こすもす

31歳。恋愛哲学繰り広げて、デザインの仕事して、他人について悩んで、ご飯おいしく食べて…

こすもす

31歳。恋愛哲学繰り広げて、デザインの仕事して、他人について悩んで、ご飯おいしく食べて、きれいになりたいなって過ごす毎日がわりと好き。毎日が早いから消えちゃわないように書いてます。

マガジン

  • アラサーは丸山くんと恋に向き合いたい

    年下男性丸山くんとどうしたらいいのか悩んで答えがでないまま時間を過ごしている話です。年齢、結婚、自己肯定感、色々なものを超えて自分のために恋をしたい。

  • デザイナーのゆるい葛藤とか

    仕事周りのいろいろな気づきとか。ゆるさと忙しなさがマーブルしてる感じの日常。

  • 恋愛思想つれづれ

    マッチングアプリ、プロポーズ談、失恋、友達の恋の話。30歳でフリーになってみて思ったけど恋愛って複雑だ。

最近の記事

-08-さようなら、30歳の恋。お気持ち汲み取りマシーンは卒業👏

コミュニケーションで相手を「ずるい人だな」って思ったりずるさに軽蔑したりすることはあんまりない。 まして、人のことあまり好きにならないから好きになった人のことを軽蔑したり冷めたりすることはもっとない。 もしかしたら好きになった人に心からもういいやって冷めたのははじめてだったかもしれない。そんな憤りのエピソードをひとつ放り投げたら、丸山くんの話はこれにて終了。完全に冷めてしまいました。 丸山くんとは、これで終わりだろうなって思った微妙なご飯に行ってから連絡が途切れてた。 朝

    • アラサー女のクォーターライフクライシス -01- 劣等感

      社会的に見て、今の自分はべつに悪くない地位にいると思っている。 31歳独身、身体はおおむね健康、正社員としてデザイナーをしていて、年収は400-500万くらい、人から告白されるくらいには需要があって、趣味もある、少ないけど友だちもいる。 それでもこの先の人生を考えるとぽっかりとした感覚が湧くことがある。 この感覚に名前をつけるとクオーターライフクライシスらしい。 いまの人生は、日々を頑張ってきた結果で繋がっていると思っているのに、ふつうの人生を生きている人が眩しくて、

      • -07-憧れてた純粋な年下の人への恋を諦める話

        高校生の頃から変わらないような価値観で、親と友達と周囲を大切にできる人に憧れつづけた。 公務員で、朝から夕方まできっちり働いて。 土日はドライブしたり動画見たりしてのんびりと過ごして。 飛び抜けてアクの強い趣味もなくて。 なんも知らない美しさだなって嫉妬しては、自分もそうなれるかなって思ったけど、なれないかもしれないってすぐに考えなおして。 1人で落ち込んだりしてた。 最初から無垢な人よりも、たくさんの辛いこととか、汚い大人の世界を見てても、そんなんに負けんで好きなも

        • デザインで世界を変えられるって信じていないけど今日もデザインをしてる

          デザイナーをしている。 職業デザイナーだ。 デザイナーって仕事をしてる人の中には、デザインで世界を変えられるって信じてる人がいる。有名な雑誌に登場して、キラキラした顔で夢を語る、希望の星みたいなデザイナーは一部の世界の人間だ。 私はというと、完全なる職業デザイナーだ。 子どものころの夢が大人になるにつれて変わることがみんなあったと思うけど、私も人並にあった。 食い意地を発揮してケーキ屋さんを目指していた幼少期。 夢を目標っていい出して教師を目指していた高校生の頃。

        -08-さようなら、30歳の恋。お気持ち汲み取りマシーンは卒業👏

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        • アラサーは丸山くんと恋に向き合いたい
          8本
        • デザイナーのゆるい葛藤とか
          12本
        • 恋愛思想つれづれ
          10本

