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随筆集

15
人生ありのままを綴ります。そりゃもう包み隠さずにね。
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【冤罪】旦那さんが盗撮者として通報されました

【冤罪】旦那さんが盗撮者として通報されました

(ご安心ください。【冤罪】ですからね)

まあまあレベルに酔っ払っていると思われる旦那さん。帰りが遅いので痺れを切らしたアタシは彼に電話をする。

「なんか盗撮したとかで電車降ろされたんよ」

な、なんですと?
結局、お咎めなしで解放され帰ってきたのだが……
モヤモヤしませんか?
どーゆーこと?って聞いても酔っ払って肝心のところをよく覚えていない旦那さん。

翌朝、その駅員に話を聞きたいと告げると

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カリスマに憧れるのはやめましょう(マルチ商法のお誘いを受けがちな人生でした)※長文です

カリスマに憧れるのはやめましょう(マルチ商法のお誘いを受けがちな人生でした)※長文です

なんなんですかね。お金稼ぎたそうな顔でもしてんですかね、アタシ。
(してんでしょうね、笑)

バブルスター
アムウェイ
フォーリーフジャパン

その他諸々……。色んなお誘いを受けてきた。そこで今回は、代表エピソードをいくつか綴ろうと思う。

バブルスター

あれは人生どん底だと感じていた20歳の頃。家族のために朝・昼・夜とバイトをかけもちしていた頃。病気がちな母親の代わりとなって「家族のために」働

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空気を読んで変幻自在なカメレオンのように生きてきた(カメレオンといえば想い出す曲が……)

空気を読んで変幻自在なカメレオンのように生きてきた(カメレオンといえば想い出す曲が……)

大人の顔色を見て行動できるタイプの子どもだった。転校するたびにクラスメイトの力関係を初見で把握できるようになり、大方それは当たっていた。

いわゆる空気を読めるタイプで、その場に応じてどんなキャラにもなれた。状況に応じてカラダの色を変えるカメレオンのように。
         
優しいことは、決して周囲にバレてはいけない。バレるとつけこまれるから。NOと言えずに苦しむから。
         

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年代でいえば「桑田清原世代」正確に言えば「桑田清原の2個下」である

年代でいえば「桑田清原世代」正確に言えば「桑田清原の2個下」である

プロ野球より高校野球の方が断然好きだった。まずはユニホーム。高校野球のブカブカな感じが好き。プロ野球は、なんかこうピチッとした感じ(今は違うのかもしれないけど)で嫌。プロになったらなんでみんな太るん?酒ばっかり飲んでるから違うん?不摂生カッコ悪。なんで外野から帰ってくるのに走れへんの?野球なんて休憩ばっかでスポーツって言えんの?(いやはや、ごめんなさい。子供の頃の印象です)

夏休みや春休みには朝

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フルートを吹く女とシャドーボクシングの女

フルートを吹く女とシャドーボクシングの女

ボクシングのパーソナルトレーニングは多くて週一回、最近は仕事やプライベートの用事が重なり月2回ぐらい。あとは自主練の日々だ。平日夜やれる時(やる気がある時)は20時半ぐらいから。休日は朝、暑くなりすぎる前に。自主練の場所は和歌山城の麓にあるグラウンド、駐車場、ちょっとした休憩スペースなど日によって違う。

不要不急の外出を控えるよう言われるほどの猛暑が続いているが、休日の朝のトレーニングを休むつも

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カスハラジジイ案件をSDGsの観点から考える

カスハラジジイ案件をSDGsの観点から考える

「ご予約されていらっしゃいますか?」と聞いた途端「保険屋で予約なんて聞いたことないぞ!わしゃ、何十年も契約してるけど予約しろなんて言われたことない!声聞いたらわかるやろ!さっさとせえ!」大声を張り上げる。おんとし82歳。他のお客様の対応中でもなんのその。“ややこし案件”のため確認の時間をいただこうとすると「お前なんも分からんのやろ!予約してないから専門外のお前みたいなもんを当てがわれてるってことか

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おとうさんの娘になれて幸せです(お墓参りはしないけど)

おとうさんの娘になれて幸せです(お墓参りはしないけど)

末期がん、余命3ヶ月

義父が末期がんで余命3ヶ月と告知されたのは、2011年1月だった。
年末年始にかけて「首が痛い、腰が痛い」とのことで我が家の愛犬(どんちゃん)の散歩を頼めなくなっていたから心配していた。整形外科でレントゲンを撮ったら「影がある」と言われあれよあれよと言う間に余命3ヶ月宣告。ホスピスを勧められたが、家が大好きな義父の様子や「自宅で看取りたい」との義母の希望もあり家族みんなで自

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生理がヘン!!!

