マダマメ

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  • マダマメの読書感想文

    読書感想文を書きますが、語彙力もないし理解力もないし集中力もないので、稚拙です。 あと、あまり本は読まないです。

  • ○○から始める××

  • 日常

記事一覧

生欲 ー朝井リョウ

多様性を受け入れよう、認めよう、ほんとに何様なんだろう その割に些細な発言のバッシングはやめない 不倫は多様性の中にないのだろうか 受け売りだけれど、その考えを…

マダマメ
3年前
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離婚出来なかった両親から始まるファザコン終了の話

前回、父への愚痴のような怨みのようなことを書いたが 私はファザコンだった 几帳面で寡黙で黙々とよく働き愚痴を言わず 怒ったこともない優しい父だと思っていた 逆に母…

マダマメ
3年前

許せない父の嘘から始まる小話

私は西日本のど田舎県のやや中心地の出身 母と父はそこそこケチでそこそこ変わり者だったと思う 昔の実家は今築40数年ぐらいだと思う(実家引越し済み) その昔の家は私の…

マダマメ
3年前
1

長身とベッドから始まるマウンティング

世の女性は男性の身長をとても気にしてる人が多い 私はどちらかと言うと小さい人が好み だが、私の夫は身長が180センチある 私は152センチ 夫を身長で選んだわけでないが…

マダマメ
3年前

ラヴィットの占いから始まる今日の話

今朝ラヴィットでの星座占いは最下位、 ラッキーカラーは茶色だったが茶色の物をもちあわせてなかった、占いはあまり信じないが見てしまったので嫌な予感は確かにあった …

マダマメ
3年前

母の死と言えなかったことから始める小話

私の母は数年前に癌で亡くなりました。 癌と分かって余命3ヶ月、色々抗ったけど、4ヶ月で亡くなりました。 癌になり、最初は強気だった母も治療が辛くなり笑顔はなくなり…

マダマメ
3年前
1

オリンピックから始める小話

オリンピックは今話題ですね 私は運動とか体育とかとは距離をとってきた人生なので、オリンピックを目指すとかスポーツ選手になりたいというのはおとぎ話みたいなものです…

マダマメ
3年前

髪の毛一本から始める小話

昔、小学生の時 はなさか天使テンテンくんというギャグ漫画にハマっていた。全巻買ったと思う。 才能の種と梅干しの種を間違えて与えられた子に 本来あるべき種を、テンテ…

マダマメ
3年前

限りなく透明に近い青 ー村上龍

久しぶりの投稿になりました。これは村上春樹の「1Q84」の直後に読んだんだけどブログ書くのに飽きてました。がんばらないブログなので思い出した今書きます。 知人に俺…

マダマメ
5年前
9

1Q84 ー村上春樹 ②

はい。では、まさかの6冊編成と知って、気持ちが無駄に焦ってプレッシャーを感じつつも読み切ることできました。 基本ネタバレありで感想を書きたいと思います。 これは…

マダマメ
5年前
8

1Q84 ー村上春樹 ①

小学生のときに書いた不思議の国のアリスの読書感想文は12枚の原稿用紙に対して先生からは一言しかコメントがなくて、その12枚も本気で書いていたので、本当に才能がないな…

マダマメ
5年前
9

その可能性はすでに考えた ー井上真偽

とにかくミステリーは好きです。とりあえずミステリー。迷ったらミステリー。そう思っていたら、突然飽きて、全然本自体読まなくなってました。 そんなとき、表題の本がフ…

マダマメ
5年前
8

檸檬 ー梶井基次郎

初めての感想文なので、一番好きだと思ってる檸檬について。 ちなみに、私は感想文というもので褒められたことがありません。小学生のとき不思議の国のアリスについて原稿…

マダマメ
5年前
6

生欲 ー朝井リョウ

多様性を受け入れよう、認めよう、ほんとに何様なんだろう

その割に些細な発言のバッシングはやめない
不倫は多様性の中にないのだろうか

受け売りだけれど、その考えを拒絶します、も多様性の一つだという意見みて腑に落ちた
夫婦別姓を主張するのも、それを反対するのもどっちも多様性
じゃあ、今までどおりじゃね?と思ったんだけど
意見を知って考える、白黒に答えを決めるでなくグレーでいる、それでいいのかなと

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離婚出来なかった両親から始まるファザコン終了の話

前回、父への愚痴のような怨みのようなことを書いたが
私はファザコンだった

几帳面で寡黙で黙々とよく働き愚痴を言わず
怒ったこともない優しい父だと思っていた

逆に母はすぐ怒り怒鳴り、頑固で理不尽な人間だった
幼い頃は、母が嫌いだった

私も見える景色が変わり、母も父も環境が変化すると
まず母の扱いがわかってくる
爆弾を踏まない方法を心得てくると会話ができる
父とは変わらず良好だった

私が上京し

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許せない父の嘘から始まる小話

私は西日本のど田舎県のやや中心地の出身

母と父はそこそこケチでそこそこ変わり者だったと思う
昔の実家は今築40数年ぐらいだと思う(実家引越し済み)

その昔の家は私のコンプレックスの根本があった

当時はそこまで古くはなかったが、こじんまりとした家だと思う
庭が広かったのが好きだった
砂場と小さなブランコがあり、木が何本か立っていた
柿の木、さくらんぼができる桜の木
金木犀の木、キンカンにキイチ

