2023年12月の記事一覧
「対話の暴力性」について考える
*本コラムは2023年MIMIGURIアドベントカレンダー10日目の記事です。前回は後藤円香さんの記事『意志と余白を往復するデザイン』でした。
「対話」という言葉で検索すると、柔らかな笑顔を浮かべたやさしそうな人たちが、輪になって楽しそうに話をしているイメージ画像がたくさん出てくる。
やさしくて、あたたかくて、思いやりと共感にあふれた、楽しい空間。たぶんそれが、よくある「対話」のイメージだと思う
自分は何を望んでいるのか、は、伝えなくちゃ伝わらないってわかっているのに
みなさんは欲しいものを欲しいと言える人?
私は子ども時代、それが全然言えない子どもだった。
だからクリスマス前に親に「何か欲しいものある?」と聞かれて、デパートに連れて行ってもらってもずっと迷っているような悩んでいるようなポーズのままでいて、最終的に「じゃあこれ」っていうと「こんなのでいいの?」って言われるみたいなタイプだった(一つだけ覚えているのは、小6の時にトランプを指さしたこと。別に欲しかっ
答えられないのは答えたくないからじゃない、ってこともある
上司の立場の人の嘆き、部下の立場の人の愚痴、どっちも聞く立場として思うのは「なんかほんとにズレてるよね」ということ。そんなことをいくつかの事例で考えてみます。
A「人事から部下の意見を聞くようにと言われてるから聞くけれど、何も話してくれない」という上司の話
イマドキは部下の話をちゃんと聞きましょう、というお触れが飛んでいる企業が多くて、上司は「〇〇しろ」と言えばよいというものじゃなくなっている
それが欲しかったのに、それが嫌になるってときは考えてみる機会よね
自分に嘘をつこうとしているわけじゃなくても間違える
「楽しさとかやりがいとかよりも、とにかく安定しているほうが大事なんです」そうやって決めた人が、何年もたってから「安定してますよ、そりゃ。でもつまらなくて」って言って辞めるなんてことはよくある。
そういえばアラサーのある時の私は、極端に刹那的でやけっぱちな心境になったことがある。0歳の娘は病気がちで、仕事でいろいろ上手くいかないことが重なって
答えが本人の中にはないパターンだって、キャリアコンサルティングできる
答えはそもそも誰が持ってる?
私は個人事業主で、JUNOという屋号を使っているのだが、それどういう意味ですか?ってたまに聞かれる。説明がめんどうなのでだいたい適当にごまかす(そもそも屋号ってあんまり言わないしどうでもいいし・笑)
いくつかの意味があるのだが、一番は、音。
これはジュノ、ではなく、ユーノーと読む。
そう、you know。あなたは知っている、という意味に音を当てている。
独立前