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此処にあり続けること
長いことネイリストをしている中で、忘れられないお客様がいる。
ひとまわり以上年下の彼女は、透けるように肌が白く、足も腕も折れそうなほど細くて、いつも不安そうな目をしていた。
もともとの知人で、不安定な部分を心配に思っていたから、
彼女から「ネイルをしてみたいんです」と連絡をもらった時は、すごく嬉しかった。
毎月通ってくれる中で、当日キャンセルも何度かあった。
ぷつりと音信不通になったと思
100人カイギでお話してみた
「100人カイギ」なるものをご存知だろうか?
2016年1月に港区からスタートし、今では全国で広まっているちょっと変わった仕組みのコミュニティ。
私も存在を知ったのはつい最近。
「こんなのがあるんだ、見に行ってみたいな」とHPを眺めていたら、
たまたま同じタイミングで「登壇願えませんか?」と運営の方にメッセージを頂き心が震えた。
そんなの、もう出るしかない。
私がお声がけいただいたのは、
チャリティーランへの想い
趣味が高じてランニングサークルを立ち上げたら、ありがたいことにたくさんの方が参加してくれるようになった。
お喋りしながら皇居ランニングをしたり、みんなでリレーマラソン大会に出場したり。
本当に楽しくて幸せなコミュニティだと思う。
そしてこの春、初めての有料主催イベントとしてチャリティーマラソンを企画している。
目的は子供の教育支援をしている団体に寄付をすること。
コミュニティ作りでも、イ
すごく好きだった人の話
少しずつ冬になって誕生日が近付くと、思い出す人がいる。
「生きることが自傷」そんな感じの人だった。
弱くて、脆くて、そんな自分を受け入れてるようで、実は全然納得していなくて、世の不条理にずっと眉をひそませて
いつもどこを見てるか分からない目をしているけれど、会うたびに花をくれる、そんな人だった。
当時私の中で輝いていたたくさんの思い出たちも、もうほとんどが色褪せて
振り返れば彼のどこが好
私が光って何も見えない?
人生を生きやすい人と生きにくい人に分けるとするならば、私は間違いなく生きにくい方の人間だった。
誰にどう見られるかビクビクして、他人からの言葉一つで傷付いて、だからこそ他人を傷付けないよう慎重に空気を読んで、疲れて、そしていつも人を批判していた。
自分ができないことをしている人が羨ましかった。そんな相手を批判することによって、自分の奥底にあるドロドロとした膿を放出させる。
子供が小さくて身動
ドラマ「ブラッシュアップライフ」はなぜこんなにもたくさんの人の心を惹きつけるのか
昨日の最終回を見終えてすぐ、興奮冷めやらぬ状態でこの文を書き出した。
よかった、とにかくよいドラマだった。
バカリズムの脚本も、安藤サクラの圧巻の演技も、とにかく全てがよかった。行ったこともない北熊谷が愛おしくてしょうがない。
日曜日は毎週テレビの前にスタンバイ。最近はテレビ番組を見る習慣がない人も多いし、私もその一人。
あんなに大好きだったのに、私はいつからテレビを見なくなったんだろう。
これが私のあるべき姿、これが私
2017年にアメリカで製作され、日本で2018年に公開された映画「グレイテスト•ショーマン」
19世紀半ばのアメリカ。主人公の主人公P.T.バーナムが挑戦と失敗を繰り返しながら、自ら立ち上げたサーカスで夢のショーを作り上げるミュージカルエンターテイメント。
ありきたりな表現だけど、本当に「何度もリピートしたくなる感動の名作」だと思う。
ストーリーはもちろん、この映画はとにかく音楽が圧巻。サン