生理がヘン!!!

2018年はじめ、2週間遅れでやってきた生理。なんか違う。いつもと違う。

まず、色がヘン。鮮血なのだ。これは生理の出血なのか、はたまた……。
つぎに、量がヘン。大量出血。ゴボゴボ溢れ出てくる感じ。その割に、いつもより生理痛は感じられない。
そして、日数がヘン。10日間も続くことなど初潮からこれまで一度としてないというのに。
いっこうに止まる気配がない出血。さすがに受診した方がいいだろう。気乗りは

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復讐

復讐

呼び出しがかかる

掃除・洗濯に精を出し、お昼の料理番組を見てから夕食の献立を決めて買い物に出かける。時間に余裕があるので、マイペースで夕食づくりに取り組めるのが嬉しい。グツグツ煮込む系の料理を作るのは至福の時間だ。風通しがいいのが好きなアタシは、一階も二階も常に窓全開で過ごす。しかし、台所の窓だけは要注意だ。

ガスコンロや流し台の前に立つ。窓を開けると目の前に隣家(夫の実家)の壁がすぐ見える。

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昭和の恋

昭和の恋

告白

高一のクラスで特に仲が良くて気になる男子が二人いた。

一人は、背が高くて笑顔が可愛い。明るくて楽しい男の子。からかったりからかわれたり。いつもなんやかんや言い合いしているのがとても楽しかった。休み時間が終わるギリギリまでトランプしたり、お互いの部活の練習風景を見ては感想を言い合ったりするのが楽しくて、毎日嬉々として通学していた。幼い頃から、こういうタイプの男子に恋心を抱いたものだ。いつま

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温泉という名の銭湯@山吹温泉

温泉という名の銭湯@山吹温泉

友人は言った。
「みんな共通の“ある物”を持ってきている」
そこで偵察に来たわけである。
             
洗い場のカランは赤と青のボタン式というか、よくある押すタイプのやつ。シャワーは固定式で水圧弱め。シャンプーのすすぎに時間がかかる。長めのシャンプーを終え、髪をまとめて濡れタオルを頭に乗せて一息つく。隣を見ると、洗面器ではなく赤いポリバケツを使用している。ワイルドだ。
   

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まな板の上のなんとやら

まな板の上のなんとやら

赤いパンツにビニール製のベスト。小柄だが腕っぷしは強そうだ。促されて中に入る。
彼女はビニール製のベッドをシャワーで洗い流す。
「どうぞ〜、上向きで〜」
アタシは、お気に入りのパンダの手ぬぐいを彼女に渡し、ベッドに仰向けになる。彼女は、アタシのお股にパンダの手ぬぐいを乗せる。かなり無造作に。目に冷たいタオルを乗せ、目の周りの筋肉をぐいぐい指圧。その指圧の絶妙な強さと上手さに、もう身を委ねることを決

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夏の終わり

夏の終わり

戸籍住民課の窓口の女性は、申し訳なさそうに全部事項証明を差し出した。

「お父さんとは長いこと連絡取ってなかったんですか?」
「はい。母と離婚してからなのでかれこれ30年以上会ってないし、連絡も取ってないです。」
「そうなんですね……。」

《除籍ー死亡ー平成28年7月27日》
素早く要点を読み取り、支払を済ませ、逃げるように区役所をあとにした。

空を見上げると9月の終わりの太陽は、私の体中の汗

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すったもんだの自己受容劇場

すったもんだの自己受容劇場

         
         
大嫌いなひと、許せないひと。どうしても好きになれないひと、どうしても許しがたいひと。アタシの場合、それは【両親】(とくに母親)
         
苦しみの原因は“アタシがアタシを許せないこと”つまり自己受容が課題だと氣づいて実践し始めたのが数十年前(18歳のアタシは氣づいていたんだけどね)
         
どうすれば自分を許すことができるんだろう

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