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長身とベッドから始まるマウンティング

世の女性は男性の身長をとても気にしてる人が多い
私はどちらかと言うと小さい人が好み

だが、私の夫は身長が180センチある
私は152センチ

夫を身長で選んだわけでないが付き合って、たしかに長身は得なことがあるな、と思う
服のサイズがだいたい合い、スタイルが良いとは言わないがバランスはそこそこいいと思う
あと赤の他人から舐められる事が少ないのかな(これは微妙、夫は悪人ヅラなので逆に巻き込まれがち

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ラヴィットの占いから始まる今日の話

今朝ラヴィットでの星座占いは最下位、
ラッキーカラーは茶色だったが茶色の物をもちあわせてなかった、占いはあまり信じないが見てしまったので嫌な予感は確かにあった

今日は夫が珍しく平日休みで1歳の子を連れて出かける予定で、立川のグリーンスプリングスにあるプレイミュージアムに子を連れて行き、余った時間でららぽーとで買い物の予定

立川のグリーンスプリングスは最近できた複合施設で飲食店と雑貨屋がいくつも

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母の死と言えなかったことから始める小話

私の母は数年前に癌で亡くなりました。
癌と分かって余命3ヶ月、色々抗ったけど、4ヶ月で亡くなりました。

癌になり、最初は強気だった母も治療が辛くなり笑顔はなくなりました。
私は地元を離れていたのもあり、母は会いたくないと言い、なかなか会えず、会えたときには、別人のようでした。
病室で久しぶりに会ったとき、若いお医者さんがたくさん説明してくれたけど頷きながら涙が溢れてしまいました。

母はもう治療

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オリンピックから始める小話

オリンピックは今話題ですね

私は運動とか体育とかとは距離をとってきた人生なので、オリンピックを目指すとかスポーツ選手になりたいというのはおとぎ話みたいなものです。
だから、スポーツ選手の方はすごいとか思う前に、もうピンとこないというか、どういうメンタルなのか、想像力の乏しい私では考えられないのです。
桃太郎の気持ちなんてわからないですよね?そんな感じです。
私にはスポーツ界はおとぎ話で選手は桃太

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髪の毛一本から始める小話

昔、小学生の時
はなさか天使テンテンくんというギャグ漫画にハマっていた。全巻買ったと思う。

才能の種と梅干しの種を間違えて与えられた子に
本来あるべき種を、テンテンくんというちょっとおバカな天使が見つけるという話。

テンテンくんは全裸だし、下品な匂いがするんだけど、クラスの頭がいい親が医者で美人な友達がとても気に入っていて、私の中でテンテンくんのランクがあがったのを覚えている

あと、テンテン

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限りなく透明に近い青 ー村上龍

久しぶりの投稿になりました。これは村上春樹の「1Q84」の直後に読んだんだけどブログ書くのに飽きてました。がんばらないブログなので思い出した今書きます。

知人に俺はドラゴン(村上龍のことらしい)のほうがすきだけどな〜みたいなこと言ってる人がいて、読んだことないっていうとめちゃくちゃおすすめされたので、読むことにしました。

コインロッカーベイビーズをゴリ推しされたのですがとても分厚い本だったの

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1Q84 ー村上春樹 ②

はい。では、まさかの6冊編成と知って、気持ちが無駄に焦ってプレッシャーを感じつつも読み切ることできました。

基本ネタバレありで感想を書きたいと思います。

これは、天吾(男)と青豆(女)というそれぞれの視点からのパートを交互に話を進めていきます。天吾さんは小説家希望の数学の予備校の先生で、青豆さんはジムのインストラクターでたまに人殺しをします。最初はいきなり人を殺すので、インストラクターというよ

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1Q84 ー村上春樹 ①

小学生のときに書いた不思議の国のアリスの読書感想文は12枚の原稿用紙に対して先生からは一言しかコメントがなくて、その12枚も本気で書いていたので、本当に才能がないなって思い知りました。

村上春樹さんは売れっ子小説家さんです。たくさん本も書いてるし、翻訳のお仕事もされてる、すごい人です。だからってわけじゃないのですが、私は村上春樹さんが好きではないです。。先に言っておきます。村上春樹大好きな人は気

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その可能性はすでに考えた ー井上真偽

とにかくミステリーは好きです。とりあえずミステリー。迷ったらミステリー。そう思っていたら、突然飽きて、全然本自体読まなくなってました。

そんなとき、表題の本がファッション雑誌の平置きされてる棚に平積みされてました。確か、えー「ミステリーにまだ出てないジャンルがありました!」みたいな本屋さんのコメントが書かれた小さなボードが建てられていて。ちょうど滝藤賢一と広瀬アリスの「探偵が早すぎる」の1話をみ

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檸檬 ー梶井基次郎

初めての感想文なので、一番好きだと思ってる檸檬について。

ちなみに、私は感想文というもので褒められたことがありません。小学生のとき不思議の国のアリスについて原稿用紙12枚のクソみたいな感想文を書いて先生を困らせてしまうやばさです。

では、全てネタバレでいきます。  

檸檬は中学生の国語の教科書に載っていたのが、初めての出会いでした。なぜだかずっと頭に映像が残っていて。15年ぐらい経ってから一

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