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#虐待
この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。②
では早速「マルトリートメント」の具体例を紹介します。
体罰、しつけまずは、「体罰」や「しつけ」と称して行われる言動です。
日本には、昔から体罰という風習があります。親や教師などが、子どもに対する教育の一環として、肉体的な苦痛を伴う罰を与えるものです。わたしの子ども時代、学校では、宿題を忘れたら廊下に立たされる、教室で騒いでいたら正座させられる、といった懲罰は日常茶飯事で、特に悪いことを
この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。①
わけあって「マルトリートメント」について さらに掘り下げていくことにしました。
今回も、こちらの本を引用しつつ、僕自身の経験と共に説明していこうと思います。
人を傷つける言動は全て「マルトリートメント」
友田先生の著した本では、親子関係での「マルトリートメント」が重点的に紹介されていて、それに関する記事も書いてきました。
しかし、家庭以外の人間関係においても、
「マルトリートメント」と呼ぶ
「マルトリートメント」に出会って「みかた」が変わった。②
①に引き続き、
友田明美著『子どもの脳を傷つける親たち』を読んだ感想を述べます。
ここでは、「愛着」と、マルトリートメントの「負の連鎖」に焦点を当てようと思います。
父の家族も母の家族も異常だった
昨今、「愛着障害」という言葉を耳にする機会が増えました。
この「愛着」という概念は、英語では”attachment(アタッチメント)”といい、「子どもと特定の母性的人物(もちろん父親でも構いませ
「マルトリートメント」に出会って「みかた」が変わった。①
僕の人生の"見方"が変わった本を紹介します。
福井大学の教授で小児精神科医の友田明美さんが著した『子どもの脳を傷つける親たち』です。
子どもの発達に関して著者自ら20年以上研究してきた結果をもとに、論理的に紹介してくれています。
簡潔に言うと、
・大人の不適切な行動によって、子どもの脳の形が変わってしまう
・正常な発達とは異なる変形を起こした脳は、生涯にわたって心身に影響をもたら