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リハマネジャー

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リハマネジャー向けの情報やつぶやき。 マネジャー業務に有益で、情報収集にコストが生じたものは一部有料。
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#私の仕事

なぜ、私は頑張っているのに給料が上がらないと感じるのか?そして、給料を上げるにはどうすればいいのか?

なぜ、私は頑張っているのに給料が上がらないと感じるのか?そして、給料を上げるにはどうすればいいのか?

自己研鑽しても給料は上がらない。時間を切り詰めて目一杯収入に貢献しても給料は上がらない。管理職と同じ仕事をしても給料は上がらない。そんなことを嘆くリハ専門職を見聞きします。
 なぜ、こんなに私は頑張っているのに給料が上がらないのか?そう感じさせるのは、“不公平感”であると私は考えます。
 そこで本noteでは、不公平感とは何かについて整理すると共に、仮に自己研鑽や目一杯の収入への貢献、管理職業務の

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組織における尻ぬぐいと中間管理職の心得とは何か?

組織における尻ぬぐいと中間管理職の心得とは何か?

同じ職場で20年以上勤務したり40歳代も半ばを過ぎると、いわゆる中間管理職になる方が一定数います。中間管理職は「上からも抑えられ、下からも突き上げられる」という難しい立場であると同時に、上の尻ぬぐいも下の尻ぬぐいも求められる多忙な職位です。
 そこで本noteでは、私が共感している書籍の一部から、組織における尻ぬぐいと中間管理者の心得を整理します。

冒頭で記したように、中間管理職は難しくて多忙な

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なぜ、私は職能資格を有しながら二十年以上所属した職能団体を退会するのか?

なぜ、私は職能資格を有しながら二十年以上所属した職能団体を退会するのか?

本noteは、私が作業療法士でありながら、二十余年間所属した「日本作業療法士協会」及び「県作業療法士会」をなぜ退会するのかを記述したものです。決して職能団体からの退会を奨めるものではありません。むしろ筆者は、職能資格で就業している方は、職能団体に所属すべきという考えであることを強調しておきます。

職能団体とはつまり、職能団体である日本作業療法士協会及び県作業療法士会とは、作業療法士としての専門性

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今後、リハ専門職は何を目指すべきか

今後、リハ専門職は何を目指すべきか

 1998年4月に始まった私の作業療法士としての臨床経験は、23年3か月で一旦幕を閉じました。今後は法人本部の経営戦略部の事務職員として、地域住民が安心して生活できる地域づくりに過去の経験を活かして貢献したいと考えています。
 そこで本日のnoteでは、私がリハ部門の管理職として考えてきた「今後、リハ専門職は何を目指すべきか」についてを整理します。今回のnoteは、私のリハ部門での卒業noteとな

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リハ専門職の鳥瞰

リハ専門職の鳥瞰

 このnoteは、リハ専門職として働きはじめて3か月程度経った若手リハ専門職を対象としています。そして、このnoteの著者は、直近5年間は管理職に専従した23年目の作業療法士です。管理職として臨床を離れたことが、臨床を鳥瞰する機会となりました。私が臨床を鳥瞰して感じたことが、働きはじめて少し慣れた頃に抱く悩みに役立つような気がしたのでnoteを開きました。1人でも多くの悩める若手リハ専門職のお目に

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入院中にリハ専門職が直接介入するリハビリの量はどのように推移すべきか

入院中にリハ専門職が直接介入するリハビリの量はどのように推移すべきか

 私は、保険医療機関で100名超規模のリハ専門職の部門マネジャーをしています。私の主な仕事の一つに「採用」がありますが、年々難しくなってきている印象があります。その背景には、少子高齢人口減少社会の進行により、リハ専門職の「なり手」が減少している一方で、リハ専門職の主な対象である高齢者の増加が影響していると考えています。もしもこの仮説が正しければ、リハビリが必要な方に十分なリハビリを提供することが今

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誰でもわかるDPC病院の収入の仕組み

誰でもわかるDPC病院の収入の仕組み

DPC病院の収入の仕組みを整理するに至ったわけ 私はリハビリテーション部門の管理監督者として、これまでは主にリハビリテーションに係る病院収入の知識のみで責務を果たしてきました。しかし今回、病院運営をより包括的に評価し、戦略的な病院運営を具現化する役割の一端を担うことになりました。

 そこで、病院収入の仕組みをより総合的に理解する必要性を感じたため、本noteでDPC病院の収入の仕組みを整理するこ

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仕事のできる人の時間の使い方

仕事のできる人の時間の使い方

 近年では、経営資源には人・モノ・カネ・情報・時間・知的財産の6つがあると言われています。この中で誰もが公平に有しているのは”時間”です。しかし、時間は有限で絶対に蓄えることができません。
 一方、私の知る限り、仕事をしているほとんどの人は「時間がない」と感じています。しかし、「時間がない」と感じている同じ条件の中で、確実に成果をあげる人とそうでない人がいるのはなぜでしょうか?
 それは、いかに時

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「お仕事ごっこ」から身につけるべき知識を学ぶ

「お仕事ごっこ」から身につけるべき知識を学ぶ

わたしは、お仕事をはじめて23年が経ちます。お仕事を卒業する定年退職まで、あと20年です。つまり、一生の中でお仕事をする時間の半分が過ぎました。

小学校や中学校のときは、学校で教えてもらう勉強は好きでも嫌いでもありませんでした。でも、みんなが勉強しているから自分も勉強しなきゃって思っていたし、テストで良い点をとると喜んでくれる人がいたから勉強していたように思います。

高校生になると、みんな勉強

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私がみなさんのお役に立てること

私がみなさんのお役に立てること

私は、介護老人保健施設・総合病院(急性期・回復期)・通所介護・通所リハ・訪問リハで作業療法士として働き、現在は部門の管理監督職として働いています。

作業療法士としてリハビリテーション業務に従事していたときに、福祉住環境コーディネーター、介護支援専門員、認定作業療法士を取得しました。また、管理監督者として組織マネジメントに従事していたときに、病院経営管理士、マネジメント修士を取得しました。

総合

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