        記事

          -06-夜道で繋いだ手に好きを詰めてみた

          丸山くんと金曜日の夜にご飯をした。 会うのは前に動物園に行った以来で。 実はお酒なんか飲まなくても丸山くんといるのが楽しいんだけど。 飲まないって宣言をするのもなんか違くてとりあえず行きたい居酒屋さんを予約して。 1軒目でご飯を食べて、おすすめの観光地をたくさん教えてもらって。ふだんは1聞いて1返ってくるのに珍しく1聞いて10返ってくるのがよっぽど思い入れあるんだなあってほっこりして。 次はバー行きたいなって話をしてお店を出た。 移動中服の裾つまんでみたりなんかして

          -06-夜道で繋いだ手に好きを詰めてみた

          未練に引っ張られてひとりで立てない夜を誰かに一緒にいてほしい

          できるなら一人でも立てるようになりたい。 例えばここでこんなことをひとりで泣きながら書くしかない夜。 1人が悲しくない人ならこんな感覚で眠れない夜を迎えることもないのにと思う。 あの人への未練はないのに、あの人といた毎日のあったたかった記憶への未練は消えない。 思い出だから美化してるわけでもなくて。 当時から当たり前みたいな顔してるこの毎日はいつかなくなるかもしれないって思ってたし。でも、なくならないかもしれないなって薄っぺらな希望を持って生きていた。 そんな曖昧

          未練に引っ張られてひとりで立てない夜を誰かに一緒にいてほしい

          「ちょっと良いと思う人」と出会うことなんて意外と少ないですよ

          マンガの中の名言だ。 目の前の好きと思う人のことに尻込みしそうになる瞬間、いつもこの言葉を思い出す。 別れたカレのことを思い出すときもこの言葉が浮かぶ。 「ちょっといい」って人って実はすごく厳密だ。 少なくとも悪くはないわけで。 なにかよくわからない自分の心の琴線か、細かい自分のフェチか、そういうものに合致する。 そのうえで自分の相手としていたらいいのにって一瞬でもかすめる。 「かっこいい人」「かわいい人」でもなくて、「ちょっといい」んだ。 見てるだけじゃなく

          「ちょっと良いと思う人」と出会うことなんて意外と少ないですよ

          -05-31歳にして占いで「冷静になれ」と説かれた話

          「あなた、考えすぎよ。」 31歳スタートの記念に占いに行ってみた。 去年の今頃、一人暮らししたてで死にたくて、体重は8kg少なかったころ一度行った占い師さんのところだ。 両手を見て話を聞いてくれる占い師さんだ。 右手は仕事や現在の努力で変えられること。 左手は運命や恋愛など思考のこと。 今回は丸山くんのことを相談しに行った。 何かを話し始める前に左手を見た占い師さんから 「手相のここすごい凹んでるわよ?!なんでそんなに今の自分に自信ないの?あなた素敵よ?」 と言われて

          -05-31歳にして占いで「冷静になれ」と説かれた話

          -04-「好き」と思うのは覚悟かもしれない

          この1週間、丸山くんに正直に話してもらったことを何回も反芻していた。 一緒にいるのは楽しい。でも恋かはよくわからない。 元カノのことがなんとなくちらつく。 未練がなくなるのがいつになるのかわからない。 ずっと一緒に居て恋愛になるかわからない。 でも離れがたくて、とりあえず一緒に楽しいことしてみることにした。 丸山くんに教えてもらったことを思い出すと、いろんな単語が浮かんで。でもよくわからなくて。 自分がどうしたらいいのかわからなかったから、友人何人かに聞いてみた。 一

          -04-「好き」と思うのは覚悟かもしれない

          -03-30歳だからじゃなくて、そもそも始められない恋だった

          5歳年下の丸山くんとの話第3弾です。 ぐだぐだと自分の生き方も恋愛も煮えきらない私の話はここに第1弾第2弾があります。。 昨日丸山くんとデートをして、とうとう私たちってなんだろうって話をした。 動物園に一緒に行って、焼いてったスコーン食べながらおしゃべりして、韓国料理を食べて、夜のお散歩をしてた。 とっても楽しい一日だったから。 朝から夜まで1日こんなに話してて一緒にいられるのに私じゃダメなのかなあともやもやしてきて、何かを話さないと丸山くんとなにも変わらない気になって、

