ナツキ

しがない大学生が社会人になりました。個人的な思考の記録やそのときどきに感じたことを好き…

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しがない大学生が社会人になりました。個人的な思考の記録やそのときどきに感じたことを好きなように。

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みんな怪物、みんな怪物ではない。全部真実、全部真実ではない。

映画「怪物」を観た。映画に関しては事前知識を一切入れずに鑑賞するのが自分なりの美徳なのと、本作についてははじめは観る予定がなかったので、予告編で聞いた「怪物だー…

ナツキ
1年前
2

書きたいnoteメモ
・曖昧さを許容するのには自信が必要
・「怪物」を観た話
・人は人を介在せずとも高みを目指そうとするのか

ナツキ
1年前

噛み殺したくなかったこと

誰かが発すること・行うことが適している言葉や行動はあるのだろうか。 たとえば、見た目が割とギャルチックな子がものすごく真面目に資格の勉強をしているのは「ギャップ…

ナツキ
2年前
1

心が大きく揺さぶられるのは、いつも愛に触れたとき

はじめてこの曲を聴いたとき、普段音楽を聴いてめったに泣かないわたしが、ぽろぽろと涙を流した。 泣くなんて全く予想だにしていなかったので、自分の涙に自分でとても驚…

ナツキ
2年前
2

アイドルのファンが推しのラジオを好んで聴く理由って、「推しの言葉をなにかを介さずとも受け止められるから」かなとふと思った。雑誌のインタビューもバラエティでの発言も、如何様にでも切り取ったり編集したりすることができるし、ピュア(ここで意味するのは純度)な発信ではないから。

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3年前
1

ご自愛という習慣

自暴自棄だし八つ当たりしてくる最悪な人格の数日間情緒が不安定になる。わけもなく涙が出る。些細な一言でこの世の終わりを感じる。 毎月1週間程度はこの状態が続くことを…

ナツキ
3年前
3

想像力

最近あまりnote更新していなかったなと思い、できるだけたくさん更新したいと意気込んでみる。 ラジオのお題みたいにnoteもお題があったらいいなと思うのだが、確かnoteに…

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4年前
8

曖昧なものに縋る

最近家にずっとこもって仕事や諸々のことをしている影響で、家でのカフェラテの消費量が半端ではない。 元々何か作業するときは飲み物をお供にすることが多く、外出自粛に…

ナツキ
4年前
5

「幸せな暗さ」

明けましておめでとうございます。 本当に2020年が来てしまった。オリンピック東京開催が決まった頃は、2020年なんて遥か遠い未来で、その頃には自分も自分の置かれてい…

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4年前
5

フラットでいること

突然だが、自分の目の前に「このあいだ話してた好きな人と付き合い始めたよ」と言って嬉しそうにしている友達がいるとしたら、どうするだろうか。 私の場合はというと、「…

ナツキ
4年前
2

ソーシャルデトックスに挑戦してみる

現代に生きる私たちは、毎日色々な情報に囲まれて生きている。 その中には自分が本当に必要としている情報もあれば、必要ではないがたまたま目に飛び込んできた情報もある…

ナツキ
5年前
3

自分を知ること

最近、就活のために自己分析やら他己分析やら手を出し始めている。 「自分のことは自分が一番わかってるよ!」 どこかで聞いたことのあるようなセリフ。私も昔誰かに言っ…

ナツキ
5年前
7

過剰な関心は自分を苦しめる

世の中には、他人に関心が完全にない人というのはいないのではないかと思う。 大抵の人が自分の家族や友人、恋人の様子には興味があるだろうし、もしくは好きな芸能人や歌…

ナツキ
5年前
3

みんな怪物、みんな怪物ではない。全部真実、全部真実ではない。

映画「怪物」を観た。映画に関しては事前知識を一切入れずに鑑賞するのが自分なりの美徳なのと、本作についてははじめは観る予定がなかったので、予告編で聞いた「怪物だーれだ」しか記憶に残っていなかった。

以下、本編の内容に触れるので、これから鑑賞を予定する場合は読まないことをおすすめする。

はじめはよくある社会派映画の印象。いじめを受けていると思しき少年の様子をおかしく思った母が学校に乗り込み、教師の

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書きたいnoteメモ
・曖昧さを許容するのには自信が必要
・「怪物」を観た話
・人は人を介在せずとも高みを目指そうとするのか

噛み殺したくなかったこと

噛み殺したくなかったこと

誰かが発すること・行うことが適している言葉や行動はあるのだろうか。

たとえば、見た目が割とギャルチックな子がものすごく真面目に資格の勉強をしているのは「ギャップがあっていい」のか。それとも「人を見た目で判断して決めつけるのはよくない」のか。

