リサーチは1時間、1週間、1か月で考える!
新規事業を始めるときに、リサーチはつきもの。
でも、どのくらいリサーチすればいいのか?
そもそも、リサーチってどうやるの?
という素朴な疑問をいただくことがあります。
今日は、時間を区切って、効果を最大化する考え方をお伝えします。
1時間でザッっとリサーチ
制限時間は1時間と考えると、やることが必然的に絞られます。
使えるのは、ネットと過去の知識
思いつくキーワードを次々と叩き込み、世界中の情報を集めます。
どのサイトで、どういうキーワードで検索するかは、あなたのレベルしだい
行動レベルで差が出るとしたら、検索キーワードの数と、検索数
1時間あれば、100回くらい検索できますよ! まずは量で勝つ!
あなたは何回検索していますか?
1時間を前半と後半に分けて、1回仮説検証、振り返りをして作戦を練り直して後半にもう1トライ。みたいにメリハリをつけるのもアリです。
さらに、チャットや電話で知り合いに聞けると、リサーチの幅が広がりますね。
1週間でじっくりリサーチ
1週間あれば、かなりじっくりリサーチできます。
このとき、まず私なら図書館を使います。
初期リサーチで文献をリストアップして、図書館で予約
早ければ、翌日には手に入れられます。
本屋さんは新刊メインのため、トレンド調査には使えますが、深いリサーチには向かない。
さらに仮説検証を数回繰り返すこともできる
インタビューできる人を見つけて、実際に会いに行く
現場に観察に行く
などリアルな体験が楽しめそうです。
レポートもきちんとつくりたい感じ
アウトプットイメージを早期に決めて、素材を蓄積
ラスト半日くらいはレポートづくりに専念するのもアリですね。
1か月で本格リサーチ
1か月は、かなり本格的なリサーチです。
私の場合は、プロトタイプ制作(パワポで紙芝居など)
テストマーケティングまで含む場合があります。
また、一人で1か月没頭は難しいので、チームを巻き込むことが多い。
自分のチームをつくってもいいし、
他のチームとコラボして対話やディスカッションする場をつくりたい。
企画、試作を含むと考えると、リサーチの概念を超えて、やることの幅が広がります。考えるだけでなく、手も体も使うという感じです。
時間をかければ、いい成果が出るとは限らないので、
早めに切り上げて、次のステップを検討することをオススメしています。
リサーチって、固く考えずに、
仮説を立てるための素材集めなので、
自由に、できれば短時間で、
サクッと成果を出しましょう!
この記事を書いたのは、
新規事業プロデューサー 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz
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