#うつ病
どのタイミングでカウンセリングを利用するか
先日のお客様。
この方は30代女性、2年ほど継続してカウンセリングをご利用頂いています。
アダルトチルドレンを自覚されており、当初は1週間~10日ほどの感覚で利用されていましたが、最近は1~2ヶ月に1回くらいの頻度になるまで精神的に安定されて来ています。
このお客様と先日のカウンセリングで、これまでの自身のココロの変化などについて振り返りをしていたのですが、その際にこんなお話をされました。
(
そろそろ「うつ」の季節
新年度が始まって最初の一週間が終わります。
緊張から解放されて、疲れが出ている方も多いのではないでしょうか?
それは同時に「うつ」を訴える方が増えてくる時期でもあります。
何となく やる気が出ないんです…
お客様からのこんな訴えが増えてくるんですね。
気候的には少しづつ暖かくなって来て、希望に胸を膨らませている人もいる中、そういった環境や人間関係になかなか馴染めず、これまで興味があった事に興味
不安を払しょく出来たら
不安になるって嫌なモノですよね?
けど、常にココロの中に在る。
それが「不安」です。
特にこの3年というモノ、世の中のあらゆるところに不安が蔓延しているような、閉塞感を感じるような、何とも言えない空気が漂っているように思います。
今はそれが少しづつ解放されて来ている部分もありますけど、それでもまだまだ外的な不安要素は残っています。
出来ることなら不安を感じることなく、日々を過ごしたいモノ。
け
どうしたら良いか分からない…そんな時は
うつ病とか適応障がいといった「ココロの病」に罹っている人って、突然「どうしよう、どうしたら良い?」って焦ってしまうことがあります。
(私もそうでした)
いわゆる「漠然とした不安」というモノなんですけど、そうなるきっかけとかってよく分からないんです。
この「漠然とした不安」って常に感じている方も居れば、突然襲われるという方も居ます。
不安の元が何なのかよく分からないため、何をどうすれば良いのか分か
本来の「心理カウンセリング」とは
日本では「心理カウンセリング」が浸透していない、とこれまで何度かお伝えしてきました。
これは日本を含めアジア圏の「我慢・清貧が美徳」といった精神論のようなモノがあることで、自分の悩みや不安などを他人に話すのは恥ずかしいこと、情けないことといったイメージがあることからこのような状況が作り出されていると考えています。
今は少しづつ減っては来ているようですが私が子供の頃は、何でも根性論や精神論で片付け
ココロの病 どう向き合う?
カウンセリングを受けに来られるお客様の中には、うつ病などココロの病がなかなか良くならずもう10年近く通院を続けている方も少なくありません。
もうこうなると「病から回復」するのではなく「病とうまく付き合い」続ける、という感覚になっている方も多いんです。
先日来られたお客様も初めて「うつ病」と診断されたのは高校時代、そこから良くなったり悪くなったりを繰り返しながら30年以上を過ごされてきたそうです。
冬に向けてココロの病対策
朝晩と日中の気温差が大きくなってきました。
秋も深まって来て冬に向かう今日この頃、うつ病などココロの病を患う方、そこまでは行っていないけど普段からうつっぽい方にはよりつらさが増す時期になって来ました。
周りは年末に向けて忙しくしているというのに、私は…
とか
その忙しさの中で「つらい」の一言が言えず無理して我慢している人。
この「我慢」が「うつ病」へと導き、悪化させます。
うつ病からの回復で言
ココロの病からの快復とは
「うつ病は薬さえ飲んでおけば治る」と思っている人が多い
これはカウンセラーやセラピスト、メンタルヘルスに関わる方々の間では共通認識となっているようですけど、医師も含めて一般的にはあまり知られていないようです。
うつ病や不安障がい、適応障がいといったココロの病は薬を飲んでいるだけでは回復出来ません。
ごく初期の抑うつ状態の頃であれば、投薬だけで回復出来る場合もありますけど、その状態で病院に行く人
カウンセリングの効果
日本ではまだまだ、心理カウンセリングへのハードルが高いということはこれまでにもお伝えしてきました。
カウンセリングに来られる方の多くはココロの病がかなり進行していたり、悩みや不安が相当に深くなってやっと来る、という感じなのでそこからの回復はかなりの時間を要します。
一方でそういう方は「カウンセリングを受ければ何とかなるだろう」と思われているのですが、すぐにココロの変化などを感じられることは少な