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#23★あなたが安心して感情と本音を出せる場所はここにある(親子の会話)

「うらやましくてしょうがない」
「〇〇してくれないのが悲しい」
「私はしてあげたのに!△△ちゃんはしてくれない!」

たくさん悩んで、
悲しんで、怒って、羨んでいい。

大丈夫。
あなたが安心して感情と本音を出せる場所はここにあるから。

外でたくさん葛藤しておいで。

#家族にいま思うこと

ふと、𝕏(旧Twitter)でこんなことを呟いた。

これは日頃、私が家族に対して感じていることだ。


今日も、小6の長女が人間関係の悩みを打ち明けてくれた。

仲良しのお友達の態度に傷つき、寂しさを感じ、怒っていた。

帰宅した時からいつもと様子が違うなと感じていたけれど、彼女のタイミングで話してくれるのを待った。

「話したくないのなら、無理に言葉にしなくてもいい。話したいと思ったら、いつでも聞くよ。」

それが我が家のスタンスだ。

長女は、しばらく口をへの字にしたまま過ごしていたけれど、夕飯の時に、現状と心境を伝えてくれた。

「あー…。そりゃ傷つくよなぁ。」
「そっか。寂しかったんか。」
「おめぇ、ふざけんなっ!!!(芸人のカミナリ風に)って心の中で言ってやれぃ!!!」

話を聞きながら私がそうやって相槌を打っていると、長女の表情はだんだんとスッキリ、晴れやかになっていった。

傷ついていい。
寂しがっていい。
悲しんでいい。
ムカついていい。
腹が立っていい。
羨んでいい。
文句言いたくなっていい。

どの感情も、感じていいし、許可していい


逆に、

「傷ついているのに平気なフリをする」とか、
「腹が立っているのに言っちゃいけない」とか、
「寂しいのに笑って強がる」とか、

そうやって自分の感情を出さずにしまいこんだり、無かったことにしてしまうと、後からドロドロで異臭を放つ不満が蓄積されていくのだ。

(これは私自身も経験してきたし、そんな蓄積された不満を抱え続けてきた人を何人も見てきたからこそ感じることだ。)


ひととおり感情を吐き出した長女に、ひとつの考え方を伝えた。

誰かに怒りたくなることってね、自分にとっては当たり前に出来る得意なことだったりするんだよね。」と。

すると、長女は冷静に考え始めた。

「じゃあ、私は『人の話を聴くのが得意』ってことなのかな。」

「そうだね。長女ちゃんは人の話を最後まで聞いてあげることができるよね。その上で、自分の感じたことも伝えられる。否定しないで聞いて、相手を応援することが出来る。それは才能なんだとママは思うよ。」

そう伝えると、長女は少しハッとした顔をしてから、なんだか照れくさそうに笑った。

「そっかぁ…。なんかさ、自分の話ばっかりして人の話聞かない子も結構いるなぁって思ってたんだよね。いっつも私が聞き役なんだもん。でも、相手が『してくれない』んじゃなくて、私が『できる』んだね。」

自分にとって当たり前にできることは、つい他者もできると思ってしまう

これは大人でもあるんじゃないかな。


そんな話を踏まえた上で、

「じゃあ、みんなはどんな友達がいたらいいなって思う?どんな子とお友達になりたい?どんな関係でいたい?」

と、こどもたち3人に聞いてみた。

小6の長女は
「話を聴いてくれて、趣味が似てて、一緒にふざけられて~、かわいくて~、オシャレで~…」
とワクワクしながら話してくれた。

私「わっ!!はいはいっ!!もういるじゃん!それママじゃん!ほら、一緒にふざけられて~、聴き上手で~、かわいくて~…」

娘「へぇ?(笑)自分で言うなし!!!」

と、いうくだりは置いといて…。笑

小4の次女は
「んー、どんな子?今のままでいいかな。友達みんな好きだし。」
と飄々と答えてくれた。

(次女ちゃんは友達多いし、特別仲良しな子もいるし、ケンカしても仲直りするのが上手なんだよなぁ。今度彼女から人間関係を楽しむ秘訣を学んでみようかな。)

末っ子長男の5歳息子は
「いじわる言わない子!やさしい子!僕と遊びたいって言ってくれる子!」
と語気強めに伝えてくれた。

(息子くんにいじわる言ってくる子がいるんだなぁ。遊びたいって言ってくれる子がいないって話もしていたもんなぁ。またゆっくり息子くんとの時間も取ろう。)


三者三様に答えが違って面白かった。

そして、それぞれの理想や願望を、自分の言葉で宣言できたのだから、もう叶うことは間違いない。

描けたことや言語化できたことは、叶うのだ。


とはいえ、きっとこれからもいろんな出来事が起こるだろう。

それでも、大丈夫

あなた達が安心して感情と本音を出せる場所は、ずっとここにあるから

外でたくさん葛藤しておいで。


やっぱりこの想いを胸に、明日からも子育てと向き合っていこうと思う。


ちなみにね、私がこういう風に心から想えるようになったのは、私自身がそやって人に受け入れてもらった経験をさせてもらえたから。

このお話はまた今度!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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