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エッセイ

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ただ正直に思うことをつらつらと書いています。
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2023年2月の記事一覧

23-28. わが子の食欲

23-28. わが子の食欲

いちにちひとつ糖質制限パウンドケーキというものを買ってみた。食べてみたら死ぬほど甘い。糖質制限なのにと裏を見たら甘味料が入っていた。

こういうのはきっと子どもが好きなので隠していたのだが、なかなか進まず。
2つ残ったところで箱を解体して台所のカウンターに置いていたら娘に見つかった。

「これ、きょうの夜ご飯食べ終わったら、たべていい?」と聞いてきたので、「もう一つはパパにあげなね」といって承諾し

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23-26. 傷つくことを未来の自分に許可した話|やりたいならやればいいんだよ

23-26. 傷つくことを未来の自分に許可した話|やりたいならやればいいんだよ

「これがほしい」「こうなってほしい」という願いがあっても、うまくその波に乗れないときってありませんか?

行動すれば叶うのに、傷つきたくないからブレーキをかけて、自分を守ってるんだよなぁ。

わたしはちいさなヨガスタジオを運営していて、これできちんと生計を立てたいのだけれど、ブレーキがかかっています。

体力のなさや、子どもの入学など、アレコレ理由をつけてみたけど、やっぱり根底にあるのは転勤だね。

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23-25. 母親は子どもに「いのち」を食べさせている

23-25. 母親は子どもに「いのち」を食べさせている

「明日はこれしよう!」なんて思っていても、子どもの不調で休みになり、白紙になることはちょくちょくあります。

もうすぐ6歳とはいえまだまだちっこいので、メンタルケアとか、体調管理とか、実家も遠方でワンオペなので、対応できるのはどう考えても自分だけ😂

あ、愚痴投稿ではありませんよ🙌🏻

こういう「おもってたんと違った〜」っていう、予測と現実の乖離は人をじんわり傷つけるらしいです。

べつに悲

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23-23. 子どもはいつか必ず私から離れていく

23-23. 子どもはいつか必ず私から離れていく

うちは3人家族。
我が家には、もうすぐ小学生になる娘がいます。

「子どもはいてもいなくてもどちらでもよい」と思っていた私たちに来てくれた命。

嬉しいと、驚きのほかに、かなりの不安と恐怖があったことを今でも覚えています。

人生をかけて責任を背負っていかなければならない存在をこの体に宿してしまった。そんなプレッシャーがありました。

そこから重症妊娠悪阻、緊急帝王切開という、あるあるなんだけど、

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23-22. 我慢するのが愛情だと思ってた|正直に伝えるコミュニケーション

23-22. 我慢するのが愛情だと思ってた|正直に伝えるコミュニケーション

何年も前の話ですが、上司に怒りをストレートにぶつける同僚の彼女に「自分の評価を下げるだけやで…」と忠告したことを、いまでもたまに思い出します。

その時の自分の中には、嫉妬が入り混じっていました。

彼女は、自分を大切にするため、自分のネガティブな感情にフタをせず、その感情を表に出せる。そして一人で戦っている。そんなタフさを当時のわたしは持ちあわせていなかったからです。

余計なお世話をしたことに

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23-21. やりたいことは「見つける」というより「見つかる」

23-21. やりたいことは「見つける」というより「見つかる」

なんだかおかしな話ですが子どもの頃から「やりたいこと」がわからず、大学も選べず、就活も全滅。

でも、子どもが産まれてから、ほんとうに自分がやりたいことをやってない気がして、やりたいことをやろう!と思い立ち、脱サラ。

やりたいことがない、やりたいことがない、と思ってずっと探してきたつもりでしたが…

わたしの子どものころの将来の夢は「専業主婦」でした。結婚したかったし、家族をつくりたかった。

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23-17. 心地よくなるために自分を知ること|陰不足の現代人へ

23-17. 心地よくなるために自分を知ること|陰不足の現代人へ

よく会社員やれてたなぁ〜というくらい、生活の中にスペースが必要なタイプなのだということに最近しみじみ気づかされています。

マジョリティの価値観にあわせすぎたり、SNSを見すぎたり、ちょっとでも予定をつめると、てんで疲れがとれないのです。

昔はそういった生活でも、若さでなんとかカバーできていたのですが、(いや、いま思えば昔もよく体調崩してたな)、年々無理が効かなくなってきています。

こういうの

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23-16. うつくしい人に会った日|女性の持つ無自覚な美しさは陰から成るのかも

23-16. うつくしい人に会った日|女性の持つ無自覚な美しさは陰から成るのかも

逆境を経験している人というのはどうしてこうも強いのだろうか〜といつも思います。私の母も然り。

歳を重ねていくといろんな人に出会うけれど、わたしの周りには本当に驚くほど素敵な人がたくさんいて、その人たちは素朴で強い花を咲かせている女性たちなのです。
そして、わたしの周りにいる方々は、驚くほどみなさんお強いです!

その強さは折れない強さというよりも…なんというか、しなやかで、悩みながらもしっかりと

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