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恋というやさしいエゴ。

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2016年5月の記事一覧

人が恋に落ちる瞬間を見たことがありますか。

瞳孔がひらく瞬間を。

目は口ほどにモノをいう、ですね。

そういえば、死ぬときも瞳孔がひらきますね。

今度は死人にくちなし、でしょうか。

恋に落ちるときは、死ぬときといっしょで、

私たちは、生まれかわっているのかもしれません。

情報が氾濫している、いまの時代。

一日の情報量は、江戸時代の一年分。

そして、平安時代の一生分。

そんな時代、

何を得るかよりも、何を捨てるか、の方が遥かに重要な決断なのかも。

その意味では、私の文章も捨てられる側にしては、

読まれている方のかなあ、と思いました☻

人を信じるってことは、

まずは自分に自信がなきゃできないことなんですね。

人に背中をあずけるってことは、

信念をだき、天命を待つ、

という事なんだとおもいます。

せめて会ってるときくらい、

素敵なところを見させてよ。

わかってる、140字じゃ足りないね。

だって一緒にいるときにはね、

【笑顔】検索:Not Foundいやだから。

たとえ一緒にいられなくても、

あなたを慕い、さみしい気持ちをツムツムしたい。

いきていると、いきていることが普通になってきます。

俗にいう、慣れ、というヤツです。

だから、わたしたちは哀しい本をよみます。

美しい音楽をききます。

映画をみて、そのものがたりの登場人物に、じぶんを重ねます。

気まぐれに、いきているを、いきてやるに変えたくなるのです。

傷つけてしまったこと。

嫌なおもいをさせてしまったこと。

見て見ぬふりをしてしまったこと。

言うべきだったことなのに、喉のおくで飲みこんでしまったことばの数々。

がっかりさせちゃうかも知れないけれど、

罪悪感はあなたがすでに、優しいひとなんだというQ.E.Dでしかない。

21世紀にもなって、雨をさける主な道具が傘だけだ、

という怠惰をゆるしてくれる時間が、

なによりもいとおしいとは思わないかい。

ラブレターを書いているつもりで、

毎日毎日その人を想い、文字を連ねる。

読んでいるところを想像したり、思わず笑顔をこぼすような瞬間を夢見て。

ホッとしてほしいし、

幸せになって欲しいから。

今日も生きていてよかった。

あなたの文章が読めたから、っていつか言われたいな。

置かれた場所で咲きなさい。

それを聞いたとき、子供ながらにおもいました。

私はカゴの中の鳥なのだなあーと。

でも大人になったいま、

私のこころがさけぶのです。

咲くことにかわりはないけれど、

置かれる場所をえらぶことはできる。

私は花でも鳥でも風月でもないのだから。

しなやかなひとにあこがれています。

話してるだけでなんだか心が軽くなるひと。

野菜いっぱいのミネストローネを、口いっぱいにほおばったときに感じる安堵と幸福。

そばにおいておくだけで、ちょっぴり勇気をもらえる本。

やさしいだけじゃなく。

そんな書き手に、わたしはなりたい。

『世界を言葉に置きかえる』といった点では、

物書きは翻訳家にちかい存在だなあ、とおもいます。

まったりとした一日。

しあわせな映画を一本みている最中、今まで張りつめていた部分がゆるんで、ついつい、眠りこけてしまいました。

何をして時間をつぶそうとか、何をしなきゃいけないかとか。

そんなプレッシャーから解き放たれた、無重力空間を私は無意識に漂っていたみたいです。

緊張がとれたり、思わずふふっと吹きだしたり。

こころが抉られたり、かなしい結末で頬が凍ったり。

読んだだけで、行ったこともないのに行った気になる。

かっこいいとか、複雑な構造だとか、うつくしい言い回しなんてしらない。

想いを乗せた言葉はきっと、ひとを動かします。

恋におちると、どうしても唇ばかりをみてしまう。

このクセをなおしたい。

ほんとうに、なおしたい。

でも、なおせない。

たべたり、のんだり、はなしたり。

この口をつかって、だれかを口説いてきたのかなあ?

口ぶえはお上手だろうか?

唇だけが、あなたの裏側を知っている。