日本では、「雑木林(ざつぼくりん)」という言葉が、材としてあまり価値がない広葉樹の森を指す言葉として、とりわけ戦後、林業政策的に流布しました。
世界大百科事典にもこう書かれています。
では「雑木」や「雑木林」の語源はどこにあるのか、気になったのでちょっと調べてみました。下記の帝京大学薬用植物園管理室 木下武司のサイトが詳しく書かれていて参考になると思いました。
http://www2.odn.ne.jp/~ha.../topics_&_items2/zokibayashi.htm
「雑木」という語は貝原益軒の『大和本草』(1709年)に見ることができるようです。そこでの「雑」は豊かな生物多様性の意味で使われていたようです。
雑木、雑木林が、今日流布しているように、木材としてあまり価値のないものというイメージで使われてるようになり、百科事典にもそう表記されるようになった要因については、Wikipediaなので、情報の確実性は保証できませんが、こう書かれています。
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