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年代でいえば「桑田清原世代」正確に言えば「桑田清原の2個下」である

プロ野球より高校野球の方が断然好きだった。まずはユニホーム。高校野球のブカブカな感じが好き。プロ野球は、なんかこうピチッとした感じ(今は違うのかもしれないけど)で嫌。プロになったらなんでみんな太るん?酒ばっかり飲んでるから違うん?不摂生カッコ悪。なんで外野から帰ってくるのに走れへんの?野球なんて休憩ばっかでスポーツって言えんの?(いやはや、ごめんなさい。子供の頃の印象です)

夏休みや春休みには朝から夕方まで(第1試合から第4試合まで)テレビの高校野球中継をつけっぱなしにしている家庭だった。小学生の頃はルールも分からなかったし推し選手もいなかった。同級生は後にヤクルトに入団した荒木大輔選手を推してたな、確か。(“推し”と言う概念はあの頃なかったけれど)

自分でプレーするとなると「ずっと動き続けるスポーツが好き」なのでバスケとかバレーを選んだが、高校野球中継がテレビでかかっているのは嫌じゃなかった。それは何故か、今はわかる。アタシは吹奏楽の演奏を聴いていたんだ。

今年も高校野球の夏が来て、地方大会を見ることもあるが、今は選手の熱中症対策として「クーリングタイム」なるものが設けられている。しかしながら、応援団は日陰で休むことができない。吹奏楽って、もはやスポーツと言っていいのではないだろうか。なんなら選手より心拍数上がっているのでは?あの方達の体力やいかに。

今回、note連続投稿企画のお題の中から「夏の定番曲」を選んだ時「これしかない!」と頭に浮かんだのが地元の強豪校、智弁和歌山応援団の「ジョックロック」。演奏はYouTubeからお借りした。応援団動画に限らず(大人になってからの話だが)吹奏楽を聴くと何故か涙が込み上げる。何故泣けてくるのか?何故こんなにも……こんなにも……。
その答えのヒントを、このnote記事を書くことで得られた気がする。

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