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書評 「多様性」 by 藤森隆郎さん
藤森隆郎さんは、1938年生まれ、日本を代表する森林生態学者で、国際的にも活躍をされた方です。「気候変動枠組み条約政府間パネル(IPCC)」が2007年にノーベル平和賞を受賞したことに貢献したとして、IPCC議長から表彰を受けられています。
2010年の日本森林再生プラン実践事業の際に、私は藤森さんと数回に渡って交流させていただきました。
藤森さんは、現役引退後も熱心な活動をされており、2015年
国有林ではじめての屋根型基幹道を視察
北海道鶴居村、岐阜高山など、すでに10年以上、その機能性と耐性が実証されている屋根型森林基幹道。昨年、天竜地域の国有林で、既存の林道を屋根型に改修する事業が行われました。
https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/sidou/attach/pdf/kanto_presentation-83.pdf
この事業を専門的に助言・監修した高山の長瀬さんの仲介で、今回、視察す
フランウッド -柔らかいスギ材をチーク材並みのハードウッドにする (7月1日に森づくりに関して基調講演)
アイキャッチ画像:furanwood.com より
知り合いの紹介で、とても興味深い木材ベンチャー企業の会長と社長に出会いました。柔らかいスギ材をハードウッドにする技術を開発し、製造・販売を始めた岡山県津山市の企業です。会長は小原冨治雄さん、社長は髙橋ひかりさん。
https://furanwood.com
フランウッドは、フラン樹脂という純植物性の原料を木材に注入し、スギの木目の美しさと形状
基調講演「道を基点とした森林業」
岡山県津山市で開催されるDesign the Forest ミニカンファレンスで、フランウッドの小原会長と一緒に登壇します。講演会の部分をオンラインで提供できることになりました。
https://michi-shinringyo.peatix.com
2024年7月1日(月)13:30-15:30
13:30- 15:00
基調講演「森林基幹道を基点とした多機能な森林業」 池田 憲昭(
KANSO, SHIRO共同企画: 森から住まいへ、森づくりからものづくりへ 〜多様性をシンプルに楽しむ 2024年7月9日
イベント案内・申込み: https://kanso-shiro.peatix.com/view
多様性をシンプルに楽しむ
独シュヴァルツヴァルトを拠点に日欧をまたいで活躍する森林環境コンサルタントの池田憲昭。秋田の美郷町を拠点に日欧の建築哲学・技術の融合させて、環境建築に取り組む建築士の佐藤欣裕。北海道砂川市を拠点にコスメティックのブランドSHIROをつくり上げた今井浩恵。住む場所も分野も異なる
【屋根型路盤作設による災害に強い道づくり】
林野庁による画期的なプロジェクトです。
https://www.rinya.maff.go.jp/.../kanto_presentation-83.pdf
水のマネージメントをしっかりと施した屋根型の森林基幹道は2010年来、北海道の鶴居村や岐阜県の高山市でモデル的に実践され、その機能性・耐久性・災害への強さが実証されていますが、林道や林業専用道路の作設規定では、いまだに正式な規格としては認
ドイツ視察セミナー 「世界最大の林業展KWFと南西ドイツの森林業・建築・グリーンインフラ・エコワイン」 2024年6月19日〜25日 (ツアー概要書)
ドイツ視察セミナー 「世界最大の林業展KWFと南西ドイツの森林業と木材産業」
期間:2024年6月19日〜25日 (現地6泊7日)
開催場所:中部・南西ドイツ
主催者:Arch Joint Vision 社 代表:池田憲昭 https://www.arch-joint-vision.com
現地コーディネート・専門通訳・ガイド:池田憲昭
参加人数:5〜12名
セミナー料金:2450ユーロ(1人部屋
「研究者は自分の垣根を超えて交流しなければならない」 —世界の森林生態学者・藤森隆郎さんと11年ぶりの再会
今回の来日のハイライト。2021年に出版した私の『多様性〜人と森のサスティナブルな関係』に詳細で心のこもった素晴らしい書評を書いていただいた藤森隆郎さんに、つくば市で念願の再会を果たし、2人だけで2時間近く、親密に、日本の森のことを中心に、いろんな話をしました。
藤森さんの書評:
https://note.com/noriaki_ikeda/n/n0821d5634526?magazine_ke