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親の人生を生きている…気づいていない毒親育ち

人生の主人公は、自分】

このフレーズ、良好な親子関係においては
ごくごく普通のことです。

しかし、
毒親育ちのほとんど方にとっては
【人生の主人公は、親】
になっていることが多いのです。

毒親育ちは、長らく親のための人生を過ごしているのに、それに気づいていません。


感情を出せなくなる

感情とは「喜怒哀楽」のことです。

毒親育ちは、親が喜ぶことに喜びを感じ…
親が楽しむことを楽しいと感じ…
親が怒れば、親が哀しめば、
怒らせないよう哀しませないよう尽力します。

なぜそうなってしまうのか。

毒親は自分の気持ちが1番で
子の気持ちには関心がないからです。

子はいつしか自分の感情を出さなくなり、
親に対しては、感情にフタをするようになっていく。

「親」の感情に共感していれば家庭内が平和だから、
親と暮らす間、それは定着の一途をたどります。


意志を主張しなくなる

毒親は、自分の価値観に合わないことはすべて否定します。

子どもは、何か行動しようとしても、親に否定されてしまうので
そのうち行動に躊躇が出ます。

さらに、親に否定されないよう意識して行動するようになり、
自分の意志より、親の意志を優先するようになります。

こうして、自分の気持ちや意志を二の次に、親の気持ちや価値観を優先した人生を知らずしらずのうちに歩んでいくのです。


スタートを誤れば悪循環

毒親育ちが、親とはちがう自分自身の価値観をもち始めると、
毒親は全力で自分の価値観に引き戻そうとします。

人格否定、泣き落とし、無視…
あらゆる方法で、子どもに罪悪感をいだかせます。

一度、まちがった路線を歩むと、
親も子も互いに、なかなかその道から抜け出せないのです。


親が存在する限りは

親と関わるときは、自分の価値観を封印し、
親の価値観に共感したフリをしなければいけないので、
脳内でおかしな乖離が起きます。

親と接していると、自分が否定された感覚になり、
自分の価値観で生きていると、親不孝だと感じてしまう。

こうして、親がこの世に存在する限り、
毒親育ちは真に自分の人生を生きることができず、
いつまでも親の価値観に寄生された人生を送ることになるのです。

そして、親が死ぬまではもう「どうしようもない」
と諦めてしまうのです。


人生をムダにしている

毒親育ちは「自分の人生の主人公は自分」
ということに気づいていません。

親がこの世から去るのを待っていては
自分の人生の大半をムダにすることになります。

自分の人生を邪魔する存在は、
たとえ親であっても早急に排除すべきです。


親離れは親不孝ではない

親と関わらないようにすることは、
「親不孝」だと感じるひとも多いですが、
全くそんなことはありません。

親は、
子の喜びに幸せを感じ、
子の苦しみには、共に心を痛める存在

でなければばらないのです。

そう感じることができない親は
【親失格】です。

毒親からの親離れは
あなたは親として失格なのだと知らしめる
最高の親孝行
なのです。



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