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「鴨都味波八重事代主命神社」事代主神への御礼参り

割引あり

与えられている時間に感謝する
ほっとしていいのです。
私があなたの旅の安全を約束しましょう。あせることはありません。目先に囚われることなく、ゆったりと寄せては返す波のように、のんびりと物事を長い目でとらえましょう。
そして、言の葉を集め、知る事です。」

こんにちは。
これ、私が想像で作った、文章かと思われましたか?ところが、残念。こちらは、岩座というお店で引いた神様みくじという、カードとビーズ(アソート)が入ったおみくじです。日本の神様四十八種から一柱、絵柄とその神様に纏わる神社とシンボルと、裏にその神様に擬えたメッセージが書かれたものです。私が引いたのは事代主神のカードでした。上のメッセージ併せてちょっと結果を知った瞬間ぎょっとしました。
ちなみに、特別な4種を引き当てると、お店で特典があるようでした。少なくとも、行った先ではそうでしたが、ほかの店舗もそうなのかな。

事代主神(コトシロヌシノカミ)は、ものすごく端折って言うと、言葉を司る神様です。コトは言、シロは知るを意味します。神話の中では神託を伝える役割を持っていたのだとか。引いたときには、noteを書いてだいぶ経っていました。今2年目くらいになると思います、多分。たくさん、言葉に触れるのも考えるのも、その機会はここ数年で圧倒的に増えました。だからこそ、偶然でも驚きました。あちこちに行った見聞録の事も書いていたので、「旅」という点でもある意味重なっていました。なにこれ偶然超怖い。

話を戻しまして、そして、これに記載された神社もいくつかありました。果たして、行ける神社があるんだろうかと思いながら、何処にあるのか調べてみました。()は検索した結果で、神社の名前は実際に記載されていたものです。

美保神社(島根県)
今宮戎(えびす)神社(大阪府)
長田神社(兵庫県)
三嶋大社(静岡県)
鴨都味波八重事代主命神社(奈良県)

島根以外は思いの外、片寄って点在している感じがしました。
絵柄はどれか伏せておきます。調べたらわかってしまいますが、ちょっとした運試しでやってみたいと思われたのなら、実際にやってみると面白いかもしれません。

名前も含めて気になったのは島根の美保神社と奈良の鴨都味波八重事代主命神社です。奈良には大神神社(おおみわじんじゃ)という引退した大国主命の黄泉の住いとされる場所もありました。ここも前から行ってみたい神社の一つだったので思い切って、この二つを訪れる事にしました。
美保神社には日本最古のオルゴールがあるとのことで、なかなかに捨てがたい場所ではありました。いつかの機会に改めて訪問出来たらいいなと考えています。言葉でもあり音楽の神でもあったとかなかったとか。

少し前に「言葉について」書いた記事もあります。お時間許されましたら、こちらもどうぞよろしくお願い申し上げます。


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