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相手を知り尽くしたら好きじゃなくなるなんて大嘘だと思う

またまた深夜に恋愛について考えている。

好きな人がいるかいないかを置いておいても恋愛について考えるのが好きだ。
学生時代は友達とよく「恋とは?人を好きになるとは?愛のないSEXしたがる人は何がほしいんや?」みたいなことを話していたなあ。

あれ、先月も話してたなあ。
いくつになってもわりと話してるのかもなあ。


マッチングアプリの話を人としていたときのこと。
好きって思ってもあらかた相手を知りつくすと興味が持てなくなる。そんな話を聞いた。

本人はちゃんと自分の感覚で相手を好きだと思って付き合うらしい。でも相手のことが分かってくると好奇心がわかなくなるらしい。そのうちに何話していいかわかんなくなって必要なくなっちゃうらしい……

その感覚、えげつないくらいわからなかった……

「ふぇー。ほわー。ほー。」相槌3連打だドン!
って感じで聞いてしまったけど要するにその人の中ではこうだ。

  • 相手に知らないところがある方が興味がわく

  • 自分は相手を知っていると思っている

  • 自分が知っている相手のこと自体に興味が薄い


この状態を聞いていて真っ先に思ったのは、
「え、知れたから楽しいんじゃないの…?」
ってことだ。

相手の知らなかった部分に興味がわくのはわかる。なんでそれを選んだの?とかどうして?とか人への興味が生まれてドキドキする。


でもその情報って、相手が今この場で自分に説明してくれたものしかなくないか…?
たとえばサッカー観戦が好きな人から
「中学生の頃サッカーやってて、その頃からサッカーのチケットとか取って見に行くようになったんだ」
と言われたら、相手はすごーーーく色々なことをはしょって伝えてくれてる。

ほんとは推しのチームとか選手とかいるかもしれない、もしかしたらプロになりたかったかもしれないし、サッカー場が好きなのかもしれない。

それを「あーサッカー観戦好きなんだって、ハイ理解。」ってまとめて、「初めて聞くことなくなるな〜」なんて決めつけるなんて…愚の骨頂〜って思った。(言わなかった笑)

その人がなんでそれを選ぶのか。どれくらい好きで、どれくらいの温度感なのか。
そんなの、たくさん聞いて知ったつもりになってもわかるものじゃない。
好きになった(大切にしようと思った)人でも、ずっと知らないことだらけって思って話を聞いたら会話なんてずっとついてくるのにね。

最近はなんの試合見たの?とか。
一番感動したところはどこ?とか。

そんな質問を投げて、好きなものをきらきら語ってくれたらずっと聞いてたいなって思うものだけどなあ。。


相手のことで知っていること自体への興味があんまりないんだよねって言われたけど、主に相手の趣味嗜好に関してらしかった。

「サッカー見ないし、洋楽聞かないし、服は古着屋で買わないし、パクチー食べないし、バイクで一人旅もしないもん。」
そんなことを言ってた。

でも付き合おうと思った時は「そんなの置いといて話してるときのテンションと顔が好きだった。iQOSちゃんと謝って吸ってたとことか可愛かった。」らしい。

「いいと思った人がいいと思うもの自体に興味が持てなくても、その温度感だけ聞かせてもらって楽しめばいいじゃん。」
と伝えたら
「それは高度。人の話聞いてあげられて優しいね」
などと言われたけどわからなスギ花粉通り越してヒノキ花粉でした。(わたしはブタクサ花粉症です)


好きな人の知っていることが増えてくこともうれしいし、知ったあとでその人の知っていると思ってることが合ってたり違ってたりしても楽しいし、なによりも会話を重ねて二人だけの共通言語ができていくことが楽しいのではないでしょうか…………


最初に知りたいと思えた相手なら、知ってからも募る一方なんだけども。これは重い女なのもしれないね。

たぶん普通に「え、毎日やっぱり幸せ」とか「大事度を長さにしたら40000pxはあると思う!大事だよ!」とか言ってしまうもの。。

そんなこと言わせてくれる出会い落ちてないものかねえ。
まあでもそもそも人を好きになれるって幸せなことですよね、世の興味なくす属および蛙化属、がんばってくれ。

おやすみ。


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