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#コラム

令和の日本は「オトナ帝国」?娯楽の逆襲…。

前々から「人々と娯楽」について考察することが多いのですが、先日ふと「あ、今の状況ってまさに「オトナ帝国」みたいだな」と思ったので膨らませて記事にしてみようと思います。「オトナ帝国」というのは、かの名作アニメ映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(→ウィキペディア)に出てくるあの「オトナ帝国」のイメージです。大学時代に授業で紹介されて、本編を観たらすごく面白かったのでよく覚

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「これは不自然」と感じるセンサーがいつの間にか狂わされて…

気をつけて生きないと簡単に思想的に懐柔されてしまう世の中…。政府やメディア(映画・ドラマ等を含む)からのスローガンやメッセージには注意深く生きる必要があると常々感じます。たとえば一昔前だと、専業主婦からワーママ肯定・推奨への世論誘導があったように思います。これはもう都市部ではかなりの部分で完了していて、共働き夫婦が非常に増えました。そして子どもが小さいうちから保育園に預けるのも当たり前、と言われる

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わざと崩壊→AI・監視化 ~学校・物流・医療・金融etc~

世の中のことがまぁまぁわかってくると、体制側はこういう流れにしたいんだろうな…というのがだんだん見えてくるようになります。よく言われるように、「なんらかの危機を演出→救世主や解決策として○○を受け入れさせる」というパターンが非常に多く見られ、現在進行形でいろんな計画が動いていることを感じます。

例えば、ブラック労働として問題になっている学校、教師の労働問題。低賃金・長時間労働からの休職・退職の多

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「そうかもね」「その説あるね」で良い関係

私は少なくともこのnoteを始めた2016年頃には既にこの世の闇には気づき始めていて、いわゆる陰謀論的な世界観で生きてきていますが、それでも特に気付いていない一般の人たちとの会話に困ることはそこまでありませんでした。しかし、2020年以降のコロナ騒動を機に、ワクチンやマスク、消毒等をめぐる見解や考え方の相違が、人間関係においても大きな影響を及ぼすようになったなぁと感じています。それは私に限らず多く

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「人気者を目指す」のは魔境への第一歩…

「人気者になりたい!」と目指し憧れる人は多いけれど、そのリスクや危険性を理解している人はどれくらいいるのでしょうね。たくさんの人に知られて、有名になって、ファンができたり褒められたりして承認欲求は満たされるし、お金も入ってくる…富と名声というメリットは確かにあると思います。しかしそれ以上にアンチや誹謗中傷対応など辛く大変なことも多いし、何より発言や行動に制限が加わり、プライベートな時空間やあらゆる

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場の空気で悪に加担できる「人材」が求められる方便の世界

今も昔も酒に溺れたイキリ大学生による迷惑行為というのは何度も問題になってきているし、むしろ「最近の大学生はおとなしくなった」などと言われることも多い昨今ですが、先日(2024年3月)某大学のサークルによる旅館破壊事件というのが世間の注目を集めていました。事件自体はよくわからないことも多く、メディアでも大きく話題になっていることから、また何か裏があるきな臭い事件なのかなぁと感じていたりもします。学生

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メディア情報だけで国際情勢を語る愚

私が今も昔もとても苦手なもの(分野)、国際情勢…。横文字の地名や人名を覚えるのも難しいし、あらゆる地域の地理、歴史、文化、宗教などを把握していないと、到底理解し語ることなどできないなぁと感じています。もちろんどの分野においても完全に把握している人などいないので、わかる範囲でということにはなるのですが、それにしても国際情勢については迂闊に何か言えないなぁと思っているところです(だからnoteネタにな

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フィクションは 闇が深いほど 美化されて…

例によって五七調のタイトルですが…。前回、楽しみが「与えられた娯楽」だけなのはさみしいという記事で、昨今の推し活ブームや人々の娯楽依存傾向に疑問を投げかけるようなことを書いてみました。私があまり推しや娯楽にのめり込まない方がいいと思っている理由の一つとして、フィクション(テレビ、映画、演劇、小説、漫画、アニメ、ゲーム等)というのは基本的に支配層の息のかかった洗脳工作のツールであり、プロパガンダだか

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楽しみが「与えられた娯楽」だけなのはさみしい

一般的に人々が楽しみなことって何だろうと考えると、だいたいなんらかの娯楽に関係したものが思い浮かんできて、テーマパーク、推し活のイベントやライブ、コミケ、ゲームやアニメ、スポーツ観戦、おいしい食べ物、旅行…あたりが多いのかなと思います。娯楽については、苦しい家計と過剰な娯楽依存の謎という記事にも書いていますが、この頃(と言っても2019年)から状況は変わらず、どころかどんどんその傾向が増してきてい

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子どもの純粋な夢、残酷な現実、何も言えない大人…

世の中のしくみを知るようになってから、子どもの純粋な夢やピュアな思いに対して、モヤモヤした気持ちを感じることが多くなりました。「貧困をなくすために国連(機関)で働きたい」「病気の人を助けるために医者になりたい」「人々に夢を与えるようなアイドルになりたい」…といったような類のものです。私は普段子どもと関わることはないのですが、テレビでそういうようなことを言う子を見聞きしたり、そういう思いで何かに向か

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AI化は「方便の世界」の監獄

最近(と言っても結構前からですが)何かというとAIがどうの、AIでこんなことができるようになりました、的な話題が多いなぁと感じます。私はテクノロジーに疎めの人間なので、あらゆる製品があるうちのごく一部のことしか知らないのかもしれませんが、今大衆的に世に出ているものに関しては、ものすごく魅力的に感じてすぐ使ってみたーい!という気持ちにはなっていません。まだ様子見というか、色々判断するに至っていない感

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落ちこぼれるか、優秀な羊エリートになるか

この世は落ちこぼれても地獄、優秀でも地獄だなと思うことが多いです。最近はこちらの本、『ルポ 誰が国語力を殺すのか』(石井光太著)を読んでいました。話題になった本なので読んだことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、(著者の)石井さんらしいかなり重い内容で、読み終わったあと「あぁ、日本終わった…」と思ってしまいました。テーマは「国語力」という少しわかりにくいものなのですが、言葉とコミュニケーション

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「知らなければ良かった…」を乗り越える

この世には「知らなければ良かった」ということがあるのかな、とたまに考えることがあります。私は世間的に「陰謀論者」と言われるような物の見方で生きている人間なので、ついつい「この世の闇」とか「裏側」「真実」みたいなものを追求してしまうのですが、知ってショックを受けたり、「こんなこと知らなければ良かった」と思うことは一度や二度ではありませんでした。ただ、そう思うのはやはり一瞬で、一度受け入れてしまうとそ

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くじ、賞、ランキングはやりたい放題

コロナ騒動で浮き彫りになったことの一つが、「人々の騙されやすさ」でした。前からわかってはいたことですが、政府やメディアの言うことに何も疑問を抱かない人が本当に多く、ちょっとそれと違うようなことを言うと攻撃されたり、感情的に否定されたりするようなことが自分自身もあり、あぁもうこれはどうしようもないことなんだなぁと諦めが生じてきたと同時に、「人を騙すのってなんて簡単なんだろう。これじゃお金儲けも簡単だ

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