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瑞野蒼人、wework契約への道。 #社会人

皆さんは「wework」をご存知かしら。

世界各地に展開しているコワーキングスペース提供の第一人者ともいうべき企業で、以前、この会社にソフトバンクが出資したことでも話題となっていました。知っている方は知っている、って感じじゃないでしょうか?

で、私瑞野、ちょうど先日この「wework」に潜入してきました。たまたまお得意先とのミーティングがこの場所に設定されていて、ラッキー!コワーキングスペース初体験だ!とちょっとテンションはプチ上がり。行く3日前ぐらいからもうワクワクしてました。

というわけで、上司と大阪にある某weworkへ。

エレベーターとエスカレーターを乗り継いで上層階の受付へ行きます。というかもうこの時点で全然私の日常と違うんだけど。オフィスに行くためにエレベーターを乗り継ぐっていう思考がまずないよこちとら。

こんな感じ。ぎょえー。

で、スペースの中はもう凄かったです。
もう見てる世界が全く違う。

会議室やワークスペースのあちこちにアートが飾られてたり、配管剥き出しの洒落た天井だったり、畳敷のスペースもあるという自由さ。もちろん基本フリーアドレス。どこで仕事しようが構ったことじゃないのです。

1人一つのデスクを陣取ってずっと同じ場所でパソコンをカタカタ打ってるなんて古臭い。今や毎日場所を変えて気分も変えて、思考を活性化させる時代だぜ?って(ソフトバンクの)孫さんから言われたような気がしました。確かにこの空間にいたらいくらでもクリエイティブなこと思いつきそう。うん。

「この場所にはとてもウィンドウズ持っていけねぇ」「Macを持って来ればよかったね」なんて爆笑しながら上司と話してました。いや、本当にみんな揃いも揃ってMac Book使ってますからね。

ついでに言えばネクタイ締めてる人ゼロ。
スーツ着てる人もほぼゼロ。
なんか長袖Tシャツで働いてるし。ラフすぎる。
スーツで来たわしら超浮いてた。

それから、キャッシュレス決済ですぐに買えるおやつコーナーとか、ドリンクバーもあるんですよ。いやいや瑞野さん、どうせソフトドリンクだけでしょ?ってお思いの方。違います。なんとビールもあるんです。おしゃれなホワイトビールとプレモル両方飲めます。飲み放題。

私はお言葉に甘えて3杯もいただきました。
あ、もちろんミーティング終わってからですよ。

プレモルがうめぇ。

なんつー福利厚生の手厚さ。ここに入居してる企業はなんぼのもんじゃいって感じでしょうね(意味不明)。お陰様で”Business”の話も弾み、私は次へのやる気をたぎらせて家路につきました。

でも、その帰り道私はすっごいぐらい
世の中の真理に辿り着いちゃったといいますか。
帰りの電車の中でね、こう思っちゃったんですよ。

毎日同じオフィスに居ようが、コワーキングスペースでフリーに滞在していようが、みんなやってることはただの「労働」なんですよね。それが、固定された場所なのかそうでないのか。あるいは、手厚いサービスが付いているのか、優れた仲間からのフィードバックがすぐに受けられる環境なのか、その違いぐらい。

そう思ったらどうだ。
人間が急に誰しも等しく思えてこないか。

どんだけクリエイティブ思考で優れてようが、職場でチャラチャラ生きてようが、みんな結局、労働とは付かず離れず。労働から完全に切り離されて生きることはできないんだな、っていうこの世の摂理?みたいなものが透けて見えた気がして急に笑えてきました。

まあ、それだけのことなんですがね。
だからどうしたと言われれば、返す言葉もなく。

まあともあれ、こんな場所でnote書いて過ごせたら楽しいだろうなーという気持ちもあったので、将来文筆家として大成したらweworkを職場として契約しようかなと検討しております。えっ?月(ピーー)万円もすんの?

うーん・・・万年筆折れるほど描かなきゃ無理。
wework契約の日は、まだまだ遠い。



おしまい。



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