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ラットプル前に引くか後ろに引くか

こんにちは!
パーソナルトレーナーの阿部です!

本日は背中の種目ラットプルについて
お話ししようと思うのですが
まず先に先日アップした『正しい背中の鍛え方』が
#ダイエット部門で1番多くいいね ❤️
を貰った事をご報告します👍

こちらの記事ですね!👇

まーその件もあって
今回は背中の記事を書くことにしました。

その内容というのは
ラットプルという背中の種目は
バーを前に引くのか後ろに引くのか
どちらがいいのか。というものです。

何か映画のタイトルのような名前ですが…。

画像1

その話はまぁいいとして
背中を鍛えるラットプルでは
多くの人が前に向かって引くと思います。

ですからタイトルにある写真と
同じような鍛え方をするという事ですね。

では先に
前から引くか後ろから引くか
その少しの違いで
何が変わってくるのか
という所だけ話しておきます。

引く位置を変えると
使われる筋肉が変わる。

これが真実です。

ですから
前に引くのも後ろに引くのも
間違ったトレーニング法ではない事は
理解しておいてください。

どちらも正しいです。

ただ
どこの筋肉に効かせたいか
によって引き方を変えないといけないという事です。

それではもっと深く見ていきましょう。

バーを前に引くと
肩甲骨という背中にある扁平状の骨が
大きく動きます。

この肩甲骨は
背部最大の筋肉
広背筋が若干付着しているので
肩甲骨が動くと広背筋もよく使われます。

しかしバーを後ろに引くと
肩甲骨は固定され動きにくくなります。

ですから必然的に
広背筋の出力も低下します。

まとめるなら
広背筋を鍛えたいなら
ラットプルはバーを前に引く。

これが答えです。

それでは
バーを後ろに引いた場合は
何も鍛えられないのかというと
そうでもありません。

確かに先ほど
バーを後ろに引くと
肩甲骨が動きにくくなると言いました。

ですから
筋肉が使われにくくなるのじゃないかと。

そう思いますよね。

しかし!
肩甲骨が動かない
固定されている状態で
ある筋肉には有利に働きます。

その筋肉とは大円筋です。
背面から見ると大円筋はこの位置にあります。

画像2

この筋肉は
肩甲骨が固定される事で
なお関与が増すと言った筋肉で
逆に肩甲骨が動いてしまうと
大円筋の関与は大きく低下してしまいます。

画像3

上の写真のように
大円筋は肩甲骨の外側縁(外側)から
上腕骨に付着します。

ですから
ラットプルの動きを解説するなら
バーを引くときに
上腕骨が肩甲骨に近づく事で
大円筋が収縮するという事です。

しかしバーを前に引くと
肩甲骨が動くので
上腕骨が肩甲骨に近づいているのに
肩甲骨が遠ざかってしまうので
収縮できないんですよ。

まさに追いつこうとして逃げる
追いかけっこ状態では筋肉は鍛えられません。

ですから筋肉の
起始部停止部はどちらかが
止まっていて片方が近づくか

双方が中心方向に
向かって縮むかの二択しかありません。

もし背中のトレーニングで
悩んでいる方は以上のことを意識してみては
いかがでしょうか。

それではまた明日の18時に👋

コメント質問お待ちしております。✏️📖



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