも考えがあると考えられる人たちだね。
その人たちは、決して相手を否定しない。つまり「価値観や考え方は人それぞれ違う」ということを理解しているからなんだ。
 
さらに、その人たちって「自己肯定感」が高いため、精神的にも余裕がある気がする。人格に優れている、といえるかもね。
 
彼らの共通点って、相手の考えや意見をよく聞き、何よりも相手の人格を認めていること。それと正反対の人たちは、相手の話を聞く前から決めつけてしまい、思い込みも激しく、自分中心の話ばかりになってしまうんだ。
 
これをどのような基準で判断すればいいかというと、互いの話の長さでわかるかもしれないよ。

互いの話の長さってね、
「相手よりも自分の話が多い」
「自分の話ばかりで相手の意見や考えをじっくりと聞かない」
、人たちのこと。
このような人は常に相手の意見など認めず、自分を認めてもらいたいと考えている人たちだ。さらに、このような人たちは自分のことも否定し、相手を常に否定しているため「否定癖」がついてしまっている。
ちょうど、愚痴ばかり言い続けると、その愚痴が口癖となるのと同じかもしれないけどね。

©NPО japan copyright association Hiroaki

2.  相手を肯定する方法


では、相手を肯定する方法はどうしたらいいかな?

(1)  回答をずらす
 
否定してしまう人の特徴はね、すぐに回答してしまうことなんだ。
つまり相手がまだ話したいこと、伝えたいこと、まだ話が終わっていない状態での回答する。
(ちゃんと人の話を聞きいていないだね)

すぐの回答って意外と否定が多い。
そのため、最初は少しばかり考える時間をつくる、相手が話し終わったタイミングで話し始めるといいかもね。結論を急ぐばかりすぐに話したくなることはやめるべきだよね。
 
(2)話し方、聞き方を変える
 
じゃあ、どうすればいいの?
人はね、みな自分とは違うのだから、自分と違う「価値観」、「良さ」を見つけて、肯定する。「はい!」「そうですね!」「そう思います!」「そのとおりですね!」っていえばいいのさ。
(まず、最初から決めつけて否定しない)
 
その反対の人は、「いや、ぼくは違うと思います…」「そうではないと思います…」「こうなんですよ…」と自らの知識を見せびらかすかのように会話する人たちだ。人はもともとおしゃべりの好きな動物なのかもしれないけれど、相手が求めていない限りは「聞き役」に徹して相手の考えを聞く必要があると思う。
 
(3)  常に相手の良いところを探す
 
人って、互いに否定的な言葉を嫌うはずだよね。
そう、誰もが嫌なもの。でもね、相手の良いところを知らない場合もあるし、気づかないだけの場合もある。もしかすると、相手を知ったら誤解や偏見もなくなるし、逆に相手に興味を覚える場合もあるはずだから、良い部分も探す必要がある気がする。
 

©NPО japan copyright association


 
世の中にって、人を否定する人はたくさんいるよね。そのほとんどの人は、相手を低く見て、自分を上に見せたがる。そのために相手を否定してしまう。いや、否定癖がついてしまっているのかもね。
 
相手を否定してまでも自分を上に見る。でも、その人たちって、そもそも自分の自信のなさ、劣等感の強い人たちなんだよね。
自分は凄いんだと自己愛が強すぎるからかも。
 
人はね、否定されると、否定するようになる。まるで連鎖だね。なにやら、否と定は否定を呼び込むような気がする。否定される相手には無意識ながらでも不快感を覚えてしまうんだよね。
 
大切なことは、自分と違う意見や考えに対しても、肯定的に受け止められるように工夫して、少しずつ否定的な発言を減らすよう気を付けてみることのような気がするね。

人に否定されるのが嫌な人ほど、人を否定してはならないのさ。
 

©NPО japan copyright association 


【ナットキングコール】”Smile”- Nat King Cole 【lyrics 和訳】【名曲】【ジャズ】【洋楽1950年代】



 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?