          -03-30歳だからじゃなくて、そもそも始められない恋だった

          -02-30歳の私に恋は難しい

          これは私と丸山くんの、始まるか始まらないかもわからない関係の話第二弾です。 第一弾 私と5歳下の丸山くん(仮)は出会って早くも3ヶ月経つ。 毎日LINEをしている、電話も何回かしている、お出かけもしている(デートというのは恥ずかしい)、でも進展しない。笑 私は動けないし、丸山くんからも決定的ななにかはない。つかず離れず、21℃の陽気みたいな関係だ。 とうとう丸山くんを紹介してくれた知り合いが、私と丸山くんの関係にヤキモキしてお節介を起こした。 丸山くんに、「女の人

          -02-30歳の私に恋は難しい

          -01-25歳の丸山くんと恋愛を始められる自信がない

          「ねえ、丸山くんどう?」 友達と会話の切れ目によく聞かれる。 丸山くん(仮名)は2ヶ月前に友達に紹介してもらった男性だ。 25歳、社会人2年目、背が高くて、ずっとスポーツをやっていて、ちょっと控えめで、でも深掘りすると面白い。 あとは、友達から「どう?」と聞かれた時、毎回いい感じに返せない。 そんな人だ。 もうすぐ31歳になる自分が5歳下の丸山くんをどう思っていいのか、なんかずっと引っかかってしまってむずかしい。 丸山くんとは紹介されてから2ヶ月間で4回くらい会っていて

          -01-25歳の丸山くんと恋愛を始められる自信がない

          4年ぶりに独り身のクリスマスをすごしたけどね

          4年ぶりに独り身でクリスマスを迎えるけど、さみしくないことにびっくりした。 ひとりで迎えることが懐かしすぎてもはやどう過ごしていたか思い出せなかった。 別れてから色々ありすぎたせいで残念ながら去年のクリスマスの思い出とか思い出せない。多分つらすぎて気持ちが記憶を消したんだと思う。 はじめて付き合ったクリスマスにピースケーキを買って動画を撮ったことだけは覚えている。 その時に初めて、私たちは私たちだけに伝わる感覚で共感をしたり楽しんだりしていけばいいんだって思った。

          4年ぶりに独り身のクリスマスをすごしたけどね

          人生ゲームは大切なものを作ったら負けなのかもしれない

          誰かと過ごした時間がどうしようもなく懐かしくて、どうして今ここに私はひとりでいるのか訳が分からないくらい悲しくなることがある。 この悲しさを愛おしさと言っていいんだとしたら、すごくすごく私は元カレを愛おしく思っていた。 今はどうなのかわからない。確信できるほど彼が生活にいないからだ。 でも今でも幸せであってほしいって思うし、ふりかかるすべての苦労は報われて欲しいし、求められたら彼の眼の前に出てくるであろう障害の全部を一緒に取り除いてあげたくなるとは思う。 彼と付き合っ

          人生ゲームは大切なものを作ったら負けなのかもしれない

          繊細じゃない人にも眠れない夜はあるの?

          お酒を飲みながら自分を反芻すると、我ながら心配性で泣き虫、繊細な方だと思う。 別にいいやとか、どうにかなるし、なんて経験で知っていても簡単に夜は眠れなくなったり辛くて涙が出ることがある。 我ながら「そんなことで?!」って思うことでひとりほろほろ泣いていたりすることがある。 たとえば、後輩ちゃんにベストプラクティスを提示したかったのにだめだったとか。 夢に元カレが出てきて一緒にイルミネーション見てたとか。 その程度のことだ。 心配性もこの年になったから外に出さないでひ

          繊細じゃない人にも眠れない夜はあるの?

          赤いニットを堂々と着たい

          洋服が好きだ。 なにかをテーマに合わせてコーディネートすることがそもそも好きだ。 部屋は北欧っぽくまとめたいし、メイクは出かける場所によってさじ加減を変えるし、服は出かける場所とか会う人によって変えている。 人と付き合っていたときには、髪型も服装も靴も好みを聞いて参考にしてた。 「かわいいね」「似合うね」って褒められたくてたくさん合わせてた。 いわゆる「彼氏ウケ」の良いコーデをすることが私は全然嫌じゃなかった。下着から髪の長さと色、服を選ぶ時の方向性に生地まで参考にして

          赤いニットを堂々と着たい