とと日記

この時代の家庭に、暖かい眼差しと心地よい風通しを。 小5と小1の娘がいる父親(とと)。…

とと日記

この時代の家庭に、暖かい眼差しと心地よい風通しを。 小5と小1の娘がいる父親(とと)。妻と共働き。 家庭のなかでは喜怒哀楽が満載のエピソードが日々生まれている。 主には二人の娘の目線に立ったエピソードを、さらっと読める物語(フィクション)として表現していこうと思う。

記事一覧

私髪切ったんだ 〜ととの目線から〜

今日は次女の小学校入学式。 卒園したばかりの保育園にランドセルを見せに行った。 同じ卒園生もランドセルをしょって集まっていた。 次女も楽しそうに友達と遊んでいる。…

とと日記
3か月前
2

いつの間にか、手を繋がない      ~ととの目線から~

ととか仕事から家に帰ると、すでに妻と次女は寝ていたが、長女は寝ている二人の横で漫画を読んでいた。  食卓周辺は、長女が学校から帰宅して出した荷物が散らかっている…

とと日記
1年前
3

お父さん病、始まる!?  ~小3長女の目線から~

ついに長女に、お父さん病が現れた…のだ…! なにかと、ととの事を「くさい!」と言うのだ。 すれ違うと、くさっ! 話しかけると、くさっ! くちをただ開けているだけな…

とと日記
2年前
2

どうして結婚したの? ~4歳次女の目線から~

ととは、保育園に向かって、次女を車で送っている 後部座席にいる次女は、突然ととに話しかけてきた 次女「あのさ~、ととさ~、なんでママと結婚したの?😠」 少し次女…

とと日記
2年前
3

そんなのやってるよ! ~4才次女の目線から~

今日のととの帰宅は遅かった。 すると、ばぁばの所で寝ていたはずの次女がとことこと暗がりから出てきた。 とと「あれ、何で寝てないの?」 次女「だって、ととがいない…

とと日記
3年前
3

30年ぶりのキャッチボール  ~ととの目線~

今日は、娘たちに野球のグローブを買った。 ととは、たまたま今日、買ってあげようと思ったのだ。 キャッチボール。 それはととにとって、子育てのテーマの一つだった。 …

とと日記
3年前
3

ヤダは、ヤダ!~小1長女の目線~

寝る前、布団でゴロゴロしてた。 足に柔らかいものがムニっと触れた。 きっと、このムニムニはわーちゃんの体だろう。 ムニムニしてくすぐったいなぁ。 足をばたばたさ…

とと日記
3年前
2

お風呂 ~小1長女の目線~

ママとわーちゃんとお風呂に入っている私。 あれ?今日は久しぶりにととがお風呂に入ってきたぞ。 最近入ってこなかったのに、なんでだろう…? うわぁ。湯船が狭くなる…

とと日記
3年前
1

お好み焼き ~とと(夫)の目線~

とと(夫)は妻と向き合って、一緒にお好み焼きを作っている。 夫婦で休みが合うのもそうそうない。久し振りの料理だ。 ここ最近、子どもたちの前でも、些細な事から夫婦で…

とと日記
3年前

とと早迎え ~3才次女の目線~

次女の心の声 「おやつも終わったし、ととが今日は早お迎えだっていってたし…ぐふふ。うふふ。」 「えーと、絵本片付けてって、先生言ってたからやろうと。よいしょっと。…

とと日記
3年前
5

「命令するな!」~小1長女の目線~

新しい絵本をママが買ってくれた。 「寝るとき、ととに読んでもらおう」 でも、ととは仕事で帰るのが遅いと電話があった。ととには、読んでもらえなかった。 朝になった…

とと日記
3年前
4
私髪切ったんだ 〜ととの目線から〜

私髪切ったんだ 〜ととの目線から〜

今日は次女の小学校入学式。
卒園したばかりの保育園にランドセルを見せに行った。
同じ卒園生もランドセルをしょって集まっていた。

次女も楽しそうに友達と遊んでいる。

すると、急に次女が男の子の友達とふっと人気のいない教室に入っていった。 

ん??どうした??、あの二人。気になったとと。

そっ〜と覗くと、教室の入口で座り、向かい合う次女と男の子。
男の子の友達「ほら、見せてあげる」と言って、ラ

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いつの間にか、手を繋がない      ~ととの目線から~