「あの人が話してると現実味がないから下ネタも笑えるんだよね」というワードをちょうど耳にする機会があって、こんなことを考えた。
その「あの人」は、ふくよかな

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心が大きく揺さぶられるのは、いつも愛に触れたとき

心が大きく揺さぶられるのは、いつも愛に触れたとき

はじめてこの曲を聴いたとき、普段音楽を聴いてめったに泣かないわたしが、ぽろぽろと涙を流した。
泣くなんて全く予想だにしていなかったので、自分の涙に自分でとても驚いたことを覚えている。

このひとがこんなに大きな愛の歌を歌うなんて、という驚きと、「愛してる」という言葉を使わずにこんなに丁寧に繊細に愛を言葉で紡ぐんだという眩しさが、わたしをそうさせたのだと思う。

この曲を知ってから、わたしはずっと愛

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アイドルのファンが推しのラジオを好んで聴く理由って、「推しの言葉をなにかを介さずとも受け止められるから」かなとふと思った。雑誌のインタビューもバラエティでの発言も、如何様にでも切り取ったり編集したりすることができるし、ピュア(ここで意味するのは純度)な発信ではないから。

ご自愛という習慣

ご自愛という習慣

自暴自棄だし八つ当たりしてくる最悪な人格の数日間情緒が不安定になる。わけもなく涙が出る。些細な一言でこの世の終わりを感じる。
毎月1週間程度はこの状態が続くことを、心の底から疎ましく思っている。
PMSと呼ばれるこの症状は(もちろん人によって他にも様々な症状が出るが)ここ数ヶ月過去に例を見ないほど酷くなっていた。

たとえば、いつもは気にならない恋人からの短いメッセージに「私と話していても楽しくな

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想像力

最近あまりnote更新していなかったなと思い、できるだけたくさん更新したいと意気込んでみる。

ラジオのお題みたいにnoteもお題があったらいいなと思うのだが、確かnoteにもそういう機能あったな。でも多分お題に乗っかろうと思ってもすぐに違う話題になってしまうことが予想されるので、今回はやめておく。

ラジオといえば、最近作業のお供にラジオを流すことが多い。

大抵流しているのは「星野源のオールナ

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曖昧なものに縋る

曖昧なものに縋る

最近家にずっとこもって仕事や諸々のことをしている影響で、家でのカフェラテの消費量が半端ではない。

元々何か作業するときは飲み物をお供にすることが多く、外出自粛になる以前は何かとカフェに出向くことが頻繁にあった。

それができなくなったので、家で飲む他ない。出費はかなり抑えられているというか、ゼロに近いので節約のチャンスといえばチャンスである。

私がいつも飲んでいるのはインスタントのカフェラテで

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「幸せな暗さ」

明けましておめでとうございます。

本当に2020年が来てしまった。オリンピック東京開催が決まった頃は、2020年なんて遥か遠い未来で、その頃には自分も自分の置かれている環境も、大きく変化しているのだろうと想像していた気がする。

せっかく新年になったので、私もよくある新年の抱負とやらを書いてみようと思う。note書き初めですね。

今年の私自身の1年間の流れとしては、

・就活

・大学生活4

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フラットでいること

突然だが、自分の目の前に「このあいだ話してた好きな人と付き合い始めたよ」と言って嬉しそうにしている友達がいるとしたら、どうするだろうか。

私の場合はというと、「よかったね!」と言い一緒になって喜び、かといってさほど興味もないのでその後友人にどのような経緯で付き合うようになったのか聞いて相槌を打って終わると思う。

しかしどうやら世の中には、そのような報告を受けて涙を流して喜ぶ人がいるらしい。

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ソーシャルデトックスに挑戦してみる

現代に生きる私たちは、毎日色々な情報に囲まれて生きている。

その中には自分が本当に必要としている情報もあれば、必要ではないがたまたま目に飛び込んできた情報もあるだろう。

私はTwitter、Instagram、Facebook、LINEの4つのSNSを日常的に利用しており、電車の中で、ベッドの上で、お風呂の中で、なんとなく暇だな、と思ったときやなんとなく何かつぶやきたいな、写真を載せたいな、と

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自分を知ること

最近、就活のために自己分析やら他己分析やら手を出し始めている。

「自分のことは自分が一番わかってるよ!」

どこかで聞いたことのあるようなセリフ。私も昔誰かに言った気がするな。

しかしどうやら、私は自分だからといって自分のことを一番よくわかっているわけでもないらしい。

事実、友人に他己分析をしてもらった時に、「ああ、私ってこんな人間なんだ」とどこか他人事のような目線で納得をした。

毎日毎日

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過剰な関心は自分を苦しめる

世の中には、他人に関心が完全にない人というのはいないのではないかと思う。

大抵の人が自分の家族や友人、恋人の様子には興味があるだろうし、もしくは好きな芸能人や歌手には敏感にアンテナを張り巡らせているだろう。

でも時々、その関心の高さに私はうんざりする。

私が好んでしている服装、髪色、好んで持っている持ち物、好きだから一緒にいる恋人、それらに余計な関心を寄せて好き勝手に発言する人たち。

「え

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