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#子育て
2分で読める子育てエッセイ№879『油断して読み進めたら』
ある日、小4の息子の学級懇談に参加してきた。先生のご配慮で「お母さん同士で困ったこと」を話し合う場を設けて頂くと、あるお母さんがこう言い出した。
「子どもの文章力を上げたいので、もっと頻繁に日記を宿題に出してもらえないか」
それに大半の方が頷いた。文章って難しいよね。ワタクシとしてはいい案だと思うけれど、肝心の息子はどう思うだろう。日記や作文に苦手意識を持っているので苦戦するだろうな。
その翌日
2分で読める子育てエッセイ№876『宿題の合間に謎の暗号』
ある日、小4の息子が宿題の合間に謎の暗号をワタクシにくれた。
「お母さん、これ読める?」
なんのこだわりがあるのか知らんけど、ティッシュに書いていたのでヨレヨレ感抜群、そのうえ読みにくい。分かりにくいと言ったら、
「noteにアップするの?」
と息子が大人の事情を察し、ワザワザパソコンに打ち込んでくれた。
息子が作った問題がこちら!
①⏰🍵
②🍃🍵✋🥎
③🕵👓👞⚽
④🍳×🍈�
2分で読める子育てエッセイ№874『もう何度も何度も』
ある日、ドライブ中に小4の息子・イチが英語で自己紹介。
「ええっ! うまいじゃん!」
と褒めたら、
「授業で自己紹介の練習したの」
と、少し鼻が高くなっていた。恥かしがらずに言えるのは立派。
すると中1の娘がボソッとこう言った。
「そうそう、自己紹介。何度も何度もやるからね・・・」
それは英語だけでなく、ふつうの自己紹介も同じ。
子供たちが通う小学校は各学年1クラスで少人数。6年間、クラス替え
2分で読める子育てエッセイ№872『ちょっと待ってね、もうひと味、何か足すから』
ある休日、小4の息子イチがこう言い出した。
「朝ご飯のホットケーキまだある?」
・・・あるわけない。ホンの少~し残ったものを置いておくのもね~、そう思って、キレ~イに食べたあと。
「また次のお休みにでもホットケーキ焼くね~」
と言ったけれど、今日の息子は食い下がる。
「材料がないの?」
「あるけど今はみんなゲームしているじゃん。母ものんびりしたい」
と伝えると、さらにさらに息子は食い下がってきた。
2分で読める子育てエッセイ№862『さっきは要らないと言ったよね?』
ある日、朝食に目玉焼きを作ろうと思った。
「目玉焼きを食べる人!」
と家族に訊いたら、まだ寝ぼけ眼の小4の息子に素っ気なく要らないと言われた。
ふーん。
しばらくして、レタスと目玉焼きを1つのせたお皿をダンナの前に置くと、息子にこう声をかけた。
「みて~、お父さんの目玉焼き、メッチャおいしそうでしょ?」
さらに息子の好きなウスターソースをかけてみせた。その途端、さっきは要らないと言った息子が急
2分で読める子育てエッセイ№861『このストローとメロンソーダは息子の味方』
ある日、小4の息子とハンバーガー屋さんに行ったときのこと。店内でバーガーを食べていたら、息子の飲み物、メロンソーダが妙においしそうに見えた。
「一口ちょうだ~い」
と息子に言うと、
「いいよ」
と快く返事をくれた後、こう言葉をつけ足した。
「お母さん、小さく一口だよ」
どきーん。バレてる。
大き目のサイズだからどうせ残すでしょ? だったら一番おいしいこのタイミングで、たっぷり飲ませてよ、と心の中
2分で読める子育てエッセイ№857『イモムシより早く、ハイハイの赤ちゃんよりもうんと遅く』
ある日、おやつをとりに行ったはずの小4の息子イチが、ワタクシを呼ぶ。
「お母さ~ん! ちょっと来て~」
毎度毎度なに? おやつがみつからない?
息子の様子を見に行くと、息子のあり得ない状況に驚いた。
1.5リットルのペットボトルに水を入れ、なぜかその上に乗り、壁づたいにコロコロと転がしながら、ちょっとずつ進んでいる息子。
「なにしてんの?」
ワタクシの頭上には無数のハテナマークが飛んだ。
「ムズ