いつの間にか、手を繋がない      ~ととの目線から~

ととか仕事から家に帰ると、すでに妻と次女は寝ていたが、長女は寝ている二人の横で漫画を読んでいた。

 食卓周辺は、長女が学校から帰宅して出した荷物が散らかっている。
ととは、やれやれと思い、長女に声を掛けた。
片付ける途中、長女の遠足の写真が出てきた。

 写真を見る。何だが大きくなったなぁ。少し大人びて見えてきたなぁ。

一緒に片付けをしたあと、寝室に行く。
すでに寝ている妻と次女の隣で、長女は

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お父さん病、始まる!?  ~小3長女の目線から~

お父さん病、始まる!?  ~小3長女の目線から~

ついに長女に、お父さん病が現れた…のだ…!
なにかと、ととの事を「くさい!」と言うのだ。

すれ違うと、くさっ!
話しかけると、くさっ!
くちをただ開けているだけなのに、
「なんか息がこっちに来た気がする…!」

ととの心の声 「はぁっ…!?何言ってるの長女は!?」

か、か、加齢臭…??、ととは自分を勘ぐり、自分で自分を臭ってみたり、妻に臭わせたり…。
しかし、妻の反応はいつもと変わらず。
妻 

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どうして結婚したの? ~4歳次女の目線から~

どうして結婚したの? ~4歳次女の目線から~

ととは、保育園に向かって、次女を車で送っている
後部座席にいる次女は、突然ととに話しかけてきた

次女「あのさ~、ととさ~、なんでママと結婚したの?😠」

少し次女の語気が強めだ。
なんて質問をしてくるんだ…。ととは、なんて答えたら良いか分からず、冷や汗をかきそうだった。
なんか妻と俺って別に大きな喧嘩してないしなぁ…。

とと「どうして、そんな事を聞くのかな…?」
恐る恐るととは聞き返した

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そんなのやってるよ! ~4才次女の目線から~

そんなのやってるよ! ~4才次女の目線から~

今日のととの帰宅は遅かった。
すると、ばぁばの所で寝ていたはずの次女がとことこと暗がりから出てきた。

とと「あれ、何で寝てないの?」

次女「だって、ととがいないと、怖い夢みるんだもん。」

とと「へ~。どんな夢なの?」

次女「それは、今は言えない。朝になったら言うね。」

ととの心のなか→(それは、本当に怖い夢みてるの?…)

ととと次女は寝室に移動。次女は遅い時間なのにまだまだぺらぺらとし

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30年ぶりのキャッチボール  ~ととの目線~

30年ぶりのキャッチボール  ~ととの目線~

今日は、娘たちに野球のグローブを買った。
ととは、たまたま今日、買ってあげようと思ったのだ。

キャッチボール。
それはととにとって、子育てのテーマの一つだった。
父として、子どもに対してキャッチボールができるような親子関係でいたい。
それは我が子が生まれたときから、自然と思っていた事だった。

そのとと自身。
ととの父親とはキャッチボールが自然とできなかった。
いつも、なんだかぎこちなかった。

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ヤダは、ヤダ!~小1長女の目線~

ヤダは、ヤダ!~小1長女の目線~

寝る前、布団でゴロゴロしてた。

足に柔らかいものがムニっと触れた。

きっと、このムニムニはわーちゃんの体だろう。

ムニムニしてくすぐったいなぁ。

足をばたばたさせた。

そしたら、ムニムニは歯磨きの点検をして横になったわーちゃんの顔だった。

ママ〈もうぶさけているから顔に足があたったよ!やだなぁ!〉と、怒られた。

ちがうよ!ふざけてはいないよ!ムニっとしてきたのは、わーちゃんだもん。

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お風呂 ~小1長女の目線~

お風呂 ~小1長女の目線~

ママとわーちゃんとお風呂に入っている私。
あれ?今日は久しぶりにととがお風呂に入ってきたぞ。

最近入ってこなかったのに、なんでだろう…?

うわぁ。湯船が狭くなるんだよなぁ。
もう、わーちゃんのおしりが私に触ってくる。もういやぁだ!!

ママもとともわーちゃんのお尻は可愛いって言ってくる。
なんかなぁ…。あ!ととも湯船に入ってきた。

うぇっ!もう上がろっと!

でも…。一人で暗いお部屋に行くの

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お好み焼き ~とと(夫)の目線~

お好み焼き ~とと(夫)の目線~

とと(夫)は妻と向き合って、一緒にお好み焼きを作っている。
夫婦で休みが合うのもそうそうない。久し振りの料理だ。

ここ最近、子どもたちの前でも、些細な事から夫婦で指摘しあい、喧嘩になってしまう事が続いていた。
今日は喧嘩にならないで、夫婦楽しく料理したい。

でも、なんだかちょっと緊張…。
目の前には、子どもたち、ばぁば(妻の母)もいるし…。

おっと!よし。焼けてきた。そろそろひっくり返そうか

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とと早迎え ~3才次女の目線~

とと早迎え ~3才次女の目線~

次女の心の声
「おやつも終わったし、ととが今日は早お迎えだっていってたし…ぐふふ。うふふ。」
「えーと、絵本片付けてって、先生言ってたからやろうと。よいしょっと。」

先生
〈わーちゃん!良かったね。パパお迎え来たよ~。〉

次女の実際の声
「あっー!!」
「イェイイェイ!じゃんぷじゃんぷ!」

次女は、ととの前でスライムのように跳び跳ねている。

次女の心の声
「とと来たよー。はや迎えだぁ。

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「命令するな!」~小1長女の目線~

「命令するな!」~小1長女の目線~

新しい絵本をママが買ってくれた。

「寝るとき、ととに読んでもらおう」

でも、ととは仕事で帰るのが遅いと電話があった。ととには、読んでもらえなかった。

朝になった。ととから起きて、と言われた。

なんか嫌だったから、ととに「命令するな!」と言った。

ととは怒った。命令だと思うならば自分で着替えれば、と言われた。なんか悲しくなった。

嫌だ。「ママがいい」と泣いた。けれど、ママは仕事に行ってし

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